さて、前回の続きで現代生態学とやらを検証していきましょう。前のおさらいも含めて現代生態学と熊森の関係をみると↓
>自然界が動物と植物との絶妙のバランスにより成り立ち、安易に人間が手を入れるとそのバランスは崩れてしまうというのが現代生態学の出した結論であり、当会もそれに依拠しています。
しかし、この現代生態学という学問が具体的にどのようなものかは明らかにされていません。念のため言っておきますが“保全”生態学ではありません。“現代”生態学という学問です。しかしながら、この学問が学問として成立していないということは言えます。なぜなら、熊森がダブルスタンダードな立場を外来生物問題でとっているからです。
>人間の手による外国の動物の持ち込み、自然界への放出は、自然生態系を破壊するおそれのある、大変問題のある行為です。
と言って外来生物を容認しないことを言いながらも定着した外来生物への対策については
>原則として現在、野生化してしまったものは放置し、自然に任せるしかないと思われます。
入れた者勝ちを肯定しているだけです。定着しても対策をとらないのであればブラックバスの密放流などウハウハでしょう。これは実質的な外来生物容認論です。そしてこれは現代生態学とやらに沿ったものですから、現代生態学もほぼ同じ見解であるとみなせます。論理的にここまであからさまに矛盾し外来生物により様々な被害が生まれるという現実に対応できないのであれば少なくとも自然科学系の学問であれば役に立たないでしょう。このほかにも法則を出したといいながらも具体例やデータのひとつも示していません。
このように生態学というあきらかに自然科学と思われるものを冠しているにもかかわらずその内容がまるで自然科学から離れたものであるということは科学でないのに科学を騙るというニセ科学の判定基準と一致します。
僕はここに熊森の“現代生態学”はニセ科学であるということを宣言します。
>自然界が動物と植物との絶妙のバランスにより成り立ち、安易に人間が手を入れるとそのバランスは崩れてしまうというのが現代生態学の出した結論であり、当会もそれに依拠しています。
しかし、この現代生態学という学問が具体的にどのようなものかは明らかにされていません。念のため言っておきますが“保全”生態学ではありません。“現代”生態学という学問です。しかしながら、この学問が学問として成立していないということは言えます。なぜなら、熊森がダブルスタンダードな立場を外来生物問題でとっているからです。
>人間の手による外国の動物の持ち込み、自然界への放出は、自然生態系を破壊するおそれのある、大変問題のある行為です。
と言って外来生物を容認しないことを言いながらも定着した外来生物への対策については
>原則として現在、野生化してしまったものは放置し、自然に任せるしかないと思われます。
入れた者勝ちを肯定しているだけです。定着しても対策をとらないのであればブラックバスの密放流などウハウハでしょう。これは実質的な外来生物容認論です。そしてこれは現代生態学とやらに沿ったものですから、現代生態学もほぼ同じ見解であるとみなせます。論理的にここまであからさまに矛盾し外来生物により様々な被害が生まれるという現実に対応できないのであれば少なくとも自然科学系の学問であれば役に立たないでしょう。このほかにも法則を出したといいながらも具体例やデータのひとつも示していません。
このように生態学というあきらかに自然科学と思われるものを冠しているにもかかわらずその内容がまるで自然科学から離れたものであるということは科学でないのに科学を騙るというニセ科学の判定基準と一致します。
僕はここに熊森の“現代生態学”はニセ科学であるということを宣言します。