青空に誘われる山の旅

宮城県々南の田舎町から、天気の良い日に日帰りで登った山の記録を中心に綴っています。

月山(2015)

2015-07-15 11:39:05 | 山歩き

日  時 :2015年7月12日(日曜日) 晴れ

場  所 :月山(1984M)がっさん 三角点名:月山(一等三角点1979.82M) 別称:犂牛くろうし

      山形県西村山郡西川町志津月山姥沢

パーティ :4名(自家用車1台)

月   山 :月山は山形県のほぼ中央部に位置し、世界でも珍しい半円形のアスピーテ型火山で、磐梯朝日国立公園の特別区域に指定されている。山頂には月山神社が鎮座し、湯殿山ゆどのさん、羽黒山はぐろさんと共に出羽でわ三山のひとつに数えられ、古くから山岳信仰の聖地として栄えて来た。月山神社が山頂にあるため、三角点は頂上より低い位置に建てられている。

 

コースとタイム(山行形態:一部周回登山 活動時間 7:25 活動距離:10.61㌔ 高低差:783㍍)

      姥沢うばさわ駐車場(7:30)→ 月山リフト乗り場(7:50)→  リフト移動 → リフト上駅(8:10~8:20)→ 姥ヶ岳うばがたけ1669.7㍍(8:50~9:05)→ 牛首うしくび(10:00)→ 月山神社手前(11:00~11:45 ランチタイム)→ 月山(三角点と神社11:55~12:25)→ 牛首(13:15)→ リフト乗り場手前(15:00)→ 姥沢駐車場(15:20)

当日の月山案内図(赤破線が辿った道

 

 

 

休日とも重なり県外ナンバーの車が多い姥沢駐車場

駐車場を後にリフト乗り場へと向かう登山者

姥ヶ岳分岐から朝日連峰を振り返る

姥ヶ岳を目指し雪渓を登る

春と夏の花々が咲き乱れる姥ヶ岳山頂

姥ヶ岳山頂より望む湯殿山ゆどのさん1500㍍(尾根続き左奥が頂上)

山頂より微かに望む鳥海山ちょうかいさん2236㍍

爽やかな風 を受け大展望の広がる稜線歩き

柴灯森さいとうもり西斜面に広がるお花畑

木道から石畳の登山道へと変わる

涼しい風の吹く雪渓歩き

岩と石の坂道へと変わる

辿って来た道を振り返る

鍛冶月光かじがっこうと呼ばれるきつい登りが続く

山頂稜線手前の急な上り坂

最高地点に建つ月山神社

月山神社周辺でくつろぐ登山者

月山神社東側から望む村山葉山むらやまはやま1461.7㍍

登山者で賑わう三角点標石(一等三角点)の建つ月山山頂

山頂より望む月山八合目へと続く主稜線

月山最高地点に建つ月山神社入口(ここから先は撮影禁止)

牛首を目指し滑り易いガレ場を慎重に下る

牛首からは長い長い雪渓の下りが続きました

良く整備された牛首下へと続く登山道

名水と呼ばれる幾つかの沢水に出合う尾根歩き

森林限界最終地点から月山の山頂を振り返る

 

 

 

◆当日出逢った印象的な花々◆

リュウキンカ・クチバシシオガマ・ヤマガラシ・モミジカラマツ

   

ヨツバシオガマ・ミヤマリンドウ・ミヤマキンポウゲ・ミツバオウレン

   

ミヤマキンバイ・トウゲブキ・マルバシモツケ・ヒナザクラ

   

ヒナウスユキソウ・ハナニガナ・ハクサンフウロ・ハクサンハタザオ

   

ハクサンチドリ・ハクサンシャクナゲ・ハクサンイチゲ・ノビネチドリ

   

ノウゴウイチゴ・ニッコウキスゲ・トキソウ・ツボスミレ

   

チングルマ・タムシバ・タカネスミレ・タカネアオヤギソウ

   

ダイモンジソウ・ショウジョウバカマ・コバイケイソウ・ゴゼンタチバナ

   

コシジオウレン・クモマニガナ・クマノミズキ・オオバミゾホオヅキ

   

オオバキスミレ・エゾノツガザクラ・ウラジロヨウラク・タテヤマウツボグサ

   

ウサギギク・イワガラミ・イワカガミ・イワオトギリソウ

   

イワイチョウ・アズマシャクナゲ・ウゴアザミ・アカモノ

   

アオノツガザクラ・ハクサンシャクナゲ

 

 

 

 

当日の様子

山形自動車道も笹谷トンネルを抜けると間もなく、月山が青空に奇麗に浮かんで見えていました。姥沢駐車場の朝は忙しく、夏スキーを楽しむ若者と下界の暑さをよそに 夏山登山を楽しむ人々で、賑わいを見せていました。駐車場を後に、既に営業中の月山リフト(普段は午前八時から営業中)利用による楽々登山に胸が高鳴ります。リフト上駅 姥ヶ岳休憩所内の御宮で 登山の安全を祈願し、のんびりと緩やかな坂道を登って行きます。気持ち良い風を受け 姥ヶ岳へと続く雪渓の滑り易い坂道を慎重にゆっくりと登ります。やがて展望の開けた姥ヶ岳山頂へと到着、オーーォ!ヒナウスユキソウにウサギギク、ミヤマリンドウにヒナザクラ、もう!たまりません、広々とした山頂は素晴らしい天空の花園です。山頂で花と展望を楽しんだ後、雄大に聳える大きな月山を正面に、眺望と登山道脇に咲く花々を楽しみながら、木道から石畳の登山道を進んで行きます。牛首を過ぎた辺りからは登山者の数もドンドン増え、山頂稜線上は大勢の登山者で賑わっていました。山頂稜線に咲くミヤマキンバイとキンポウゲの黄色の花が特に印象的で、クロユリは既に花も終わり しわがれの花になっていました。三角点の有る山頂を後に月山神社に立寄り、牛首へと往時を辿ります。牛首からは長い々雪渓が続き、牛首下を過ぎると左側が谷となったトラバースの道へと変わります。所々休憩に持って来いの名水場に助けられ、無事リフト乗り場手前へと下りて来ました。気の合った山仲間と、心地良い疲労感、今回も大満足の山歩きとなりました。

 

過去の記録:2011年

 

 

往時(片道 ≒ 110㎞)

山仲間宅出発(5:30)→国道4→県道14→村田IC 東北自動車道→村田JCT 山形自動車道→月山IC→国道112→県道114→姥沢駐車場(7:20) 時間には途中の朝食休憩含む

 

 

 

 



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