うめの写真日記

チェコ生まれ、チェコ育ちのチェコ猫の僕。現在は日本の神奈川県在住ですナー。

ネモフィラの写真

2013年05月15日 | Weblog
今日は大変な一日でしたナー。

僕もTも年に一度のお勤め、健康診断ナー。

Yは健康なので必要ないですナー。と本人は言ってるナー。
僕とTは行け行けと言ってるんだけど、病院嫌いナー。

というわけで、僕、今日、ワクチン注射の日だったんですナー。

偶然にも、去年のワクチン注射も、今日と同じ、5月15日。
すごいでしょ?

というわけで、ちょっとお疲れモードな僕でしたナー。

さて、先日T&Yが写真に撮ってたネモフィラナー。



お花はこんな感じの形と色ナー。

これが一面に咲いてるから、あたりは青い絨毯。
全体を撮ってる写真がほとんど無くて、ボケが汚いこんな失敗写真しかありませんが、



向こうの方までずっと敷き詰められてますナー。

たまにぴょこんと顔を出してる



こんな子も。

それから、いっぱい咲いてるから、咲きかけの



こんな子も。

とっても綺麗な色でしょ?

って、僕も写真しか見てませんが、T&Yは『とっても楽しかったよー。』と言ってましたナー。

ネモフィラ

2013年05月06日 | Weblog
先日4月29日は『昭和の日』でしたナー。

昭和天皇のお誕生日で、『天皇誕生日』と言われていたのが、天皇陛下がお亡くなりになって、『みどりの日』となってたんだけど、いつの間にか『昭和の日』という名に変わっていた・・・という事に、今年初めて気づいたT&Yですナー。

遅いし・・・

いつの間に名前変わったんだろうと思って調べてみたら、2007年からだそうですナー。
一応僕たちプラハにいた頃ナー。
だから変わった事は知らなくても、日本に来て早数年・・・

気づくの遅いし・・・

ちなみに『みどりの日』は5月4日になったそうなんですナー。
なんでナー???

ま、それはおいといて、その『昭和の日』、朝テレビを見てたらアナウンサーの人が昭和天皇プチエピソードを話してたんだナー。
自然を愛してた昭和天皇、「雑草という植物はない」って言葉を残してるそうなんですナー。

雑草という植物はない

どんな草にも名前や役割はあり、人間の都合で邪険に扱うような呼び方をすべきではない、という意味なんだそうで、なんとも素敵なセリフなんですナー。

激動の昭和時代。
現人神と呼ばれて日本の統治者であった天皇が象徴に変わった時代。
昭和天皇にも天皇制に対しても賛否両論ある若干世知辛い世の中だけど・・・
でも、やっぱり含蓄あるセリフなんですナー。

というわけで、ちょっと感動していたT&Y。

翌日は2人そろってお休みだったんですナー。
お昼過ぎくらいから2人は、カメラを持って
『うめ!良い写真撮れるよう応援しててね!』
『帰ったら一緒に見ようねー。』
と、車で1時間ほどの、お花畑が有名な大きな国営公園へおでかけしたんですナー。

秋はコスモス、真っ赤なもみじ、春には梅を愛でて、桜や菜の花が楽しめる、そんな楽しい公園で、T&Yもたまーに写真を撮りに行ってますが、
とーーーっても広い公園で、まだ隅々まで回れた事がないって言ってますナー。

そんな公園、今頃の時期はきっとチューリップが満開のはず!と喜び勇んで出かけた2人ですが、
残念、チューリップは見ごろが過ぎてたみたいなんですナー。

かわりに、ポピーの広場とネモフィラの丘が!!

ネモフィラってご存知ですかナー?
茨城県のひたち海浜公園とかいうところのネモフィラの丘っていうのがテレビでも紹介されてちょっと有名にはなってるみたいだけど、オオイヌノフグリを巨大化させたような青い綺麗な花たちナー。
一面に咲くとそれはそれは幻想的なんですナー。
T&Y、ずっと見たいナー写真撮ってみたいナーって言ってたんだけど、実物を見た事は無かったんですナー。それがこんなところにあったとは!!

喜んだ2人。
早速、カメラを構えて写真を撮りはじめたんですナー。

2人が写真を撮り始めると、長い。
1枚撮っては確認し、また1枚撮ってはそれを眺め・・・の、Y。
連写でガシャガシャ、気に入ったアングルの写真をとにかく撮りまくる、T。
撮り方は全く別なんだけど、とりあえず2人とも、自分の世界に入り込んでしまって、時間を忘れてしまうんですナー。

その日も2人は撮っていた。
初めて出会ったネモフィラに興奮して、大喜びで撮っていた。

お花畑公園は、いろんな人たちがお花を愛でに来るんですナー。
家族でにぎやかに楽しむ人たち。
仲良くお散歩してるおじいちゃん、おばあちゃん。
バーベキュー広場もあるから、大学生くらいの団体さん。
お友達と一緒におしゃべりお散歩のミセスたち。

そして、もちろん、ロマンチックなデートを楽しむ若いカップル。

カップルって言って大丈夫?
以前アベックっていうのはもう死語だってテレビで言ってたけど、カップルは大丈夫ですかナー?

