徒然なるままに・・・

日々の出来事、感じたことを書いていきたいと思います。

グラハム・ボネット

2007-06-07 13:57:51 | 音楽

「一番好きなボーカリストは?」

と聞かれて、まっさきに思いつくのはやはりこの人、グラハム・ボネットです。自分のもつ声域・声量を限界まで駆使して歌い上げる歌唱方法はグラハムの強烈な個性であり武器でもあると思います。

私が HR/HM 界に足を踏み入れるきっかけとなったアルバム "Assault Attack / MSG" でボーカルをとっていますので、なおさら印象に残っているのでしょう。

MSG 脱退後、自らをリーダーとするバンド "ALCATRAZZ" を結成しましたが、ここで起用したギタリストが『革命児』イングヴェイだったことで、爆発的にブレイクしました。その後も スティーブ・バイ、クリス・インペリテリなど、個性的でテクニカルなギタリスト共演していました。個性の強いギタリストとの相性はものすごくよいボーカリストです。


そんなグラハムが、なんと札幌公演をおこなってくれることになり非常に驚き、そしてうれしく思いました。ジョー・リン・ターナーとのダブルライブ。こんなにおいしいライブは珍しいのではないでしょうか。個人的にはグラハムへの思い入れの方が数倍大きいのですけれども^^;

場所は ZEPP Sapporo。昨年行われた MSG 公演と同じ会場です。
蛇足ですが、私はこの会場でイングヴェイも見ていますので、イングヴェイ、マイケル、グラハムを同じ会場で見たことになります。全員一緒にやってくれたらすごいのですけれどもね^^

今回のライブは東京で2公演、大阪で1公演、札幌で1公演の合計4公演が行われています。初日は『ジョー→グラハム』、次の日が『グラハム→ジョー』というローテーションで行われたようです。この流れでいくと札幌は『グラハム→ジョー』です。グラハムが後の方がよいのにな~と思いつつ会場に入りました。

機材のセッティング状況をみると、やはりグラハムから開始となるみたいでした。それならそれで仕方がない、最初から全開でいくぞ!と張り切りました^^

会場暗転後、メンバー登場。RAINBOW の "Eyes Of The World" で幕開け。

「おいおい、グラハムだよ」

「本物だよ」

「歌ってるよ」

とものすごい感動。初めて MSG 公演を見た時に匹敵する感動でした。

グラハムの歌の感想

すごい!

この一言につきます。本当にすごかった。正直なところ、あの年でここまで歌えるとは思っていませんでした。多少キーは下げているかもしれませんが、これだけ歌えるなら文句なし。MSG のヤリもうまかったけど、完全にグラハムの勝ち!さすがグラハム!

セットリストも素晴らしい!ALCATRAZZ のナンバーはもちろん、RAINBOW、IMPELLITTERI、MSG ありの涙ものの構成でした。

セットリストはここここにあります。

この年になって "Jet To Jet" "Hiroshima Mon Amour" "Island In The Sun" を生で聴けるなんで思ってもみませんでした。本当に感動しました。

セットリストで残念だったのは、札幌公演のみ "Since You've Been Gone" がなかったこと。

な~ぜ~だ~

時間の都合かな~。聴きたかったな~。

あとは "Dancer" "Assault Attack" も聴きたかったけど、これはしょうがないかな。個人的に大好きな曲 "Will You Be Home Tonight" が聴けたのでヨシとします^^


グラハム終了後ジョーが登場するのですが、私的にはもう『燃え尽きた』状態^^; ごめんね、ジョー^^; ジョーはグラハムとは違って『聴かせる曲』を中心に披露してくれていましたね。

個人的には "I Surrender" が一番でした。できればアンコールに取っておいてもらいたかったですね^^;


そうそう、グラハムのギタリスト、なかなかうまかったですよ。というか、イングヴェイやスティーブのフレーズをかなり忠実に再現してくれていました。変に個性を出されてアレンジしたフレーズだとがっかりしたと思うので、このプレイはありがたかったです。今のイングヴェイよりも『当時のイングヴェイ』をうまく再現していたと思います。

