(渡邊奈々著、2005年日経BP社)
渡邊さんの本業がカメラマンというだけあって、社会起業家たちの表情はどれもその人らしく魅力的だ。
今、80年代のグラミンバンクのユヌス氏のように、身近な課題と向き合い動き出している人たちが大勢いる。今は80年代とは活動環境がずいぶんと違う。
ITの発達と、さらに複雑化する地球上の課題にどのセクターでも敏感でいなければならなくなり、こうした社会起業家が活躍しやすくなったともいえる。
ニューズウィーク日本版7.18号に社会起業家の“今”の概要が出ている。
あわせて目を通すともっといい。
ソーシャル・アントレプレナーシップをビジネスにつなげる――今後のほとんどの事業組み立てにこのセンスが必要だと思っている。
登場する日本人も増えてきた。基本的に同じ社会システムの中で成長した仲間のチャレンジである。単純に嬉しいし、応援するのみ。
『未来を変える80人』も、ビジネスモデルを考えるときに大いに参考になる(と思う)。
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