伝統工芸士って?
石川県は全国的にも伝統工芸が多い地域です。それに伴い伝統工芸士の数もとても多いです。ちなみに石川県の伝統工芸を皆さんいくつご存知ですか?
「加賀繍・加賀友禅・輪島塗・牛首紬・九谷焼・山中漆器・金沢漆器・金沢仏壇・七尾仏壇・金沢箔」10種が国の伝統工芸に指定されています。
そもそも伝統工芸の呼称は「伝統的工芸品」で、作品の製造工程の主要部分が手作業であり、長い間吟味された材料を使用し、技術を継承し地域に根付いた産業であることが重要です。長い間とは、100年以上の歴史が必要とされています。(伝産法)
お客様から「刺繍の伝統工芸士って今何人くらいいるんですか?」と聞かれることがあるので、お答えます。今現在加賀繍(かがぬい)の伝統工芸士の数は15名(県内各地域含)です。
伝統工芸士になるためには、経済産業省、伝統的工芸品産業振興協会が定めた試験に合格しなければなりません。試験は実務試験と筆記試験があり、受験資格は、作業に直接従事し、現在までで12年以上の経験が必要です。
後継者育成や販路開拓など様々な問題がありますが、絶やすことなく、今後も新しいアイデアを出しながら精進したいと思います。
今朝はお疲れ様です。顔を出せず申し訳ないです。
伝統工芸士はすばらしい資格だと思いますよ。同じものづくりをしていて鉄工所と一緒にはならないかも知れませんが手に職を持つ人が一人でも多くなればと。
同時に後継者の育成にも力を傾けたいなと思います。
100年以上技術を廃れさせず、守ってこられた先人の方はご立派ですねー。
伝統工芸士も最低12年のキャリアをもった方なんですよね。
双方とも始めて知りましたが、商品を購入する際に、このお話をきかれるのときかれないのでは、お客さんの満足感は全然違ってくるでしょうね。
何となく知ってはいても、効果から仕上がりまで様々ですからね。伝統工芸士の方の知識と技には、頭が下がります。
刺繍と漆のコラボも良くない?
そのうち、漆について、ブログで紹介します。