ミエルの居心地のいい場所

乳がんが気付かせてくれた事【心地よい場所を沢山もっていればきっと大丈夫!】そんな場所を毎日探しています。只今バラに夢中☆

迎えてくれる場所

2007年03月31日 18時07分03秒 | 愛ってなーに?
Aさんに入った電話は、 隣町に住む古くからのお友達からで、 『ほうれん草がたくさんあるから取りにおいでー』 と言うものでした。 『その友達の家はお花が凄いのよ。  お花見がてら一緒に行きましょう。』 話はすぐにまとまり、 車で15分のお友達のお宅に行くことになりました。 私は走った事の無い道でしたが、 そのお宅は畑に囲まれた静かな場所にありました。 道路から駐車場までのながーいアプローチには . . . 本文を読む

あそびごころ

2007年03月30日 17時25分03秒 | 感動の素
病院を出た私は、 佐原のお友達Aさんとランチの約束をしていたので、 病院から程近いAさん宅に迎えに行きました。 家の前に出てきて待っていたAさんは、 私の車に乗り込むと、 『どこに行きましょうか?行きたいとこある?』 と聞いてくれたので、ずっと前から一度行ってみたかった、 広いお庭のある隠れ家風レストランの名前を言うと、 『いいわよ、行きましょう!』と、 Aさんは二つ返事で案内してくれました。 . . . 本文を読む

古くて新しい治療法

2007年03月28日 22時08分19秒 | 私の病歴
今日は佐原病院の内科を初めて訪れました。 例の肝炎の画期的な治療のことで、 専門の医師に話を聞くためでした。 『先生が行っていると言う、  ”瀉血(しゃけつ)”について伺いたいのですがー。』 私は自分の病歴をざっと話し、 千葉大で聞いてきた”瀉血”と言う治療法を、 佐原病院でも行っている先生がいると、 乳腺の主治医から聞いたと伝えると、 その内科の医師は、詳しく説明してくださいました。 ”瀉 . . . 本文を読む

白き炎 白木蓮 (詩)

2007年03月25日 22時41分51秒 | (詩)
雨に煙る街並みに ハッと際立つ色がある それはモクレンという白い花 透けた木の枝に つぼみだけがポンポン灯る ともし火のように 空に向かってポッポと灯る 白い炎は灰色の空を 優しい白亜に染めてゆく 白きことは何ものにも染まらず 白さゆえ周りを清らかに変えてゆく 木に咲く蓮と書く木蓮は 仏の心を持っているのか? 夜の闇でも青空でも 白い花はひときわ映え . . . 本文を読む

繋がる (詩)

2007年03月23日 21時50分56秒 | (詩)
時々ふと寂しさを感じる どういう時だろう? それは多分 誰とも繋がっていないと感じた時 ”たったひとり”という孤独にさいなまれると 生きてゆくことを あっさりと投げ出してしまいたくなる 誰かとのほんのわずかな繋がりの中に 大きな安心と生き甲斐を見出すのだ ひとりは怖い ひとりでは生きられない 誰かと繋がっていたい 誰かの役に立ちたい お金でも物でも無い . . . 本文を読む

愛のお返し 

2007年03月21日 21時47分42秒 | 物語
こんな日が来るなんて 思いもしなかった あの日傷を負ったあなたは 哀しい想いを瞳に隠し 誰を恨むことなく生きていた わたしはあなたに愛をあげたかった 抱きしめて一緒に泣いてあげたかった 傷を治すため 親と離れて暮らすあなたは 小さな子たちの世話をやいていた 同じ境遇の幼子たちの痛みを 嫌というほどわかるあなたが わたしは不憫でならなかった 別れの日あなたは . . . 本文を読む

命の長さ

2007年03月18日 17時59分04秒 | 生きるということ
診察を終えた私は病棟に上がり、 日帰り入院で抗がん剤治療を受けているTさんを見舞いました。 ベットに横になって点滴を受けていたTさんは、 先月よりも顔色が悪く見え、少し心配でしたが、 話しているうちに精気を取り戻したようでした。 この日診察だったbookoちゃんにも来て貰い、 Tさんに紹介しておきました。 知った顔をどんどん増やす事で、 辛い治療中や新しい病院でも、少しは心が落ち着き、 つかの . . . 本文を読む

最後の通院??

