スポーツメンタルトレーナーの小噺

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女子バレーボール、王者ブラジルにあと一歩

2005年06月27日 | その他スポーツの小噺
 女子バレーボールのワールドグランプリで日本は昨年の優勝国で世界ランキング2位のブラジルに惜しくも敗れました。第1、第2セットを連取した日本に対し、第3、第4セットはブラジルが取り返し、最終セットへ。日本は2点をリードしてマッチポイントを迎えましたが、最初のマッチポイントで大友が痛恨のサーブミス。結局最後に流れを自ら渡してしまって逆転負けしました。本当に1つのミスが大きく流れを変え、そしてその流れに乗ることがバレーボールでは非常に大きなことだなと改めて実感しました。
 とは言え、非常にバランスの取れた良いチームだと感じましたし、みんなが1つの方向を向いているという印象を受けました。やはり柳本監督は良い指導者なんだなと再確認しました。キャプテンのセッター竹下をはじめ、エースのセンター大友、ムードメーカーの高橋、今回のシンデレラガール・菅山と非常に良い働きだったと思います。特に放送席まで飛び込むガッツを見せた菅山選手には感動しました。サッカーのゴン中山選手とか、ああいう選手が好きみたいです、僕は。しかも菅山選手は”かおる姫”とか言われるぐらい綺麗ですしね。これにメグ・カナが成長して加わったら・・・。まさにジャパニーズ・ドリームチーム!柳本監督は色々考えて起用している印象を受けますし、楽しみですね。
 その柳本監督が挙げている「変化とスピード」はすべての日本の団体スポーツが世界と戦う上で日本のストロングポイントだと思いますし、先のサッカーのブラジル戦やこの女子バレーボールの戦いを見ても、それが証明されていると言えるでしょう。あともう1つの武器の忍耐強さを生かして世界と戦ってもらいたいですね。がんばれニッポン!