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つれづれなるままに・・・雑感を

アルゴンキン州立公園

2010-12-21 21:15:27 | 旅日記


アルゴンキン州立公園の広さは総面積7,630km²。
静岡県7,780.38km²や宮崎県7,735.96km²くらいのイメージでしょうか。
東京都が3つ入るくらいの大きさだそうです。
木々に覆われた森林地帯と大小の湖が網の目のように広がる沼地地帯とそれらを結ぶ
長い水路、野生動物にとっては楽園ですね。私も湖の景色を楽しみながら、外でお昼
お弁当を食べたのですが、気持ちのよい風を受けながら清清しい気分になりました。
全身が揉み解されるされるような心地よいひとときでした。
アウトドア・アクティビティが盛んで、ハイキング、魚釣り、サイクリング、キャンプなど
四季折々に楽しめます。全長2,000kmにも渡るカヌールートや1泊以上が必要な全長140kmの
3つのバックパッキングレイルでは公園奥地の雄大な景色や野生動物を目撃するチャンスが
楽しめたり、真冬でもキャンプ生活が楽しめる『ヤート』があったり。


3つのバックパッキングレイル以外にも園内には14本の日帰りトレイルがあって、そのひとつを
ハイキングしました。案内板の下には地図の載った小冊子が設置されていました。
このコースはルックアウト(1.9km 平均所要時間1時間)で見所はアルゴンキンの森を一望
できる展望と地質学だそうです。40分くらいで戻ってきました。

かろうじて紅葉も楽しみながら小道を登りきると・・・

元々手付かずの大自然だったわけではなく、1830年代から木材伐採が行われ、公園が設立
された1893年にはほとんどの末の大木は姿を消し、自然発火による森林火災で広大な地域が
焼け野原になってしまったり、1896年には鉄道も開通し公園内を列車が走っていたのだそうです。
現在も厳重な森林保護政策の下、公園全域の3/4にあたる伐採許可地で伐採は続けられているそうです。

公園内にはムース(ヘラジカ)やオジロジカなどの動物が生息しており、ハイキングの後に寄った
アルゴンキン・ビジターセンターでは“誰がどこで何時頃 何を見かけたか”目撃情報がホワイト
ボードに書かれていました。
センターでは公園の自然や歴史について様々な展示がされていました。普段は園内パトロール
などで不在がちの日本人スタッフがたまたまセンターにいらっしゃったので、動物たちのある
べき姿を維持するために取り組んでいることなどの説明を伺うことが出来ました。

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