ふられた

かいとがマイクを持つふりをして、突然
「ママは誰と結婚しますか？」とインタビューしてきた。
最近、そんなこと考えてなかったし（当たり前か。）、突然だったので、少し考えてから
「かいとと結婚します！」と答えたら
「かいとはパパと結婚します！」と言われた。
ガーン。
フラレタ…。
かいとはいつもパパと結婚すると言う。
１番好きなのはママと言うのに。

それを聞いていたちほが、気を使ったのか
「じゃあ、ちほがママと結婚する。」と言ってくれた。
かいとは人の言ってることを聞いているのか、いないのか
「それでは、共に歩き（歌の歌詞）歌います。」と
コブクロの「永遠に共に」を歌い始めた。
パパが先日の結婚式の余興で歌ったから
結婚するときは、それを歌うものと思っているらしい。
かいとの口から「何気ない瞬間を、今日からは掛け買いのない瞬間に…」とか聞くと、笑える。

さっき、ちほがパパと話していて
「ちほはパパとは結婚できない。ちほはかいととしか結婚できないの。」
とか言っていた。
さらに「だって、その時、パパはおじいちゃんだから。」と。
選択肢はパパとかいとしかないらしい。
ちほもまだまだだな。
へへん。
ちほとかいとが結婚したら、ひなが一人ぼっちだな。

読書

小さい頃から本を読む習慣がなかった私だが
最近、マンガでもなく小説でもなく雑誌でもない何かが読みたく
小学生むけ伝記を図書館で借りて読んでみた。
難しいのは読む気がおきなくて。

選んだ人物はマザー・テレサ。
中学生の時、国語の先生に「おまえはマザー・テレサになれ。」と言われた。
もちろん、本を読まない私はマザー・テレサなんてしらなかった。
（校長先生には「おまえは世界を征服する。」と言われた。何でやねん。）

小学生むけなので読みやすく、話しの内容は
今の平々凡々の私には刺激的で良かった。
それについて夫に話しをした。
もっと大きな考えを持たねばならないとか
人の役に立たないといけないとか
ちほの欲が深いとか、かいとは物事をすぐ忘れるとか
夫が服を脱ぎ散らかすとか
何て小さなことなんだ…とか熱弁した。
まあ、案の定、夫のコメントは
「おめーは徳川家茂でも読んでろ。」と軽く聞き流された。
（家康でも吉宗でもないところが私をばかにしている。）

とりあえず、大人むけの本を読めるよう、一歩前進したいものだ。
読書の秋。
いつまで続くかな。

ひなの爆笑

ひなは大人しい。
あまり声を出さない。
寝返りをして、うつぶせになっていて
少し目を離して、また見ると
うつぶせのままピクリとも動かない姿たが…。
ひな－！
焦って呼んでも動かなく、顔を見ると
にま～と笑った。
びっくりしたよ。
死んだかと思ったよ。
ただ休んでいただけだった。
のんびり過ぎる。
（いつもは呼んだら反応するんだけど。）
苦しいのなら泣けばいいのに。

そんな大人しいひなが最近、うるさい。
それはちほとかいとがはしゃいでいる時。
二人がぴょんぴょん跳びはねたり、はしゃいだ声を出していると
ひながげらげら笑う。
誰の声かと思ったよ。
笑うとちほとかいとが喜び、余計にあやすので
ひなはますます爆笑する。
三人で騒がしい。
パパもいるともっと騒がしい。
大人しいのは私だけだ。

もともと欲が浅い私だが、どんどん欲が無くなっている気がする。
何が欲しいとか、したいとか、食べたいとか聞かれてもよくわからない。
いつもあれ欲しい、これ欲しい、あれやりたい、これやりたい
と騒いでる夫に、私の欲を吸い取られているのではないかと思う。

一昨日、夜、じゃらんを買ってきてぺらぺら眺めて
ホワイトチョコロールケーキとか、ホワイトカレーとか
美味しそ～で、ちょっと欲がわいてきた。
ニセコの貸し別荘も載っていて、魅力的だった。
友達とみんなで泊まったら楽しそう。
一年前の妊娠中も同じように
じゃらんを見て、あれ食べたい、これ食べたいとぶーぶー言っていた自分を思い出した。
成長してないな。

一昨日と昨日

月曜日に横浜から親友がやってきた。
4ヶ月ぶりだ。
良き旦那さん（良夫ヨシヲ）が来れなくなり残念だったが
子供も4ヶ月で随分成長し、友達は全然成長せず・・・いや、変わらずで
楽しい時間を過ごした。

近くの友達も集まり、夫も出張から帰ってきた。
みんなが来るということで、出張土産に新鮮で立派な秋刀魚と牡蠣を買って来た。
やっぱり美味しかった～。
しかも地元は安いらしい。
出張万歳。
私もたまに出張したい。
仕事は出来ないが。

昨日、かいとが珍しく昼寝をし（私も寝てしまった）
帰ってきたちほが時間差で昼寝をし（また私も寝てしまった）
夕方起きたかいととひなと3人でお風呂に入った。
こんなこと今までなかった。
かいとが寝て、いない時はあったけど。
ひながかいとのおちんちんに興味があったのか、触ってしまい
かいとが喜んで「ママも触っていいよ。」と言っていた・・・。
何をしても、ちほがいないと何だか静かだった。
ひなとかいとの組み合わせはのんびりだ。

