元海外OLやで。

朝潮(5歳・女)、ジャンボ(1歳・女)、0歳児、三姉妹の母。大阪で子育て中心の毎日送っています。

母をたずねて三千里(4)(5)

2005-06-30 | 思ったことや感じたこと
とうとうマルコが1人で船に乗って、ブラジルのリオ経由でブエノス・アイレスへと向かいます。自分が7-8才のとき1人で外国に行くなんて思いもつかなかったし、機会があっても怖くて行くことは出来なかったと思う。マルコ・ロッシくん、本当に勇敢な少年である。

お母さんに会いたいが一心で一生懸命に働くけなげな姿、人を疑わずに信じる性格など、心洗われるシーンが連発しており「私って汚い大人」と恥ずかしくなってしまう。そんな純粋なマルコは、次回いよいよブエノス・アイレスへ到着します。

母をたずねて三千里(4)

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母をたずねて三千里(5)

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アメリカ人と外国

2005-06-30 | 思ったことや感じたこと
ロンドンに住んでいた頃、インディペンデント系シネマで上映していたBefore Sunrise。邦題で「恋人までの距離」というのですね。ずっと気になっていたのでとうとう借りちゃいました。

若き日のイーサン・ホーク、いいわー。不器用だが誠実、地味でいいヤツ役が上手な彼にこの役ぴったりですな。アメリカ人役なので、服装もTシャツにジーンズ。強いて言えば、ビーチサンダルを履いて欲しかったのだが、スニーカーを履いていてちょっと残念。

ラブストーリーで、相手役であるパリジェンヌのセリーヌとの会話が9割近くを占め、アメリカやフランス事情を知っている人はより楽しめる内容もいくつかあります。

イーサン・ホーク演じるジェシーは、セリーヌから「アメリカ人だから外国語話さないのよね。」と言われ「どうせ、下品で粗野で知性に欠けるアメリカ人だよ。」と言い返す自虐ネタには笑ってしまいました。「高校で4年間フランス語習ったんだ。パリのメトロではフランス語で切符を買おうとしたんだけれど、緊張して英語しゃべっちゃった。」と笑い話も付け加えたり。

確かにアメリカ人のほとんどが英語しか話せません。アメリカ人と外国語の話になるとほとんどが照れながら「高校でスペイン語を習ったけれど、使わないから忘れてしまった。」と言う。夫がアメリカ大学院の授業の一環でスペインに行ったときのこと。同級生のアメリカ人は、マドリッドのレストランなどでブロークンスパニッシュを話す夫に羨望と尊敬のまなざしを注いだそうです。英語だと堂々としているアメリカ人もスペインでは言葉が出来ないせいで、もじもじしていることが多かったらしい。

外国に行ったことないアメリカ人も多いのですよ。アメリカは広大な国土であることは言うまでもない。北はアラスカ、南はハワイまで。アリゾナには砂漠もあり、コロラドにはロッキーマウンテンもある。ナイアガラの滝もありーの、都会に行きたけりゃ、ニューヨークに行けばいい。ま、国内だと英語も通じ、ドルも使える。よって、外国へわざわざ行かなくても、十分に楽しむことが出来るのだ。

話は戻して、そんなアメリカ人だが見た目自信満々に見えるけれど、外国に行ったことがないことをコンプレックスに感じていたり、ヨーロッパ人と比べてマナーに欠けることを恥じている人もいるのです。

映画はラブ・ストーリーなのだけれど、文化的背景の方が面白かったな。ブダペストからウィーンへの列車の旅なんて「世界の車窓から」を見ているようで、2人が歩くウィーンの街並みも必見。中欧へ行きたくなりました。

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離

ワーナー・ホーム・ビデオ

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アメリカ生活を懐かしむ

2005-06-29 | 大阪下町生活記
午後、自転車で5分の場所にあるコナミスポーツクラブの体験プログラムで45分間のエアロビクスに参加してきた。エアロビはアメリカ在住時、夫が通う大学付属のスポーツクラブで体験済みだったが、日本では初めて。最初わくわく、終わってがっかりでした。