何年か前、イングヴェイのライブで、アンコールに "Too Young To Die,Too Drunk To Live" を生で聴きましたが、ギターソロはまったく原型をとどめておらず、がっかりした記憶があるのですが、今回は安心して聴けました^^


ステージアクションなどで否定的な意見も聞きますが、それも含めてグラハムなのでいいじゃない、と個人的には思います。本当に感動しましたし、楽しめました。


まだまだ衰えをしらないスーパーボーカリスト。もう一度、是非もう一度札幌にきてください。

ありがとう、グラハム!


魔の東京公演

2007-02-06 16:19:43 | 音楽

こんにちは。

札幌は雪が降ったり雨が降ったり変な天気が続いています。やはりエルニーニョの影響なのでしょうか。

先日とあるルートから昨年11月16日および11月17日に行われた MSG 東京公演の音源を入手しました。聴くのが少し恐ろしい気がしましたが、冷静になって聴いてみました。

まず初日の公演。マイケルうまいじゃないですか!しかも音も良いし。少なくとも札幌公演とは別人のように感じました。"Armed And Ready" や "On And On" のソロはどうもミスが目立ちますが、その他はなかなかいい感じでした。

"Are You Ready To Rock" のソロでいきなりマイケルのギターが消えたので「あれっ!二日目の公演を聴いていたのか?」と思ってしまいましたが、ギターのトラブル(弦切れ?)だったみたいですね。ギターをチェンジしてソロパートをやり直すマイケル&バンドメンバーの(見えない)姿にプロを感じました。この時はきっと『神』のオーラが出ていたのではないでしょうか。

それにしても、この手の音源を聴くのは久しぶりなのですが、ものすごく録音状態が良いことに驚きました。楽器ごとのバランスもきちんと取れていて、とても聴きやすかったです。妙なところで時代の進歩を感じましたね^^; おかげで札幌公演ではほとんど聴けなかったベースやリズムギターの音がよくわかりました。


そして場面はいよいよ二日目の音に突入。オープニングの "Assault Attack" が始まりました。ソロ前まではそれほどひどい演奏ではないように感じましたね。で問題のソロに突入。幻想的な三連アルペジオ、、、のはずが「なんだこりゃ?!」状態。メロディーフレーズになるとさらにメロメロ。こりゃダメだ。ソロ以降はもうヘロヘロのボロボロ状態。続く "Are You Ready To Rock" もボロボロを通り越して「ダメだこりゃ」状態。ソロなんてまったくやる気がないのが音を聴いているだけでもわかります。曲終了と同時に客から「ちゃんとヤレ!」のブーイングが。。。そりゃそうだ。。。"Let It Roll" の途中でギターの音が消え、ギターソロのない間奏がむなしく、悲しく聴こえました。

正直なところ一番感じたのは「この場にいなくてよかった」ということです。実際に目撃してしまった方にはとても申し訳ないのですが、過去の出来事の音を聴くだけでこれほどの衝撃があるのですから、その場で視覚も加わって体験していたら相当なショックであったと思います。


初日とはまったく別人のマイケル。いったい何が原因だったのか。きっと本人にしかわからない何かがあるのでしょうね。いつか真実が語られることがあるのでしょうか。

この翌日が札幌公演になるわけですが、この音源を聴いた後では「よく無事に完奏できたなぁ」と思わずにはいられません。そのままツアーを放棄する可能性もかなり高かったのではないかと思います。周りのスタッフや関係者からの多くの説得があったのではないかと予想します。


この魔の東京公演の振替公演まで早くも20日をきりました。ベースとドラムが変更になったという話は伝わってきましたが、マイケルやバンドの状態が現状どのようになっているのか情報が少ないですね。きちんとリハーサルをする時間はあるのでしょうか。マイケルの体調はどうなっているのでしょうか。とても気がかりですが、心待ちにしている日本のファンのために、汚名返上の会心のライブを届けてほしいと心から願っています。


