ちょっとだけ良い事

2009-12-20 00:22:55 | Weblog
12月と言えば、クリスマスだ!年末年始の長い連休だ!そして、不景気の影響で額は下がってるがボーナスだ!
そして、3年以上契約社員として務めた私にもボーナスらしきものが存在した。だが、ぶっちゃけその金額は私が一日働いてちょいと残業すれば、普通に辿れる金額であって・・・・恥ずかしくて誰にもボーナスもらったわ♪って自慢する気になんかなれない金額だった。ボーナスで新しいテレビを買うなんて、パソコンを買うなんて私には夢の話で、ボーナスの明細書を見て鼻で笑わないで仕事を続けることが「あるだけでありがたい」と思いたい私の精一杯の努力だった。
プーさんが正社員として約半年勤めてる地獄会社(←プーさんの表現)はボーナスはあるらしいが、その金額というのはピンから限まででプーさんが社員から耳打ちされた額は千円単位の額でまったく期待対象になりそうもなかった。
プー「千円単位のボーナスがあるとしたら、俺・・・契約社員のお前より少ないことになるよね・・・馬鹿みたい・・・」
私 「まあ・・勤めてまだ半年だと言うのに、もらえるだけでありがたいって・・」
プー「そうかも知れないけどさ・・・でも、俺 僕のボーナスって五千円くらいですかねぇってチラっと聞いてみたら、君は桁が一つ多いから大丈夫だよって言われたんだよね。」
私 「それって!五万ってこと!?」
プー「・・・0が一つ多いって言われたわけじゃないんだよ・・・桁だよ・・桁・・・」
私 「あぁ・・・ってことは1万とかありえるわな。。。1万も5千よりは桁は確かに一つ多いからな・・・」
プー「あぁ辞めたいなあ・・こんなクソ会社!」
私 「1年経ってないのにもらえるだけでマシじゃん・・・当初の予定では今年ボーナスもらえるなんて考えてもいなかったしさぁ。ま、元気出しなよ。」
これで、今年の二人のボーナスはまったく期待できそうもなく、多分さり気なく家計を支える金としてサラっとどこかに流れてしまう金になることが目に見えた。
まとまった金が見てぇ~
もうウン十万とか夢みないから、せめてウン万円でいいからさぁ~
私の少ないボーナスは夏にもらったボーナスから更に額が下がり、びっくりし過ぎて体が凍りつきそうだった。テンションは更にダウン。
プーさんのボーナスも当てになりそうもなく、今年は見事に冴えない年だったなと自分の中で一年を振り返ってた。
こんな冴えない年は今年だけにして、来年はどうか良い年でありますように・・・とどこかの誰かに祈ってみる。
プーさんからメールがきた。どこかのサイトのURLが貼られていて、1時間後に着くからそこに電話して! という文字しかない。
私は理解に苦しみながら、貼られたサイトを開いてみたら、そこは美味しい+ボチボチ高い+だから混みまくりの鍋屋で、ここに食べに行く気満々な態度に一瞬腹が立った。だからよ!うちには金がねぇって言ってるだろ!馬鹿野郎!
むかついた心境をメールで返そうと思った瞬間、待てよ・・・と思った。
あ!ボーナスもらったんだな!いったいいくらもらってこんな行く気になってるんだ!と思い、自分の財布の中身を確認した。珍しくプーさんの口座のカードがちゃんと財布に入っていたので、私は近くのコンビニで残高を確認した。
確認したところ、なんだぁー1万チョイかぁ・・・ま、5千よりマシだなぁ・・
たかが、1万チョイで鍋屋行ったら、すぐ無くなるかむしろ気ぃ抜いたら足りないかも知れないというのに・・・
あれ!点の場所がなんかおかしい・・
10,000の場合はこんな感じで・・・ 100,000の場合はこんな感じだから・・・
えぇえええええ!!!
1万数千円と思った金額は見間違いで、十数万だった。
おぉおおおお!やってくれるじゃないか!!!!
私はやっとその鍋屋に電話する気になり、電話で予約を取ろうとしたら、店は満員で予約が取れなかった。
駅で待ち合わせしたプーさんに予約が取れなかったことを伝えたら、もっ!だから急いでってメールしたのにっ!と不満をこぼされた。
私 「あんた・・・何がウン千円だよ・・・十万以上もらってんじゃん!」
プー「えぇ!口座見たの???」
私 「当たり前じゃん!ま、よかったね!」
プー「もっ!もらったの3万円って嘘つこうと思ったのにぃ・・・何で勝手に見るんだよぉお!」
私 「見るに決まってんじゃん!金ないのに鍋屋行く気満々だし、おかしいでしょ!そりゃ見るわ!」
プー「あぁあ・・・勝手に見やがって!」
私 「うるさいなぁ、誰が安月給でやりくりしてると思ってんだよ!美味しいとこだけ持ってこうとするんじゃないよ!」
プー「ま、いいや。とりあえずどこか飲みに行こう。」
プーさんが見つけた高そうな居酒屋に足を運ぶことになり、私達は生まれて初めてのどぐろという魚を口にした。普通の居酒屋より、少々高めの店で、店内は落ち着きもあり、財布にゆとりもありそうな客ばかりだった。
よくよく店のメニューに目を通してみると、中に値段が不明な「時価」という文字を見つけ、私は食べてみたい好奇心よりも、時価の金額に恐怖を感じそのメニューを避け、つまみを頼んだ。
その日は居酒屋+カラオケに出かけ、ベロンベロンになり、綺麗に3万円をばらまいてきた。
金を気にせず(時価は除く)、金を使ったのはもう本当に久しぶりで
本当はこんなときこそもっと大事に使うべきなんだろうけど
なんだかすっきりしてしまったのだ。
あとは母親に1万円ほど小遣いをやり、プーさんが欲しがっていたカメラを購入し、今は残りわずか。
つまらない年だと思っていた今年最後あたりに少しばかりまったく期待もしなかった良い事があり本当に幸せだった。
しかし、金が減るのは見事に早い。
もう来年の夏のプーさんのボーナスが楽しみだが、本人いわく来年の夏まで今の会社にいるかわからないと相変わらずつまらないことを言っている。

