バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

豪雨と共に去りぬ

2011年09月12日 | アメリカ生活

土曜日。


友人のエムからメール。

『その後は大丈夫?最近ブログの更新もないようだしさ。
9・11もあるし。早く心落ち着くことを願ってるよ。』




先週はブログの更新はおろか、友人へのメールの返信もままならず、
簡単な、まるでツイッターレベルの返事ぐらいしか
出来ずにいた。


その大きな理由は先週まるまる1週間続いた豪雨にある。


メキシコ湾からあがってきたハリケーンLEEの余波であったが、
これがまた帯みたいになっていて、毎日すごい雨を降らせたものだから
各地で洪水はするわ、冠水するわで大変だったのである。


我が家はちょっとした坂の上にあるので洪水は免れたが
それでも気の休めるような静かな雨、というわけでは全くなかった。


この豪雨、どういうわけか必ず夜になって強くなる。


このところ災害続きであったし、しかも新しい携帯ラジオもゲットしたということで
私は豪雨になると、部屋を移動するときはラジオと懐中電灯と共に行動していたのである。


備えあれば憂い無し、というわけであるが
実はいつも頭の隅には

さて、これからシャンプーをするわけだが
頭を泡立てたところで停電になり、しかもそこに地震発生となると
私は一体どうなるんだろう。


という一抹の不安が存在していた。




裏庭はちょっとした林になっているのだが、
一本一本の木が、とても背が高い。

それが風で、弓みたいにしなってはザーーーーー
すごい音を立てる。


私は風のその、暴力的な音が大変苦手だ。


音といえば、雷。


雷もすごかった。


何が困ったかと言うと、上でゴロゴロと騒ぎ立てるぶんにはまだ良いとして、
たまに低音が下に響く時があるのだ。


それを聞いて私は、

はて、これは地震が来るときの地鳴り?それとも雷?

と、行動の一つ一つを止めて考えたりしていたものだから非常に疲れていた。



あるときは、水のざぶんざぶんという音で
夜中に目が覚めたこともあった。


あの音、まるで家が半分水に浸かっているかのような音だったのである。


恐くなって外を覗いてみる。大丈夫。


こういうことが先週は何度もあって、私はかなりの寝不足であった。


眠れぬ一夜を過ごしたことはあるが、
眠れぬ1週間を過ごしたことは稀である。


週末から太陽が覗く晴れ間が広がるでしょう


こういうことをお天気チャンネルで聞いた木曜日の夜、
ああ、これで寝不足からやっと開放されるわ~~~~~~~~♪と安堵に胸を撫で下ろし、
豪雨も雨レベルになってきたことも手伝って、私は深い眠りへと落ちたのであった。






その真夜中。





突然ベッドが小刻みに揺れ出して私は恐怖映画で人がいきなり悪夢から目覚めるみたいに飛び起きて
口から心臓がそのまま出て行くかと思った。


その瞬間目に飛び込んできたのは、同じくベッドにいたフリスキーが
頭をカッカッカと掻いている光景であった。


そのまますぐに眠りに落ちたのか、気を失ったのかは定かではない。


こうして私の寝不足な1週間は終わったのである。


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太陽が戻ってきてからは、人間だけでなくお嬢たちもそれが恋しかったようで
お日さまが当たるところに行っては日光浴を始める始末。



怠け者の讃歌 てかフリスキーはまるでアライグマ


私もその横で体育座りをして久しぶりの太陽を浴びる。


太陽が出始めてからは、先週の不眠が嘘みたいに解消され、
今までどおりに眠れるようになった。


太陽、すごいぞ。


太陽が久々に顔を出した金曜日の夕方は、アフガニスタンでお祝い。





美味しい...。本当に美味である。


それからは簡単に







今回のカレーはりんちゃんに刺激されて作りました。


ケイエスは、ただ平和に眠ることができさえすれば大丈夫なのである。


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アフガニスタンレストランにて。
持ち帰りのため、テーブルで待っていたところウエートレスが
『待っているのもお腹すくよね』と言って、紅茶とクッキーを持って来てくれた。
テイクアウトのときは普通チップを払わない私だが、そのときばかりは彼女にチップをはずみました。
彼女の優しさが嬉しかったのです。


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いつもありがとう。
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