2007年03月17日 20時53分29秒 | 私の病歴
昨日金曜日は乳腺外科の通院日で、 主治医のもとを訪れました。 来月からは主治医の異動についてゆく為、 私達の通院は佐倉という場所にある病院に変わるからです。 『早いですね、もう来月ですね。』 『そうだね、ここで会うのはもう最後だね。  火曜と木曜に外来が決まったから、  この紹介状を持って適当な時に来て下さいね。』 この前千葉大の内科の先生に聞いてきた、 肝炎の画期的な治療法について話してみる . . . 本文を読む

確かな命 (詩)

2007年03月16日 21時50分02秒 | (詩)
憂いていないで はかない命だから 過去を悔やみ 未来を嘆き 目の前の幸せを 見過ごして生きるなら 与えられた生が 光を放つことは無い もしも君なら どう生きるのだろう? 哀しみを受け入れ 未来の希望に変え 今を一途に生きられるのなら 目の前に輝く 幸せを失うことは無い どうにもならない つかの間の生なら 大切なものを握りしめ 愛をその胸に 高く高くかざ . . . 本文を読む

いただきます (詩)

2007年03月14日 15時30分06秒 | (詩)
焼きたてのパンと フレッシュな野菜 味わいのあるミルクに 旬の果物 青空と光を背景に 窓辺を飾る彩りの花たち 自然をいただく 命となる自然 他に何もいらない 豊かな時間が流れる 至福の食事風景 自然と感謝に包まれて ”いただきます” ”ごちそうさま” 感謝をいっぱいいただきました    ―――――――― いつもは何かと慌しい朝やお昼の食 . . . 本文を読む

空の幅 (詩)

2007年03月12日 19時00分35秒 | (詩)
ぐるっと見渡す青空の中を 真綿のような白い雲が 意気揚々と泳いでる 空がえらく近くて やけに低く感じた 私の中の何かが変わったのだろうか? どこまでも晴れ渡った青空の中に 澄んだ光のベールが 時々そこはかとなく見え隠れする 空がえらく広くて やけに幅を感じた 人の心もそうなれるのだろうか? 小さな人間の中にも 大きく拡がった空を持ちたい 幅のある . . . 本文を読む

確かな絆 (詩)

2007年03月09日 20時48分12秒 | (詩)
離してはいけない あなたとの絆 片手からすり抜けても もうひとつの手で しっかりと握っているから 今まで積み上げてきたものは 目に見えない結び目となって ふたりを固く繋ぎとめる 怖れないで ひるまないで ただ信じること 苦しみを乗り越え 喜びを分け合ったあの時 固く結ばれた絆が 確かに見えたあの時 その一瞬を信じて 今 飛び出そう 大きな憧れに向かって . . . 本文を読む

世界が恋した”ドラリオン”を観て

2007年03月08日 16時14分51秒 | コンサート・観劇
先週の金曜日、私は夕方の高速バスで、 東京に向かいました。 行き先は原宿ビックトップ。 今話題の【ドラリオン】を観てきたのです。 カナダを本拠地とする”シルク・ドゥ・ソレイユ”は、 サーカスと大道芸を融合させたアーティスト集団。 しかし、彼らのステージを1度でも観たら、 今までイメージしていた”サーカス”というものが、 一瞬にして消え去ってしまい、 経験した事の無い驚きと感動が、 怒涛の如く押 . . . 本文を読む

ありのままの命 (詩)

2007年03月05日 20時27分25秒 | (詩)
あなたが愛しく思えるのは ただ無心に生きているから あなたを守ろうと思うのは 心のままに泣いているから あなたはこの世にいったい何を もって生まれてきたのだろうか? その小さな手で握っている 目に見えない大切なものを 大人たちは決して 取りあげることはできない 生まれたことの意味を あなたは教えてくれるだろう 今という奇跡と 明日という希望を からだ中であらわし . . . 本文を読む

みちびき観音

2007年03月04日 18時04分20秒 | 信じる気持ち
先週の日曜日、お墓参りの後に、 私たち家族はお墓の隣にある【明治寺】を訪れました。 いえ、訪れたと言うよりは、 導かれたと言う表現がピッタリかもしれません。 お墓へは車で行ったのですが、 その界隈はとても入り組んでいて、 ちょっと迷いながら入った道の先に、 【明治寺】の名前を見た時に、 『あっ!百観音!後で行かなくちゃ。』と、 自然にそう思えたのです。 家族皆もすぐに了解し、お墓参りを済ませてか . . . 本文を読む