8時頃ちほが起き、ひなが寝て、今度はちほかいとの時間。
二人で盛り上がっていて、私はやることもないし
寝ていたほうが楽だしと、ひなの隣でこっそり横になっていた。
案の定、二人がやってきて遊んでいたが、私は寝てしまった・・・。
気付いたときには、二人とも寝ていた。
私、寝てばっか・・・。

足のかかとが、かさかさしてきた。
こんなところにも秋を感じる。
パンストに引っかかるんだよな。
乾燥には気をつけよう。

お月見

ちほが幼稚園で十五夜の話しを聞いてきたらしく
「おだんご食べて、お月様見なきゃ。」と言っていたので
158円のだんごを買い、野菜やお菓子と一緒にお供えし
ベランダで月を見て、歌を歌った。
おだんごを手作りしなかったところに
最近の私のやる気のなさを客観的に感じる。
昔は母が作ってくれたっけな～。

お月見なんてどう楽しむんだ？と思ったけど
ちほとかいとは二人で窓際においたテーブルで
おだんごを食べて、おしゃべりして盛り上がっていた。
今は私が盛り上げなくても、勝手に子供たちで楽しむようになった。
私はむしろ盛り下げる…。（もうそろそろおしまーい、とかね。）

お月見ってだけで楽しいもんだね。
お月様はとっても綺麗だった。
日中も秋晴れで、とても気持ちよく、お外で過ごした。
明日もお出かけ日和らしいね。

今朝かいとが
「かいとは99歳になりました～。ぼくは…。」
と言っていた。
「ぼく」と言い直してるところがまた変だ。
何を思ったのだろうか。

肉のかたまり

ちほとかいとの会話を聞いていると、結構笑える。

かいとがひなを可愛がりすぎ、ひながいじめられることが、しばしばある。
かいとが足でひなのほっぺを、ぶにゅうっとしていたらしく
ちほが慌てて
「かいとだめでしょ！ひなには骨がないんだよ！肉のかたまりなんだから！」

ひなを守ろうとしての発言なのだが。
ひなには骨はあるよ。
肉のかたまりであることは事実だが。
これは夫がひなを抱っこして、可愛がっているときに言う言葉なのだ。
「肉のかたまりだな～。」と嬉しそうにひなをあやす。
ちほはそれをちゃんと見ていたらしい。
「肉のかたまり＝骨がない」と解釈したのは立派で
かいとに注意するところは、さすがお姉ちゃん！
しかし、会話が不完全なのがまだまだ5歳・・・。
ひなは人間なんだから。

この前も幼稚園バスを待っているときに、ちほがかいとに
「かいと、お姉ちゃんは幼稚園に行ってくるんだからね。」
と偉そうに言っていた。
偉そうに言っている割に、行くところは幼稚園なのだから・・・。
ちほが何を言っても、かいとは疑問ももつことなく
普通に二人の会話は続けられる。
微笑ましいことだ。

函館

金曜の夜出発、日曜の夜帰札で函館へ行ってきた。
夫の実家に1年ぶりくらいの帰省。
土曜日の夜は友人の結婚式があり、慌しい帰省となったが
子供たちもとっても楽しかったみたい。
離れていても、やっぱりおじいちゃん、おばあちゃんの存在は大きいみたい。
また、行きたいよ～と、かいとは今日もいじけていた。
ひなも大人しく、存在感がないものの、何事にも動じず、ニコニコしているので
可愛がられていた。
長い車中もずーっと寝ていたので助かった。

結婚式では、夫は余興を、ちほかいとは花束贈呈をやらせてもらった。
新郎新婦とも大学時代の後輩で、優しく、明るい二人の人柄がよくでた温かい披露宴だった。
私もとても温かい気持ちになった。
結婚式はやっぱりいいね。

最近のかいとは男になりつつある。
言葉遣いは、男の子の前だと「～べ。」となる。
方言だべさ。
しかも使い方が変だ。
「野球やろうべ～。」とか、むやみに「べ」をつけている。
基本的な言葉遣いは「～よ。」なんだけどね。

今日、かいとに一番好きな人は誰？と聞いたら
「ママ。」と嬉しいことを言ってくれた。
二番目に好きな人は？と聞くと
しばらく考えて「にわとり。」と。
修飾語が長くなると、何を聞かれているのか忘れるらしい。
単に「に」がつく物を答えただけだ。
ちなみに三番目を聞くと
「3を5からとると2残る。」と。
3の話は聞いとらん。
引き算わかるのはすごいけど、問題の答えが返ってこないのがかいとだ・・・。

今日の会話

午後にソファーで横になってたら
ちほが「ママ、シャツとパンツになっていい？ちほ、すいせいやるから。」と。
は？すいせい？彗星か？と思ったが
「いいよ。」と言うと
かいとを引き連れ、奥の部屋で二人で何かをしている。
どうやら「水泳」らしい。
布団とシーツの間に入り、ジタバタしていたようだ。
耳を傾け、二人の会話を聞いていた。
ちほが「かいと、１番になった人はおもちゃをもらえて、3番になった人はもらえないからね。」
何で3人いるんだ？
２番の間違いだろとツッコミたくなる。
そしたら、かいとは当然
「うん！わかった。」と疑問も持たず
二人の会話は続き、とても楽しそうな笑い声が聞こえてきた。
準備体操もやったりしていた。
楽しくて何よりだ。
ちほの言葉がたまに不完全で、まだまだ面白い。

今朝の夫との会話。
「おめーの抜け毛はおさまったのか？」
「少しはね。ちあしう（夫）の抜け毛はおさまったの？」
「朝起きたら、ごっそり抜けていた。」
かわいそうに…。
私はまだまだ、たいしたことないと自信が持てた。