・自分が毎日かかさず拝読している、お笑いレビュー中心のブログで「四千頭身が面白かった」と書いてあった。この人が言うんだから間違いないとyoutubeで見てみたら、本当に面白い。ツッコミがゆるくて独特な味があって、友達三人のただ事じゃない立ち話っていう感じがする。
また驚いたのが、結成が2016年でまだ20歳になったかどうかっていう年齢!デビューして2年目でこれだけ面白いとはスゴい。今年のM-1では敗者復活にまでは勝ち進めなかったようだが、このまま行ったら近いうちに決勝に進めるようになると思う。今後応援していきたい。
・今日発売の「モーニング」で、ずーっと長らく愛読していた「へうげもの」が完結を迎えた。どの歴史ものの作品でも戦争描写がメインになりがちな戦国時代において、古田織部を主人公に茶の湯とか茶わんなど「美」の目線に立って、美と武の両立に悶える葛藤を描く様が斬新だった。
形がピタッと整った真面目で綺麗な器を「甲なもの」としながら、織部はぐにゃりと曲がった癖のある笑える器を「乙なもの」として、ひょうげた(ふざけた)ものを良いものとして愛した。この辺の感覚の部分を丁寧に書くから器自体にも興味が湧いて、10年くらい前だったか、友達と一緒に金山焼を体験しに行ったこともある。甲でも乙でもない、ド下手なものが出来上がったが(昔のブログ参照ください)。
また作品としては織部の師匠、千利休が清濁併せ持つ最高のキャラクターだった。利休切腹シーンは当時雑誌で見た際は、介錯役までをももてなそうと挑発をかましている利休に感動して、手が震えたものだ。正直あのシーンが作品のピークで、それを最後まで越えられなかったなとは思うものの、秀吉の最期、瓜畑遊びからの吉幾三新日本ハウスCMの歌詞挿入など、とにかく人の死の場面にとても味があった。
肝心の織部の最期が、なんか自分的にはあっさりだったなと思わなくもないけれども(介錯役に家康自ら登場したところがピークだ)、でも作品全体としてとっても綺麗に、しみじみと味わい深く終わった感じがするので良かったと思う。最終巻が出たらまた1から通しで読んで、その気になったら改めて感想を書きたい。
・昨日は29日(にくの日)ということで、モスバーガーで毎月この日のみ売っている「にくにくにくバーガー」を食べてみた。ハンバーガーを食べて途中ご飯を食べたくなったのは初めてだ。なんせ、パンの部分が肉で、間に鶏肉と焼肉と、あとレタスをサンドと、とにかく肉三昧なのだ。
食べる前はこりゃあ胸焼けしそうだなと思ったものの、意外や意外、味付けは結構あっさりで重さを感じない。お腹もすいてたので結構ペロリと食べきることができた。29日のにくの日に出すにくにくにくバーガーだと、散々にくをもじってきてるのに、値段だけは850円と、にくに寄せることはできなかったようだ。また、機会があれば食べてみたい。
~完~