Wanderers

試行錯誤のリターンズ はじめよう、ここから 日々のあれこれ・思うことなど 

温かさ

2016-03-26 09:28:42 | 日常より
誰かに甘えたり、誰かに頼るのが苦手
弱みになりそうで、迷惑になりそうで、気持ち的にも進まなかった

だけど、一歩踏み込んでみたら優しく受け止めてくれる方々ばかりで
八方塞がりだった状況に少しの光が零れてきた

何にも解決になってないけど
だけど少し心が軽くなって、違う見方が出来る気がする

背中を押してくれる人
巻き込まれてくれる人

温かい人に恵まれて、感謝しかない

枯れたと思っていた涙がまた溢れてくるけど、でもこれはきっと
これまでの涙とは意味が違うんだろう

大丈夫だと信じてる
手遅れじゃないと信じてる

笑顔で過ごせる日々を
「待ってて」と言ってくれたその未来を

信じてる

優しい夜

2016-03-23 22:51:39 | 日常より
初めて母の前で泣いた

自分でもどうしたらいいのか分からなくなって
愚痴同然で話し始めていたはずなのに

今の私は彼女の前で強がることもできず
テーブルに頬をつけたままハラハラと泣いた

涙が恥ずかしくなくなるくらい、
私も大人になったということか

それとも今がそれほどツライということか

母の優しさを改めて感じた夜でした

抱えてる気持ちに

2016-03-18 00:22:08 | 本より
久しぶりに本をアップしようと思います。


尾形 真理子 : 試着室で思い出したら、本気の恋だと思う


視点が主人公の女性からずれないので、気持ちに寄り添える物語でした。

時折、試着室からピューっと違う光景に飛んでしまった時、あれ?いまどこだっけ?と探ってしまうこともありましたが、全体的に読みやすくて前向きなお話。


で、私は泣きました。

ショップにお買い物にくる数人の女性の恋愛を軸にしたお話なんですけど、そのどれもに共感できたり思い当たるフシがあったり反省したり。
細やかな心の移ろいをくどくなく、だからといってサラっとしすぎない感じで書かれているから、ストンと入ってくるものもありました。

幸せになりたい
幸せになってほしい

物語のキャストになのか、私自身になのかはわからないけど、読みながらそうも思いました。

好きなだけなのに好きだけじゃ進めないことがあって。
でも、ここに出てくる女性たちは、店員さんのアドバイスや服をきっかけに一歩前に踏み出そうとする。
結果はわからないけど、気持ちを新たにできる場所。

私の気持ちも新たにしてくれた気がします。

読み返したいかはわからないけど、思い出したいページがある、私にとってそんな本です。