がらん…

ご無沙汰致しました。実家への出戻りを決意してから１ヶ月、なんとか元のさやに戻りました。実家にて、持ってきた荷物を右にやったり左にやったり、落ち着くまではまだしばらくかかりそうですが、とりあえず６月３０日（退去日）の日付が変わる直前に撤収できたのでホッとしています。

実家への引越ということで、家具類は全て処分しなければならなかったのですが、そのほとんどが市のリサイクルシステムに引き取ってもらえました。本棚、オーディオラック、ビデオ、机、座卓、ベッド、冷蔵庫、電子レンジ、電気釜、ガスコンロ、プラスチック引き出しの１１品。全部粗大ゴミとして捨てるよりは、次にどなたかに使ってもらえるかもしれないので少し気が楽です。

洗濯機、食器棚、ミニコンポは知り合いに譲り、廃棄したのは掛け布団、物干し竿、自転車、テレビ、エアコンだけでした。

引き取りは退去日の４日前でした。日中だったので、母にいてもらいました。会社から帰ってくると、家具がなくなりがらんとしていて、急に寂しくなりました。何もない部屋は、声がとても響きました。

退去日、全ての荷物を運び出し終わり、電気のブレーカーを落とし、水道の元栓を閉め、鍵をかけると、涙があふれ出ました。６年間の楽しい思い出のつまった部屋を去るのはとても辛かったです。

形あるものはなくなってしまったけれど、思い出は消えません。新たな思い出を作りつつ、たまには、理想以上の部屋で過ごした日々を懐かしく思い出したいです。