マイケルポジション

2006-12-29 23:37:55 | 音楽
こんにちは。

今日はなぜ最近のマイケルのプレイに以前の冴えがないのか、私の独断と偏見でズバッと斬ってみたいと思います。

理由は2つあります。1つはギターを Gibson から DEAN に変えこと。もう一つは太ったこと(特にお腹周り)。
昔からのマイケルファンの方なら、マイケルがギターを弾くときのキメのポーズがすぐに頭に思い浮かぶと思います。
Gibson のツートンフライングVを足に挟んで、ただひたすらに魂をのせてギターを弾く。あのポーズです。
私はあれを『マイケルポジション』と呼んでいます。

マイケル伝説を作り上げた、神がかり的なフレーズの数々は間違いなくこのマイケルポジションから生み出されたと言っても過言ではないでしょう。
ところが、最近の公演ではこのマイケルポジションを見ることはなくなりました。理由は上に書いた2つだと私は思っています。Gibson に比べて大きく重くなった DEAN のフライングV。マイケルポジションには不向きです。ポッコリ膨らんだお腹。マイケルポジションには邪魔です。

マイケルポジションをとることで、マイケルは神になるのです。あのポジションでのギターの位置、バランス、フレットの微妙な位置関係。これらの要素が全て完全に機能するのがマイケルポジションなのです。

マイケルがプレイの切れを取り戻すためには、マイケルポジションを取れるかどうかにかかっています。そのためには、ギターを Gibson に戻し、お腹を引っ込める必要があるということになります。

というわけで、マイケル、2007/2/25 までに、毎日腹筋300回を日課にしてください!そしてまたメダリオンを手に入れてください。(またルドルフ兄ちゃんから奪っちゃえ!)

2/25 の公演では、マイケルポジションがたくさん見られることを期待しています。

マイケルのプレイ

2006-12-27 15:39:33 | 音楽

こんにちは。

波乱の MSG 来日公演から、もう1ヵ月以上たちましたね。もうはるか昔のことのように感じてしまいます。当日は、前日のハプニングのためハラハラドキドキの連続でしたが、20 年以上もマイケルファンを続けてきた(なんちゃって)ギター弾きとしては、マイケルのプレイを冷静に聴いていた面も(少しは)あります。2006.11.18 MSG 札幌公演でのマイケルのプレイを私の個人的主観でレビューしたいと思います。

まず最初に言いたいのは、音のバランスが悪かったということ。マイケルの音ではなくバンド全体のバランスです。私はマイケル側のそれなりに前側にいましたが、それでもマイケルのギターがよく聴き取れない感じでした。特に前半。これじゃ、反対側に位置した人はマイケルのギターがほとんど聞こえなかったのではないかと思ってしまいます。

オープニングの Assault Attack。特に問題なく弾きこなしていたと思います。アルペジオも無難にこなしていました。ソロのメロディーラインは少し?だったかも。エンディングフレーズはバッチリだったと思います。

続く Are You Ready To Rock も特に問題なし。Let It Roll はキーボードとのハモリが目玉の一つですが、バランスが悪くてキーボードの音がやたらとデカク聴こえる。オイオイ・・・。ギターは少し粗い感じ。もう少し丁寧に弾いてよ、という感じです。

次からは最新アルバムからの曲が続きます。バンドの仕上がりとしてはいい感じでしたが、やはり曲への思い入れ度に差があるためか、あまり記憶に残っていません。ただ、ライブで聴くと「おっ、思っていたよりもカッコいいな」という印象でした。

Lights Out は開始から大いに盛り上がっていました。ただ、ギターソロは切れがなかったように思います。音も外すことが多かったですし。最近のマイケルに多い、フィンガリングのみで流れるようなフレーズが多かったように思います。この曲に限らず、マイケルのプレイは『ピッキングが少なく、弱い』というのが印象に残っていますね。ボーカルのヤリが "Lights Out From SAPPORO!" と歌ってくれたのがうれしかったです。

