マチルダのつぶ

日々感じ思うことを正直に書くのが目的であります。

2009-11-08 22:21:42

2009-11-08 | 芝居
舞台観てきた。
本日最終日。


おんな三人。

素に近い状態の軽いガールズトークから始まって、それぞれの役と俳優がポイントポイントで重なる。

役はメディアとオフィーリアと阿部定。
俳優は山の手の看板三人。
重鎮です。
これ聞いただけで、すごい組み合わせだと胸が躍る。


恋して添い遂げたい、だけどなかなかうまくいかないんだよねー。なんて言っていて、
恋に陥ち幸せも束の間、すれ違いや心変わり、自分だけのものにしたいという気持ちから、歯車が狂い、乱れ、最後は罪を犯す三人。

終盤はその心情をそれぞれの女が独白。
四畳半(山の手の型)で吐露。


狂気に満ちもはや手の付けられない女達ですが、不思議なことに女という生き物の儚さや哀しさ、愛らしさを感じます。

これは冒頭から何度か重ねられているガールズトークが下敷きにあるからでしょう。
う、うまい。
ほんっと、造りがうまい。

唯一の男、S水氏の暴走も大爆笑であった。


しかし私はM智子さんが大好きなのですよ。
去年、本公演の際に色々接する機会がありまして、なんて、なんて素敵な人なんだー!大好きだ~ って感じで。
大体男らしい方なんですが、オッサン入る時もありますが、懐の深い女性です。

今回は阿部定を演じられました。

観る前からイメージにピッタリだと思っていたのですが、やはりね。
私の思い描いていた阿部定を演じられていました。
いや、それ以上です。

さ、さすがや。
惚れ直しました。
あの美しさは一体なんでしょう。
かくありたい、と唸る私でありました。


夜は自分の稽古だが時間があったので、一時間半ほど考えをまとめながら歩いた。

あと二週間です。
ふふ。
色々動いてきました。

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