散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

遠望・富士山2021.01.29(横浜三塔)

2021年01月30日 | ☆撮!富士 #Fuji

JR関内駅のホームで電車を待ちながら、関内周辺の案内図を眺めていると・・・
横浜三塔と呼ばれている、神奈川県庁、横浜税関、横浜市開港記念会館の、それぞれトランプカードの絵札になぞらえた塔の建物の中国語訳に興味を持ちました。
神奈川県庁(キングの塔・Towar of King)には、帝王塔。
横浜税関(クイーンの塔・Towar of Queen)には、女王塔。
横浜市開港記念会館(ジャックの塔・Towar of Jack)には、捷克塔。


さて、「King」は「王」で、単一民族の支配者を意味するようです。
それを敬う言葉として「大王」が使われます。
一方、「帝王」の英訳は「Emperor」で、多民族の支配者を意味しています。
「皇帝」も同じ「Emperor」で、尊称として使われ、なんと「天皇」も「Emperor」です。
「2000年にわたり、一つの国で、一つの民族、一つの王朝が続く国は日本だけ」といった麻生〇郎という大臣がいましたが、それだと「天皇」は「King」ということです。
「キングの塔」を中国語で「帝王塔」と訳したのは、なぜなのでしょう?
「女王塔」はさておいて、次に「Jack」が「捷克」と訳されています。
中国語で「捷克」は、ヨーロッパの国・チェコ共和国のことです。
試しに、トランプのジャックを中国語でどう表わすのか調べてみると、トランプは「撲克牌」pu ke paiと発音してポーカーゲームから発展しました。
ジャックは、発音だと、コンセントなどの差込み口のジャックをいう「插孔」cha kongとなりますが、より発音が近いからと「捷克」jie keを採用したのかなぁ?と考えられます。
なので、横浜市開港記念会館は、チェコの塔ともいえますね。

ちなみに、中国ではジャックのカードを「J」というアルファベットの形に近い「了」や、鉤型を意味する「勾」と呼ぶそうです。
ところで、アメリカ大統領にトランプが就任した関係で、日本で呼ぶトランプは「切り札」のことで、欧米では「プレイングカード」と呼んでいることを再認識しました。
その勘違いの延長線上に、キングは王様、クイーンが王妃、ジャックが王子と、子どものとき教わった気がします。
実は、ジャックは、召使い、兵士でした。
トランプのことを調べてみると、世界中で愛されるカードだけに、いろんな逸話があって面白いので、時間があったら調べてみることをおすすめします。
*****
カラス(見出し写真)?と思ったら、大きな輸送機(下写真)?が飛び立ちました。
右端にポチッとある黒い点は、ヘリコプターです。

夕景、日の入りが少しずつ遅くなってきましたね。


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