いよいよ Into The Arena。この曲をライブで聴けるだけで「生きていてよかった」と思ってしまいます^^; ただ・・・途中にベース&ドラムソロを入れるのは止めてください。お願い、マイケル。この曲の起承転結がすっかり台無しになってしまっています。ソロタイムは別にしてください。
プレイ自体は・・・やはり切れがないかなぁ。後半の泣きのフレーズはやはり感動しましたが。。。

But I Want More は、曲の雰囲気とあいまって、幻想的な雰囲気をかもしだしていました。ギターはやはり切れがいまひとつ。『切れ』というか『気合』かも・・・。チョーキングなどに勢いがなく魂がこもっていない感じがしてしまうのです。最近のマイケルのプレイスタイル的にはこんな感じなのかもしれませんが、昔の曲を演奏すると、どうしてもそのギャップを感じてしまいますね。

Too Hot To Handle はイントロで大いに盛り上がりました。マイケルはもしかするとソロの出だしを間違っていたかもしれません。「あれ???」と思ったように記憶しています。それ以外は無難に弾いていたように思います。

On and On。私の大好きな曲の一つ。特に後半のソロが聴きどころなのですが、、、音外していましたね。。。残念。。。思わず「マイケル、頑張れ!」と叫んでしまいました。
Only You Can Rock Me はよかったです。マイケルのソロもバッチリ。感動でした。個人的にはこの日のベストソロと感じました。UFO の曲というところがちょっと寂しい気がしますが。

Armed And Ready。やはりこの曲のイントロは最高ですね。できればもう少しテンポアップして欲しいのですけれども。スタジオ版並みに。ソロは・・・残念でしたね。キメのフレーズがことごとく外れていました。MSG の代表曲なので、かっこよく決めてほしかったのですけれども。。。

Attack Of The Mad Axeman。個人的には好きな曲ではありますが、ラストを飾るような曲ではないと思うのですけれどもね。。。中間部のボトルネック奏法は感動しました。これ、どうしてもうまくできないのですよね、私。今回じっくりと見れたので、少しだけうまく弾けるようになったかもしれません。後半のソロは『最後の力を振り絞って』という感じのマイケルのプレイで、なかなかよかったです。

アンコールの3曲は、素直に盛り上がっていました。プレイとしては Doctor Doctor のイントロが印象深いですね。いつ聴いてもこのイントロは感動しますね。
Rock Bottom は、、、やはり『最近のマイケルのプレイ』ということにつきるかと思います。ただ、マイケルは頑張ってくれたと思います。


全体的に、ギタリストとしてのマイケルに対しては、どうしても辛口にならざるを得ないかと思います。プレイは粗く、感動的なフレーズは少なかったですから。ただ、前日のハプニングを知ったことで、聴いている私自身が神経質になりすぎていたのかもしれません。前日のハプニングを考えると、完奏してくれただけで OK とすべきかもしれません。

最近のアルバムでの曲調が昔の初期 MSG のころのものから大きく変わっているのは誰が聴いてもあきらかであると思います。今回のライブでは『曲調の変化=マイケルのプレイの変化』を実感させられたものだったと思います。昔の曲を演奏することで、このことがより明確に聴き取ることができました。

私は自他ともに認める初期 MSG ファンです。しかし、最近のマイケルも『悪くない』と思っています。(『良い』とも思いませんが。。。)
ただ、『プレイの質』という点では、今回の公演では辛口評価されてもしかたがないと思っています。


ちなみに、マイケル以外のメンバーについて一言。

ボーカル:期待以上にうまい。声量、声域ともに素晴らしい。
ドラム:非常にうまい。びっくりした。歴代ドラマーの中でもトップクラス。
ベース:不明。ソロ以外は音がほとんど聴こえなかった。容姿、プレイスタイルからすると、MSG にしては???という感じか。
リズムギター&キーボード:可もなく不可もない。キーボードの音色が薄っぺらい感じがした。


