Malodheep

だんなとわたしとむすめっこふたり

進行

2010-08-15 | ニッチ
最近落ち着いていた容態。

主治医の先生にも
「お母さん、不死身かもね」と言われたほど。

少し前から始めた漢方がすごく効いて
腹水も胸水も溜まらなくなった。

足のむくみも劇的に良くなった。


まだ体力が付いていかないから・・・という理由で
抗がん剤はもう数ヶ月出来ていないけど
なんかこのまますごく良くなれるんじゃないの?なんて微かに思ったりもして。


つい気が緩む。

旦那さんがお盆休みだからって実家になかなか顔を出さなかった。

お父さんも妹も同じ。

お母さんがひとりになる時間がないように
誰かしら一緒にいられるようにって
最初は家族で話してそうしてきたけど
いつの間にかひとりの時間が1時間・・・2時間・・・と増えていって
私がこのお盆休み中、行かなかった間
どれだけお母さんのひとりの時間があったのかもわからない。


このまま良くなるのかもって淡い期待が油断に変わってきた頃
また症状に変化が現れた。


先生に言われていた卵巣癌の末期に多く起こる症状。
「腸閉塞」

こんなに急に起こるものなんだ。


ひとりで家にいるとき吐いたお母さん。


お父さんが一緒にいると思ってたから
メールの返信がそっけなくても「楽しんでるんだな」って気にしてなかったのに
実はひとりで苦しんでいたなんて。

これから一週間以上食事を摂れずに点滴だなんて。



最近お母さんに優しくなかった自分を後悔してる。

お母さんが
「来年の花火もみっこの家で見たいな~♪すっごくキレイだったんだもん!」
って言ったのに
「お母さんほとんど見てなかったじゃん!私来年は友達と土手で見たい・・・」って言ってしまった。

「えー!じゃあお母さんおとなしく後ろからついてくからー!」
「・・・来年決めよ」って。。。

なんでこんな冷たいことが言えたんだろう。


私があんな事言って
お母さんを大事に出来なかったからバチがあたったのかな。