久々芹沢銈介の染を参考に
久々の布絵です。
「春夏秋冬」
ダイナミックな一筆書きが魅力です。
友だちから
何かに使って、といただいていた夏帯の生地で
トートバッグを仕立てました。
帯の前にくる部分と
お太鼓の部分を絵柄にして二つ。
これからの季節にふさわしい
仕上がりになりました。
今年の初夏は
例年にも増して植物の生育が盛んなようです。
我が家の狭い庭も、雑草はもちろん
どくだみの花がいつもの年より数多く咲き誇っています。
玄関先の梅の木もしかり。
ムクムクと若葉が生い茂り
この季節、いつもなら
ポツリ、ポツリとしか落ちていなかった実が
今年は写真の通り
約1㎏も拾うことができました。
そこで、早速
梅酒漬けと相成りました。
おいしく飲めるようになるのは
1年後とか――
気長に、楽しみに待つことにしましょう。
何の気なしにテレビで古墳の特集を見ていたら
福岡県桂川町の「王塚装飾古墳」が紹介されました。
その奇抜さ、美しさに感激!
これは見てみたい!、と早速、友人と出かけました。
実際の古墳内の一般公開は年二回ということですが
古墳館内に原寸大でレプリカが再現されていました。
「王塚古墳」は、六世紀前半に造られたと考えられる前方後円墳。
石室全面に赤・黄・白・黒・緑の5色で描かれた文様、
騎馬像をはじめとする絵画的な文様や円文・三角文などの抽象的なものなど
多くの文様が所狭しと描かれていました。
まだまだ謎の部分はあるとはいえ、
古代人の色彩感覚、デザイン性に圧倒されました。
多少の寒の戻りがあるとはいえ、
ようやく春の到来です。
それを機に
茶の間の一画にグリーンコーナーを設けました。
よく名前も知らない観葉植物たちですが
ずいぶんリラックスできる雰囲気になりました。
末永くお付き合いできれば、
と、思っています。
今年も
玄関先の梅と水仙が咲いてくれました。
植えたはずのない
白い水仙も交じって…
小鳥たちの仕業でしょうか?