今マイケルがどうしているのか心配しています。東京公演の振替が 2/25 に決定しています。本当に実現するのか?メンバーは?マイケルの体調は?不安なことがたくさんあります。それでも信じて待つファンが日本には大勢いることを、マイケルには知ってほしいです。そんな純粋なファンの期待に答えるためにも、2/25 は心身ともに爽快なプレイをしてくれることを望みます。


MSG札幌公演

2006-11-19 00:48:36 | 音楽

こんにちは。すっかりご無沙汰しています。
しっかりしぇんか~さん、Shannon さん、こんな私を見捨てずにいてくれて本当にありがとうございます。涙が出るほどうれしいです。

さて、今日は運命の日。MSG 札幌公演です。この日が来ることだけを励みに、面白くもない仕事を頑張ってきました^^; 指折り数えるとは、まさにこのことです。私にとっては3度目の MSG。(前回は McSG。) 札幌でマイケルが見られるのは今回が最後なのではないかと思っており、非常に楽しみでもあり、また逆に悲しみもあったりしました。

来日してから、名古屋、大阪、東京とツアーを行ってきたマイケル率いる MSG 御一行。ネット上ではセットリストやらレポートなどが出ていたので、雰囲気は大体つかめていたつもりでした。そう、つもり

昨日いつもと同じ調子で東京公演の様子を見ようとしたら・・・。
マイケル、3曲目の途中でギターを放り投げて退場。そのまま公演中止。
へ???何それ?どういうこと??だって前日までは普通通りだったっていってたよ。それがなんで急に??

マイケルファンならご存知の通り、マイケルは以前にも UFO の来日公演で途中退場したことがあります。"I can't play...." は古くからのマイケルファンには伝説のひと言となったのではないでしょうか。
そういう人ですので、今回の来日公演でも、『本当に来るのか?』『来てもステージに上がるのか?』『ステージに上がっても最後まで演奏するのか?』が焦点の一つでもあったかと思います。ただ私は、マイケルは無事に日本公演をしてくれるというひそかな自信がありました。それはなぜか。

マイケルがいわゆる奇行^^ をしてしまうのは、UFO の時がほとんどで、MSG の時は意外に?まじめに取り組んでいたという記憶があったからです。マイケルの奇行のほとんどはバンドメンバーとのイザコザが原因だと思います。今回はそんなことはないだろうと思っていましたので、大丈夫でしょう、と。まったく根拠なく考えていました。

それなのに、昨日の東京公演では見事に私の予想に反し『やってしまった』マイケル。この事実を知ったとき、私は『札幌公演中止』をほぼ 100% 確信しました。前日に途中でステージを降りた人が次の日にライブを行えるわけがないと思ったからです。

「行くのやめようかな・・・」

どうせ中止になるはずのライブ行くなんてバカらしい。オールスタンディングでポジションは先着順になるので、並ばなければいい場所は取れない。今日は外は寒い。風邪気味だし。と、次々と悪い方に悪い方に思考が傾いてしまいます。

でも、やはり行かなくては。もしかするとこれが最後のマイケルのライブになるかもしれない。1% でも可能性があるなら行かなくては絶対後悔する。

それじゃぁ準備をしようか、と動き始めましたが、すぐにストップ。「どんな格好で行こうか・・・」服装は前日にでも考えればいいやと思っていたのですが、前日に知った事実でそんなことは頭から吹き飛んでしまっていました。まったく考えていませんでしたので、ものすごく焦りました。

しばらく考えましたが「やはりこの格好だよな」と決めました。下は紺のジーンズ。上はもう 10 年以上前にしまって出したことのなかった黒の革ジャン。靴は黒のコンバース。少しでもマイケルに近づきたくて集めた品ばかり。もう出すことはないかもしれないと思っていましたが、その封印を解くことができました。

開場時間の一時間前に会場に着きました。そこには寒空の中 MSG 札幌公演を待つ人人人・・・。泣けてきました。「マイケル、これ見てよ。あなたに会いたくて待っている人がこんなに大勢いるんだよ。」