平日の午後なので40~70代の専業主婦と自営業らしきおじさんばかりで、私が最年少である。みんなスポーツウェアも気合入りまくり。林家パー子にスパッツを履かせたようなおばちゃんもいる。さすが大阪、濃すぎてしんどい。

インストラクターのお姉さんはいい体していたが、アメリカ人インストラクターの体格には及ばない。そりゃそうだ。人種が違うのだから。まぁ、体格はどうでもいいや。テンションも違う。アメリカ人インストラクターは、ヤクやっているのかと思うくらいハイテンションで元気。指示は英語だったけれど、身振り手振りで教えてくれるし、ステップもシンプルなものの組み合わせでわかりやすかった。

一方、今日はもしかして難易度の高いクラスを選んでしまったのかも知れないけれど、ステップが小刻みに変化し、ついていけない。マイクを使っても指示する声が通らないので聞こえず、インストラクターの体調があまり良くなかったのか、テンションも低い。参加しているおじさん、おばさんは常連でステップを覚えているようだ。ステップを追うことで神経を使い、運動した疲れというよりは精神的に疲れた。ステップなんてどうでもいいが、楽しい気持ちでレッスンを終えたいものだ。そこはエンタテイメントが大得意のアメリカ、レッスンは言葉の壁があっても楽しかったなぁ。何だか、アメリカのインストラクターが懐かしいよ。
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優雅な一日

2005-06-28 | 大阪下町生活記
一晩寝たら昨日のことはどうでもよくなった。夫に吐き出したせいかな?夫くん、ありがとう。

今日もうだるような暑さ。あまりの暑さに伸ばしていた髪を突然切りたくなり、心斎橋にある行きつけの美容室へとかけこんだ。平日の2時半はお客さんも少なく、スタッフの目配りが行き届いて居心地いい。ボブベースのショートカットへと変身した私は軽く、涼しくなりかなりご機嫌になる。

台湾式足つぼマッサージで30分、足の裏をもんでもらう。めちゃめちゃ痛いやん。これが。「痛い」というと担当のお姉さんが「ここは大腸です。」と押したツボが関係する臓器の名前を教えてくれる。初めてだったせいか、病気なのか知らんけれど、大腸、背筋、肩、胃腸のツボで悲鳴を上げた。お姉さんは「痛いからと言って、すべてが病気ではありませんから。」と言うが、かなり不安になる。終わった後、すっきりとした気分になり、不安な気持ちを忘れる。←最近都合の悪いことをすぐ忘れるようになった。

次は心斎橋筋のグランドアフタヌーンティーでパンを買い、アニエスBでウィンドーショッピングし、やっと帰路につく。

私暇な主婦やね。
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電話の不通

2005-06-27 | 大阪下町生活記
昨夜から電話とネット回線が不通になった。夫は会社に行って留守なので、今日は朝から某通信会社の故障担当に電話をかけ、ルーターのランプの点滅状態を説明したり、リセットしたり試したけれど問題解決しなかったので、家に来て修理をしてもらうことになった。

いつ修理の人が家に来るかわからなかったので、今日の午後はずっと家に引きこもっていた。すると4時半頃に工事の人(電話で話した人とは違う)2名が来た。「○○○(某通信会社の名前)の工事ですぅ。」と社名は言うが、自分の名は名乗らない。この会社では普通のことかい?まぁ、電話を修理に来てくれたのだから愛想よく振舞っておく。

さて、16日にミレナ家に開通したひかり回線は簡単に言うと下記の経路をたどって電話とPCに接続される。
家の入り口→モデム(四角い箱みたいなん)→ルーター(これも四角い箱みたいなんで、モデムより一回り大きい)→PC&電話

電話で話をした故障受付担当の人は「ルーター故障だろう。」という感じだったので、修理に来てくれた2名はルーター修理担当だった。でも問題は家の入り口とモデム間で回線が途切れていたらしく、それでも何とか修理をしてくれた。「修理した」といっても、家の中の配線をいじったのではなく、社内的に配線をつないでいたみたい。作業完了後、電話の発信・受信、ネット接続を確認し、問題が解決したときに、おじさんから一言注意される。