ぴあの

2009-12-05 23:14:16 | Weblog
今年から、ピアノを始めた。
元々ピアノが弾けるプーさんに根掘り葉掘り教わりながら、順調に私のピアノ演奏は上達する予定だったが・・・
プーさんはほとんど私の事を放置し、たまに私が弾く音を聞いてはけなす一方だった。
「音が雑!」
「なんかリズムが変!」
「もう、聞きあきたぁあ・・」
3ヶ月もかけて、一曲マスターするという目標も月光の曲の練習から計画が狂いまくった。驚くほど月光が進まなく、指使いが苦手で悪戦苦闘の日々。
おかげでピアノの練習が途切れ途切れになり、選曲を変えようかと悩んだ。
変えるのもなんだか癪だし・・・変えた曲が順調に進むかどうかもわからないし・・・やっぱ今更ピアノは無理なのかなと悩んだ。
月光はやっと楽譜の3分の1クリア。いったいどれくらいかかってるんだ。半年近くで3分の1のクリアだとしたら、全部弾けるには単純に計算しても1年半だ・・・
でも、よくよく考えてみると私は生涯で一曲だけでもピアノが弾けたらいいなぁと思った謙虚な心も持ち主だったのだ。別にプロを目指してる訳でもないのに何を焦ってるんだか・・・そこで今の上達っプリを参考に来年までに月光をマスターしようと目標が変わった。
私のピアノの音は酷いし、リズムも狂ってるが私は下手な自分のピアノの音も好きなので全然続けることが嫌じゃない。だから、おばあちゃんになるまでだらだらとピアノを続けていきたいと思う。