それでも私は半信半疑でした。いつ『公演中止』のアナウンスがあるのか。開場時間になり、入場が始まりました。すぐに会場はいっぱいになりました。私は前から 15 列目くらいの向かって左側にポジションを取りました。

入場してから開始までの時間はとても長く感じました。「マイケル、そこにいるのかい?」「ステージに上がってくれるのかい?」「ギター弾かなくてもいいから、一目元気なあなたの姿をみてみたいよ。」そんな思いが頭をぐるぐる回っていました。

開演時間を少し過ぎた頃、会場は暗転。メンバーらしき人影がステージに見える。「マイケルは?いるのか?」必死で探しました。

目の前に神がいました。20 年近く前に見たマイケルとは風貌は変わっていました。「マイケル、年を取ったね。」「僕もあなたと同じだけ年をとったよ。」そんな言葉を思いながら、マイケルを見続けました。

気がつけばセットリストの全てが終わり、昨日の出来事がうそだったかのように、何事もなく無事に札幌公演は終了しました。何度も頬を流れ落ちたのは、汗か、それとも涙か。。。

マイケル、ありがとう。またいつか会えるよね。楽しみにしているよ。信じて待っているよ。僕はいつまでもあなたのファンですよ。

冷静にライブを振り返ることは後日にすることにして、今日はこれまでとします。


MSG日本公演セットリスト・・・夢です

2006-06-01 10:02:19 | 音楽

こんにちは!

MSG日本公演のチケットも取れて、あとは11月の来日を(不安をかかえながらも)待つだけとなりました。
今回の日本公演に対する思い入れは、みなさんそれぞれいろいろあるでしょう。
私も非常に感慨深い思いで来日を心待ちにしております。

欧州では既にツアーが始まっており、ネット上には至るところでセットリストを見ることができます。
うれしい反面ちょっと楽しみが減ってしまったような気もして複雑な心境なのですが・・・。
欧州のセットリストは、正直なところ私の希望とはかけ離れている感じがしました。
日本公演はセットリストを変えてくると予想しているのですが、実際は始まってみないとわかりませんね。

そこで私は勝手にセットリストを作ってしまいました。
私の思い入れのある曲だけを詰め込んだ夢のセットリストです。
まったく個人的な思いだけで作りましたので、突っ込みどころはいろいろあるかと思います。
でもいいんです!あくまでも私の夢なのですから。

では、お待たせしました。(誰も待ってないってば。)

パンパカパーン

発表します。

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 1. Ulcer
 2. Are You Ready To Rock
 3. Assault Attack
 4. Cry For The Nations
 5. On And On
 6. Save Yourself
 7. Captain Nemo
 8. Rock My Nights Away
 9. Desert Song
10. Red Sky
11. Rock `n' Roll
12. Into The Arena
13. Walk The Stage(Rock Will Never Die)
14. I'm Gonna Make You Mine
15. Never Trust A Stranger
16. Armed And Ready
17. Courvoisier Concerto
18. Lost Horizons
19. Doctor Doctor

--- Encore 1 ---
 1. The Dogs Of War
 2. Secondary Motion
 3. Destiny

--- Encore 2 ---
 1. Bijou Pleasurette
 2. Dancer
 3. Looking For Love


どうですか、この初期MSGファン丸出しのセットリスト^^
自分でもちょっとあきれています^^;

MSG の来日公演なので UFO の曲はカットしました。
が、Doctor Doctor だけは別格ということではずせませんでした。

もう少し考えれば別の構成が思いついたかもしれませんが、今回は本能のおもむくまま好き勝手に作らせていただきました。

さて、マイケルファンのみなさま、どう思われますか?
そしてみなさんならどんなセットリストを希望しますか?
こんなことを考えながら、11月を待つのも楽しいのではないでしょうか。


チケットゲット~

2006-05-27 23:04:33 | 音楽

こんにちは。

今日はいよいよMSG札幌公演のチケット発売日でした。
どの方法で購入しようか迷っていたのですが、電話にすることにしました。
ところが、案の定電話はなかなかつながらない。9:30から何度再ダイヤルをしたかわかりません。
もう電話はあきらめて、近所のサンクス(チケットぴあ)に行こうかと思っていた時、ようやく電話がつながりました。
めでたくチケットゲットです。