「今後、同じような問題があったら、ルーターだけではなく、モデムのランプ点滅状態も故障担当に説明してくださいね。私らはルーターとPCの修理担当で、モデムや回線は別の担当がおります。」

それってさー、あたかも私の説明不足のせいで、彼らが担当外の仕事をしたってことを言いたいの?
私は「電話とネットが夕べから不通」ということを伝え、あとは故障受付担当の質問通りにルーターの状況を説明したのだ。モデムについては質問を受けなかったから、答えなかったのだ。この不満は私にぶつけないで、社内でぶつけろっちゅうに。そもそも常に安定した通信を供給するのが通信会社の仕事なのに、電話が不通になること自体、大問題である。事情があって、強く不満を言わなかったけれど、腹の虫がおさまらないので明日苦情の電話を一本入れておこう。

こんな対応していると他の会社に電話回線乗りかえるぞ!もう民間企業で、競争があるということを十分に認識していただきたい。

弁護すると、同じ工事の人でも今まで来てくれた若い人たちは腰が低く、対応もさわやか。今日電話で話した故障担当の人も親切で感じが良かった。たまたま家に来てくれた工事のオヤジ1人の態度が悪かっただけとはわかっている。でもこのオヤジ一人の悪対応で顧客を失うかも知れないので、社員教育しておいた方がいいですよ。某通信会社さん。
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ル・クルーゼでご飯

2005-06-26 | 思ったことや感じたこと
唐突ですが、うちでは毎日鍋でご飯を炊いています。もともとは炊飯器を使っていたけれど、ある日思い立って千円鍋でご飯を炊いたところ、炊飯器よりも美味しくできたので、それ以降鍋で炊くことにした。鍋でご飯を炊くことって火加減や水加減が難しいと言われているけれど、大体のルールさえ守っていれば美味しいご飯が炊けるのよ。

ちなみにうちのご飯の炊き方(1合分)は米を洗って30分(夏)、1時間(冬)、吸水させる。米の表面から1センチくらいの高さまで水を注ぎ、強火にかける。沸騰したら弱火にして12分。火を止めて10分蒸らす。出来上がり!米の量、鍋の素材、コンロの火力、季節によっても異なるので、試行錯誤をして各家庭の条件に合った炊き方を見つけてくださいね。

鍋で米の炊き方をマスターしておくと、鍋さえあれば世界中どこでもご飯を炊けるという特技にもなります。私はスイスに住んでいるとき、イタリア米を鍋で炊いていました。ご飯を食べると不思議なことに、たいていのつらいことを乗り越えられるのだ。米は日本人の心やで。

鍋は千円鍋でも十分美味しく炊けますが、ル・クルーゼの鍋ではより美味しく仕上がるようになりました。うちはダイニングテーブルの上に鍋を置き、蓋を開けたときに出るシュワーという蒸気の音を聞くのが、毎夕食時の楽しみです。

ル・クルーゼの鍋は色がきれいなので、どの色にするか悩んでしまう。うちは夫婦でオレンジ色に決めました。百貨店でも売っているので、実際に見てみるのもいいと思いますよ。

Le Creuset ソースパン 18cm オレンジ

Le Creuset

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ぺティナイフ

2005-06-26 | 思ったことや感じたこと
1年ほど前からねらっていたヘンケルスのぺティナイフを買いました。帰国時というものは大きな出費が続くので財布の紐がかなりゆるくなっとります。

今まで包丁は以前ここでも紹介した三徳包丁1本しか持っておらず、その1本でりんごから肉まで切っていたのでした。切れ味抜群、何の不満もなかったので1本でがんばっていたのだけれど、急に小物を切るナイフが欲しくなったので探したところ、ヘンケルスのぺティナイフがアマゾンの売れ筋No.1ということだったので、これに決めました。

アメリカでは人間をはじめ、車、家、牛乳のパック、そして野菜も大きかったのでぺティナイフを使う必要性もなかったのですが、小さな野菜が豊富な日本では、すでに毎日の必須アイテムとなっております。ねぎ、トマト、果物の皮むきなどにちょうどいい大きさなのよねー。

Zwilling ツインフィン ペティナイフ 130mm

Zwilling J.A. Henckels

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母をたずねて三千里(2)(3)

