百戦錬磨を目指す日記

140文字じゃ表せない乙女ゲーやアニメの感想をぶちまけるブログ。ネタバレしかないので注意
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源九郎義経

2017-03-07 01:04:11 | 遙かなる時空の中で3
何度も涙しました。
仲間との絆、九郎のかっこよさ、主人公のかっこよさに。

九郎は源氏の将として源氏の武士の信頼を得ますが、それが目障りになってきた兄の頼朝さんに隙あらば殺されそうになります。
1度は官位を授かった時。頼朝さんに許可なくとったからというなんとも傲慢な理由で九郎さんは処刑されてしまいます……

次は還内府、将臣くんを逃した時。八葉と主人公みんなが捕えられてしまいます。
このとき、主人公は龍神の神子として鎌倉で舞えと言われます。簡単に言えば龍神の加護は京ではなく、龍神の神子が鎌倉を選んだことで加護は鎌倉に移ったぞーっていう宣言ですね。もちろん嫌がる主人公ですが仲間の命を引換にしてやるとか言うからやるしかないですよね。
主人公は舞います。「古のしづのをだまきくり返し昔を今になすよしもがな」「吉野山峰の白雪踏み分けて入にし人のあとぞ恋しき」なんて歌うんですよ!!!(どっちが先だったかは忘れた)
簡単に訳すと九郎を慕う恋の歌です。もちろん頼朝さんブチ切れ。殺されそうになるところに九郎登場!!
「俺の許嫁を取り返しに来た(要約)」と高らかに宣言、「なんで逃げなかったの!」と内心怒る主人公ですが、助けに来てくれて本当に嬉しかった……最高にかっこいい。
そして颯爽と主人公を連れ去ってくれます。そして仲間と落ち合う……ストーリーの流れが最高です。

ボスである荼枳尼天を倒して、元の世界に帰ります。その間、九郎は悩みます。今までいた世界から必要とされなくなったから逃げるように主人公のいた世界に行くことは正しいことなのか……と。
つまらんプライドは捨てろ!!!!!!
まあ最終的には主人公の世界に来てくれるんですけどね。弁慶さんも誘ったんですけど来てくれませんでした……この後どうなったのかな……きっと殺されるんじゃないかな……

好きなシーンは鵯越と壇ノ浦です。
鵯越での「俺に命を預けてくれるんだな」「はい」のやり取り最高にかっこよすぎだし、
壇ノ浦での背中を預けながら「名を挙げたい者はかかってこい!」「白龍の神子もいるよ。討ち取りに来たらどう?」とか敵に高らかに言い合うのも最高。

ただ、九郎は戦が無くなった時、いらない存在になります。頼もしい将としての顔と、ただの人間としての九郎の寂しそうな顔が……たまらなく辛くて涙が出ました。
だからエンディングで現代に来て幸せそうにしているのを見ると嬉しくなります。

追記 九郎は本当にいい人ですね。優しくて、芯が太くてブレなくて、一度信じた人を疑わず、味方を大切に思う、器の大きい人です。子供がそのまま大人になってしまったような純情さもそのまま彼の魅力ですね。

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