つれづれ日和

モノ・コト・暮らし…そして想い出
チクチク針あそびを楽しみながら
豆柴の太郎と二人三脚
スローライフを綴ります

王塚装飾古墳

2022年05月05日 | 本/音楽/絵画etc

 

 

何の気なしにテレビで古墳の特集を見ていたら
福岡県桂川町の「王塚装飾古墳」が紹介されました。
その奇抜さ、美しさに感激!
これは見てみたい!、と早速、友人と出かけました。

 

             

 

実際の古墳内の一般公開は年二回ということですが
古墳館内に原寸大でレプリカが再現されていました。

 

 

 

 

「王塚古墳」は、六世紀前半に造られたと考えられる前方後円墳。
石室全面に赤・黄・白・黒・緑の5色で描かれた文様、
騎馬像をはじめとする絵画的な文様や円文・三角文などの抽象的なものなど
多くの文様が所狭しと描かれていました。
まだまだ謎の部分はあるとはいえ、
古代人の色彩感覚、デザイン性に圧倒されました。

 

 

 


井上孝治氏の犬

2011年03月26日 | 本/音楽/絵画etc

 

 

 

 

久々に
知人のカメラマンのお父様でもある
井上孝治氏の写真集
「想い出の街」をめくりました。

そのラストページ。

戦後間もない混沌の時代
1匹の犬が
長い道の行く手を眺めています。
その
果てに見えているのは
「希望」だったに違いありません。


 

 

 


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博多座にて

2011年02月02日 | 本/音楽/絵画etc

 

 

友だちと久々に歌舞伎を観に博多座へ出かけました。

出し物は、坂東玉三郎特別公演と銘打った
「高野聖」と「将門」
演者は玉三郎と中村獅童。
静と動の対照的な演目で
あっという間の2時間余りでした。
生で聴く
鳴り物と常磐津の声に魅了されて。

その日が初日とあって
ご祝儀のように
座席には

博多検番の芸者衆の姿が。
あでやかな場に
新春にふさわしい彩りを添えていました。

 


言葉で出逢う人と人

2011年01月23日 | 本/音楽/絵画etc

             

                                                                                    

           

 

  INTERNET RADIO STATION Kizzna PEOPLEチャンネル
    http://www.kizzna.fm/program/id-202

  「言葉で出逢う人と人」という番組で、
  拙著「針あそび」を紹介していただきました。

  パーソナリテイは、原きよさん。
  原さんはかつての仕事仲間の妹さんで、
  それが縁で昨年秋、お会いする機会に恵まれました。

  放送は1月2日と17日の2回にわたり、
  私の手仕事に対する思いや作品の紹介など、
  自然な語りでとてもキメ細やかにお話しくださいました。

  放送のお話があった当初は、
  手芸の作品集を声だけでどのように紹介するのだろう…と
  首をかしげなかったこともなかったのですが、
  それは取り越し苦労に過ぎませんでした。
  2回目の放送では「針あそび」から離れて
  旅のエッセイ「貝の木箱」
も朗読してくださいました。
  聴いていて、文字で読むのと朗読とは
  こんなにも印象が違うのか、と驚きを隠せませんでした。

  いい記念になりました。
  いえ、それ以上に、〈人と人の出逢い〉の素晴らしさをあらためて実感、
  感謝とともに深く胸に刻みました。


室内楽の夕べ

2011年01月15日 | 本/音楽/絵画etc

 

 

 

太郎の散歩仲間のおかあさんから、
室内楽の夕べのお誘いを受けました。
場所は、我が家からも歩いて行けるベテル教会。
木立に包まれた小さな教会です。

白亜の礼拝堂は、満杯でした。
フルート、チェロ、バイオリン、ヴィオラの四重奏。
演奏者は、九州交響楽団のメンバーだとか。

モーツァルトの「フルート四重奏曲」や
ラヴェルの「ヴァイオリンとチェロのためのソナタ」が
軽やかに、優雅に奏でられました。

気がつくと、
座席には散歩や町内で見知った横顔がチラホラ…
美しい音楽もさることながら、
何とも言えずあたたかな心持ちになりました。

 

 


高田青治さんの「花」

2010年12月01日 | 本/音楽/絵画etc

 

 

 

     高田青治さんの個展の最終日、後片付けの手伝いに行きました。
     そして、予約していた絵を友人に運んでもらって、

     部屋の壁に掛けました――ちょっとドキドキ、ときめきながら。

     生まれて初めて自分のものとなった油絵――「花」。

     友人曰く、
     「もうずっと前からここにあるようだね…」
     何より嬉しいひと言でした。

 

 

 

 


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高田青治展

2010年11月27日 | 本/音楽/絵画etc

 

 

 

    旧知の高田青治さんの個展iに行きました

    いらないものを極力そぎ落とした構図の中に
    素朴とモダンが絶妙な色づかいで混在し
  静かな、深い精神性を感じさせてくれます。

  高田さんの絵に、言葉は必要ありません。
  いえ、言葉fは却って邪魔――
  それ
を超える不思議な空間の広がりに、
  ただだた沈黙するばかりです。

  高田さんの絵のような生き方ができれば、と
  心ひそかに願っているのですが…。  

 

  


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師ふたり

2010年08月21日 | 本/音楽/絵画etc

 

 

  針あそびを楽しむうえで、
  特に布絵のインスピレーションや多大な刺激を受けたのが
  衣笠正子氏と宮脇綾子氏の作品集でした。
  手芸教室に通うことや専門の先生についたことのない私の
  いわばかけがえのない師でした。

  久々にページをめくり、あらためて両師の作品の素晴らしさに脱帽。
  おふたりが生前、身の回りの自然やモノや人間に対して
  心から慈しまれていたことが偲ばれます。
  両師が作品を通して本当に伝えたかったのは、
  あるいはそうした生き方だったのかも知れません。  

 

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密使

2010年06月20日 | 本/音楽/絵画etc

 

 

 

   NHKスペシャル「密使 若泉敬 沖縄返還の代償」
     ――小指の痛みを
        全身の痛みへ
  沖縄の人たちのこの悲痛な叫びを全身全霊で受け止め
  苦悩した1人の人間がいました。

  それにしても、何という底なし沼のような
  歴史の真実――

 


清志郎三昧

2010年05月03日 | 本/音楽/絵画etc

 

 

 ラジオをつけたら、NHKFMで「今日は1日“清志郎”三昧」をやっていました。
 そういえば、今日は忌野清志郎の一周忌。
 RCサクセションの時代からの名曲が次々と流れ、
 矢野顕子や井上揚水、沢田研二とのコラボも。
 ロックで日本語の歌詞が心に沁みたのは彼が初めてでした。
 スローバラードの美しさも秀逸です。
 針あそびをしながら、あらためて彼のやさしさに聞き入りました。