一人暮らし

一人暮らしをしたことのない人も、世の中には結構いるだろう。
かくゆう私もそうだ。
そして、私には一人暮らしなんて無理だと思っていた。
夜、一人で寝ることがたまらなく不安で、想像できないのだ。
けれど気付いた。
人間、誰かと一緒にいても、本当の意味では一人なのだと。
やっぱり死んであの世にいくときは一人なのだし。
そう考えると、誰かといる方が、なおのこと一人だということが強調されてくる気がする。
そして最近思うのが、一人暮らしできなくては二人暮らしも成り立たないということ。
それは物理的にも精神的にもだ。
誰とどんな暮らしを営もうと、自立していないと生きていくのは苦しく、自立していれば、どこで何をしていようと楽しくいられるということなのだ。