2005-06-26 | 思ったことや感じたこと
ここのところ猛暑なので、家に引きこもって船便荷物の片付けをするかたわら、母をたずねて三千里を見ております。

しつこいようですが、大人になった今見てもかなり見ごたえがある名作アニメである。絵や画面の色は美しくついつい見とれ、子供の頃には見落としていた歴史的背景(機械に人間がやっていた仕事を奪われるシーンや、移民船でイタリアからアルゼンチンへ一攫千金を求めて多くの人が旅立っていったことなど)の意味を改めて知ったり、30年経っても古臭さを感じさせませんね。私の姪っ子にも見せようかと思っているくらい。

マルコの思い立ったらすぐ行動する活動的さ、感情を表に出す直情型性格は見ていてハラハラするのだけれど、持ち前の努力と人々との愛情でさまざまな困難を乗り越えていく姿には「まだ小さいのにねぇ。」とついつい感情移入してしまう。

母がいない中、お父さん、お兄さん、近所のおばさんやお友達など周囲の温かい人々の愛情に包まれて、マルコは精神的にも肉体的にも大人になっていく。100年以上昔の話で、舞台はイタリア、しかもアニメの中の話とは言え「母なしでも、十分に子供は育っていく生命力があるんだなー」と思う。

母をたずねて三千里(2)

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母をたずねて三千里(3)

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健康診断

2005-06-24 | 大阪下町生活記
昨日は夫と一緒に健康診断に行ってきました。身長・体重測定、血圧測定、視力、血液検査、腹部超音波、検尿、胸部と胃のレントゲン、子宮ガン、乳がん検診を済ませてきました。

嬉しかったのは、1年少し前にアメリカで受けた視力矯正手術のお陰で視力が両眼とも1.5だったこと。アメリカと日本では視力測定の数値が違うので(アメリカでは20/20とか15/20)、今視力がどのくらい出ているのかはっきりと知らなかったのだ。

一番つらかったのは、胃のレントゲンを撮るときに飲まされた発泡剤とバリウム。発泡剤なんて口に入れた瞬間シュワシュワと泡に変わり、口からあふれ出そうになる。胃がパンパンに膨れたまま、次は左手にバリウム液が入ったボトルを渡された。あまりの量の多さに「これ全部飲むのですか?」とレントゲン技師さんにきくと「そうですよ。」とあっさり言われ仕方なく、一口ずつ飲む。半分飲んだところで目から涙が出てきて「もう飲めません!」とこらえ性のない私はギブアップしそうになる。すると「一回、深呼吸をしてみましょう。そして残りを飲んでみましょうね。」とギブアップは認めてもらえず、残りをしぶしぶ飲む。1割を残す頃「もういいですよ。」と言われ、胃のレントゲン撮影開始した。

レントゲン撮影のあとにはバリウムを体内から排出させるために、下剤を3錠飲んだ。これが効く効く。そのせいで午後はふらふらでしたよ。

1ヶ月後には結果がわかるとのこと。夫とともに健康でありますよーに。
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ブログ開設1周年

2005-06-22 | サイト&私について
読者のみなさま

昨年6月21日当ブログを開設しました。はやいねー。この1年いろいろ涙あり、笑いありで波乱万丈だったなー。特にきつかったロンドン生活記は思い出すとブルーになりそうなので、まだ読み返せておりません。

続いた理由は・・・「続けなくっちゃ。」と気負わずに、また時には赤裸々になりすぎるくらい自分の心をさらけ出し、かっこつけなかったことかな?自分を飾ることと自分に嘘をつくことはとても疲れることで、疲れると書かなくなるからね。「続けよう」と努力もしませんでした。書く気分にならないときは、思い切って書かないことも大切。

定期的に訪れてくださる読者の方がいて、またコメントいただくことはとても励みになり、継続のモチベーションとなりました。日本に帰国した今、今までの海外生活と違ってみなさんにとって新鮮なエントリー書けるかどうかわかりませんが、日常ささいな事件を茶化しながら書いていこうと思います。またのご訪問をお待ちしております!今後ともよろしくお願い致します。

管理人 ミレナ
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