老後の日々

果物に野菜作り等、
今では趣味にして気間々にやっています。

自分の顔は人に見せるために在る。

2008年12月30日 | Weblog

最近本好きの方との出会いがあって、県立図書館によく一緒に行くようになったんです。慣れない者が、広い図書館で、

なを限られた時間に、読める本を見つけるのは大変でもあるんです。しかしこの方はいつも十冊は借って帰ります。

それを返しに行くとき内容を聞かしていただき、この方が返したものをその場で借りてきたりします。時間の節約にもなるし、

20日程で10冊読んでる人ですから、本を選ぶのもうまいです。今日はお正月も控えていますので、この本の一部をそのまま

紹介したいと思います。得するしぐさ、だめなしぐさと言う中で「ああ、いい感じの人だな」「誠実で真面目そうな人だな」・・・

などその人の第一印象、ほとんどの場合は「顔」で決定される。「なんか、冷たそうで、いやな感じの人」

「不機嫌でどこか暗そうな性格の人」などと言うマイナスの印象もまた「顔」で判断されることが多い。


考えてみれば、「乱暴な話だが」人が人を判断するときには、案外、「見た目」を重要視しているもので、

相手の顔を見て「ああ、あの人はと・・・」と判断して再会の約束をしたり、二度と会わなかったり・・・

皆さん心当たりないでしょうか。あの人はこうだ。すでに心の中でわかったような気になっている。特に初対面の出会いでは

判断の材料が「見た目」しかないのだから、そうやってその人が自分にとって「好ましい人か、好ましくない人が」

を決めてかかっている。それが言い悪いにかかわらず、顔には、その人を判断する情報が詰まっていると言う事だろう。

言うまでもないことだが、人と人との関係と言うのは、まず、「初対面」から始まるる。この第一階段がうまくいかない事には、

「二度と会うこともない」と言う結果が待っている。第一印象が大切と言うのはここのところで、二回目の出会いがある。


と言う状況を作る必要がある。初対面のときに、相手がこちらをジロリとねらんで小馬鹿にしたような態度をとったら・・・・

人から紹介されたとき、目をそらして、こちらを見ようともしなかったら、と想像してほしい。おそらく、あの人とは

「もう二度と会いたくない」と言う気持ちになるのではないだろうか。デキる人というのは、まず、第一印象の作り方がうまい。

初対面で、また会いたい、゜「次に会うのが楽しみ」と思わせるのがベストだが、「そうでなくても、冷たそうで、

いやな人だった」と言う印象を与えることのない人なのである。「とても明るくて好奇心の旺盛な人だったなぁ」

と言う印象が相手の心の中に生きている人と言えるでしょう。デキる人は、人との出会いを大切にする。

其の小さな「出会い」の積み重ねが、大きな仕事に化けて行く事を知っているからかもしれない。

何回も目を合わせて、好意を伝えていこう。

2008年12月30日 | Weblog

では、デキる人というのは「どのような顔」で人と会っているのか。まず、目の表情から見ていこう。初対面の人と出会ったときの、

自分の対応ぶりを思い返してほしい。Ⅰ、相手の顔や身体全体に目をやり、会話するときも、相手の目を見つめて話し、じっくり耳を傾ける。

2、どちらかというと、顔より、もらった名刺をじっと見て、会話するときも必要以上に相手の目を見たりしない。

3、初めての挨拶では相手の顔をよく観察するが、会話が始まったら、相手のネクタイのあたりをちらちらと目をやるようにしている。・・・・

相手の目を見つめると言うのは、普通は、「この人はどういう人なのか探ろう」とする心理の現れである。


また、目を合わせる回数の多い人は、相手への関心や好奇心が旺盛になっていると言える。これは恋人を思わず見つめてしまう好意に通じ、

「相手にも自分を見てほしい」と言う要求の現れである。目は好意のバロメータというのは、そういうわけだ。①、のように相手の話に

積極的に目を合わせていけば、それは「貴方の話に興味がありますよ」と言うプラスのメッセージを送っていることになる。こうなれば、

相手もまた「お返し」をしてくるのが普通で、「この人とまた会いたい」と思わせることができる。これは二回目の出会いにつながっていくから、

「得するしくさ」と言えよう。ただし目上の人にはやたらに目を向けているのに、目下の人や利害に関係ない相手には目を向けないような人は、

「権威に弱く、おべんじゃら使い」などと思われているかも知れないから注意しょう。目上の人に盛んに目を向けるのは、「自分のことを

覚えてもらいたい」「自分を気に入ってもらいたい」と言う心理の表れだからだ。②のような「振る舞い」をする人は、相手の人柄よりも、

あいての肩書や威光に興味を持つ人だろう。また買い物をするときでも、自分で見たり聞いたりしていいものを探すのではなく、

ブランド商品や「何百年の伝統」「新技術」と言ったコピーに引かれる傾向がある。人と人との関係よりも、物に興味がある人なのだろう。


③のタイブは、自分の直感やひらめきを大切にするタイブ。相手がどんな考えの人かと言う実際的なことより、第一印象の感覚で

「こういう人だ」と決め付けてしまう傾向があるので、なかなか話がかみ合わないことが多い。こちらの人格を誤解されているような気がして、

ちょっともどかしい気分にさせられる。もし、初対面の相手の態度が②や③だったら、貴方は、そんな人に、「ぜひ、また会いたい」

と思うでしょうか。やはり①のように、目を輝かせて聞いてくれる人に会いたくなるのではないでしょうか。「目」は、人と人とをつなげていく

武器といえるものだ。