とはいえ、札幌の場合はスタンディングですので、席が決まったわけではありません。
当日の場所取りに勝ち残る必要があります。
土曜日ですので、早めに会場に行くこともできます。
いろいろ作戦を練って挑みたいと思います。

ともかく、マイケルのプレイを堪能したいと思っています。


続 YOUNG GUITAR

2006-05-15 10:50:54 | 音楽

こんにちは。

先週末、予定通り仕事帰りに YOUNG GUITAR を購入してきました。
表紙に写る神、マイケル・シェンカー。やっぱりかっこいいですね。
しかも本当に久々に買う YOUNG GUITAR。なんだか照れくさい感じがしました。

内容も充実していましたねぇ。インタビュー盛りだくさん。
マイケルの中ではやはり新作が MSG 史上ベストということですね。
うーむ、気持ちはわかりますが、初期 MSG を追い求めるファンとしては複雑な心境です。

スコアに SAVE YOURSELF が取り上げられていましたね。
私なら ARMED AND READY か INTO THE ARENA とするだろうなぁ。
いや、SAVE YOURSELF はもちろん大好きな曲です。
でもせっかくなんだから McSG ではなく MSG の曲を取り上げた方が良いのではないかと思いましたね。

DEEN の V は・・・やっぱりイマイチかっこいいとは思えないですねぇ。
GIBSON のツートンが最高だと思いましたね。
GIBSON もマイケルのシグネイチャモデルを出してあげればよかったのに。
マイケルのおかげで、いったいどれだけの GIBSON-V が売り上げられたことか。
間違いなくマイケルは GIBSON の功労者の一人だと思います。

そうそう、YOUNG GUITAR ですが、昔と比べて広告のページが少なくなったような気がしますね。
昔はたくさんの楽器店の広告が載っていたと思うのですけれども。
これも時代の流れなのですかね。

来日公演の翌月には、再び大々的にマイケルを取り上げてくれることを切に願っております。

それにしても、マイケルの写真は昔のものがほとんどですね。現在の写真は小さいものばかり。
うーむ、これまた複雑な心境です。気持ちはよくわかるのですけどね^^;


YOUNG GUITAR

2006-05-11 15:10:15 | 音楽

こんにちは。すっかりご無沙汰しております。
札幌はようやく桜も咲き、春を実感できるようになりました。
これからだんだん暖かくなって行くのかと思うとうれしくなります。

さてさて、引き続きマイケルネタなのですが、今月の YOUNG GUITAR はもうご覧になりましたでしょうか?
なんとマイケルが表紙ではないですか!しかも若き日のマイケル!
なんだか一気に80年代にタイムスリップしてしまったような気がしますね。
マイケルが YOUNG GUITAR の表紙を飾るなんて、もうないのではないかと思っていましたので、ファンとしましてはとても嬉しい限りです。

表紙になったということは、当然特集記事が組まれているということで、期待も大きいと思います。
表紙と目次は以下のページから参照できます。

http://www.shinko-music.co.jp/main/ProductDetail.do?pid=2088370606

YOUNG GUITAR と BURRN は、私がまだ高校生のころから結婚する直前まで15年間以上にわたり愛読してきた月刊誌です。
この本を店で見かけたりすると、ちょっと感慨深いものがあったのですが、マイケルが表紙となると買わないわけにはいかないですね~^^

今月はあちこちの音楽雑誌でマイケルのインタビューが掲載されているようですが、今まではジッと我慢してきました。
その分 YOUNG GUITAR には期待しています。

発売日は10日、つまり昨日なのですが、北海道は残念ながら2日遅れなのですよね~。ですので、私は明日の仕事帰りに本屋に立ち寄り購入するつもりです。
なんだか久しぶりにワクワクします^^  楽しみだぁ~。