恵理の日記帳

平凡な日々の中で、ささやかな出来事を書いています。

かやの実(むくどりのゆめ)

2013-10-19 08:24:36 | Weblog

 

          今朝のTVニュースで「かやの実」の出荷を報道していました

 

   私が幼かった頃、沢山の絵本を買って来てくれた父と時々童話を買ってくれた母

今は禁止されたチ〇〇ロサンボ、安寿と厨子王、シンデレラなど忘れられないものも多いのですが・・

やはり1番記憶に残っているのが『童話集・むくどりのゆめ』の『かやの木に』です  

以前、☆お絵描き えっせい☆にも書いたことがあるのですが(夢子先生からPC画指導)

病気になった母さん鳥の「かやの実が食べたい」という望みを叶えようと、子供鳥三羽が日々探しに巣から飛び立ってゆくのですが・・

小雪が舞う季節なので、もう何処にも実はありません。上の二羽は適当に探して帰ってくるのです。

でも末っ子鳥は、毎日懸命に探し続けます。かやの木を(くちばしが傷ついても)突き続けます。

「明日おいで」優しく言葉をかけてくれるようになった「かやの木」の言うことを信じて翌日に行くと、小さな小さな実が付いていました。

毎日育っていく「かやの実」は母さん鳥に希望を与えます。そして「ようやく熟した実」を1個持って、巣に運ぶ奇跡の日が来たのです!

母さん鳥は、涙を流して「大切な実」を懐に抱くのです!(子供心に凄く感動しました) 

幼かった時の記憶ですから、本当はツグミの父子の童話だったそうですが・・私は母子鳥だと信じていました

                  

懐かしさのあまり・・市内の「なんでも揃う本屋」に行って探したのですが、浜田廣介童話集(20編)にも肝心の『かやの木に』は入っていなかったのです(どうして!?)

美しい挿絵の『むくどりのゆめ』と童話集は購入してきたのですが・・・本当に残念で寂しく思いました。

帰宅してPCで検索してみましたが、同じように「むくどりのゆめを購入しましたが、かやの木が入っていなかった」という方もみえました。

原作の『かやの木に』を元に、美しい詩を書いた方もみえて・・・歌にもなっているようですが・・・

20編の童話集を出版されている有名文庫さんも『泣いた赤おに&むくどりのゆめ』などと共に、どうして『かやの木に』を選ばないのか不思議で仕方ありません 

 

 

 

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2 コメント

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Unknown (のらしろ)
2013-10-20 07:45:23
幼い頃の、聞いた童話は本人の好みにもよりますが,思春期そして大人になってから生涯の人生観を決める礎になるような気がします。我が家の長男はマッチ売りの少女を何度もせがまれて読みました。
次男は海賊の絵本『人をたすっける勇気」が好きで絵本が擦り切れるほど好んで読みました。肉親が心をこめて読むこの感情が伝わるのかもしれませんね。
限りないねばりと優しさがえりさんの人格形成に成長されたのかもしれませんね。
ネットで、古本を探したのですが見つかりませんでした。
のらしろさんへ・・ (えり)
2013-10-20 19:22:21
2階の奥の部屋には、私達が小さかった頃の品が残っています。
でも・・空気入れ替えに毎週末の天気の良い日に窓を開けたりしていたのですが・・
偶然に立派なヘビの抜け殻を見つけてしまってから・・
怖くて2階には上がっていません。
『むくどりのゆめ』のように、『かやの木に』も優しい挿絵の単行本にして出版してほしいです。
(下の数字、7776です)

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