気を取り直して、そのカップル。

写真を撮ってるT&Yの後ろを通りかかるカップルがいた。

ネモフィラって本当にかわいらしくて、綺麗な青の花ナー。
そこは、ちょっとした高低差があるところに一面に咲いてたから、ずーっと先まで見渡す限り青い丘っぽくてとっても幻想的だったらしいですナー。
デートにはもってこいナー。

彼女は感動して
『まあ!素敵!!なんて美しいの!!こんな場所に連れてきてくれるなんて、ロマンチックな人!!』
って言うに違いないんですナー。

そしてお花を愛でながら行くカップル。

『綺麗だねー。青い花ー。地面にいっぱい咲いてるんだねー。』

そう言った彼女に対し、彼が答えたセリフに2人はびっくり仰天ナー。

『世の中には、雑草という名の植物は無いんだよ。』

それ!!それ、昭和天皇のセリフナー!!
昨日テレビでやってたナー!!
何かっこつけて自分の言葉みたいに言ってるナー!!!!

そのセリフに感動した彼女、そっと彼に寄り添って・・・かどうかは2人がいたのがT&Yの後ろだったので見えなかったけど、
とにかく通り過ぎていった2人。

T&Yは大爆笑寸前ナー。
笑うの必死でこらえて2人が立ち去るのを待ってたんですナー。

みなさん、人のセリフを拝借する時は、気をつけないとバレますナー。
あのお兄さん、朝に同じ番組見てたんだろうナー。

前科者

2013年03月06日 | Weblog
お久しぶりですナー。
またまたすっかりご無沙汰しちゃいましたナー。

最近、我が家にはショックな事があったんだナー。

なんとなんと、ナナなんと・・・

ついに我が家のYが前科持ちになってしまったんですナー。

世が世なら、入れ墨入れて国払い。
江戸を離れて、上方にでも行って、入れ墨を隠して目立たないように生活しなきゃいけないんですナー。

現代で良かった。
罰金で済んだ。

警察だって人間ナー。
やっぱり最後はお金で解決ナー。

それで良いのか、日本の警察。
こんな小物一人捕まえたところで、世の中の悪が減るわけでなし。
もっと大きな悪に立ち向かえって言うんだナー。

そのために、先立つものはお金なのかナー・・・

というわけで、罰金を支払い、晴れて無罪放免。
前科持ちとはいえ、禊を済ませ、娑婆に戻ってきたYですが、結構悔しがってますナー。

なにって・・・
なにって・・・

その日は、お天気も良く、午後時間のあったT&Yは、車で、家からちょっと離れたトコロへ、写真を撮りにお出かけしたんですナー。
綺麗な景色がある事は知ってたけど、車で行ったのは初めてだった2人。
なかなか駐車場が見つからず、うろうろと車を走らせていたんですナー。

道を走っていた2人は、交差点にさしかかったとき、左に行けば駐車場がある事を発見。

何のためらいも無く左折したんですナー。

と、そこにいたのは、ポリスマン!!!

『すいませーん。止まってくださーい。』

ん?
検問中?
なんだろう?

『はーい。』

なんだなんだと訝しげに車を止めた2人。

『違反ですよー。』

『は????』

信号無視はしていない。
スピードだって、交差点曲がる瞬間なんて、15kmくらいでしょ?
シートベルトは・・・してるよナー。
お酒だって飲んでない。

免許??
持ってるよナー。
しかもゴールド。

『ここ、時間帯によって、左折禁止なんですよー。』

『はぁ???』

そうなんですナー。
2人は完全に見落としていたんだけど、交差点の手前に、『13-17左折禁止』ってすっごく小さい看板が出てたらしいんですナー。

見えねーよ。

あ、2人の心の叫びがつい・・・

というわけで、標識を無視したという事で、お巡りさんにつかまってしまった2人。
運転手のYは前科者になってしまったんですナー。

指紋とられたし・・・(はんこ持ってなかったから・・・)

にしても、もっと看板目立つようにしてほしいし、大体、すっごい大きい交差点で、左折した道だって広い道で、駅に向かう道だから、当たり前に入れると思うんですナー。
だからこそ、間違えて左折した人を待ち構えてて捕まえるんじゃなく、間違えて左折しないよう、間違える前に注意する事に心を砕いて欲しい!!!

とはいえ・・・
いくら小さくても、看板が出てた事は事実なわけで・・・

Yも悪い。

にしても悔しいんですナー。

悔しい、悔しいと思いながら帰ってきたT&Yの目の前で、一時停止を無視して危なげに走り去っていくバイク。

『こういうの捕まえろよ!!!』

と思わず叫んでいた2人でしたナー。


皆さん、道路標識はしっかり見て、守りましょうナー。


にしても、待ち構えてるなんて、趣味が悪いんだナー!!
それに関しては、僕も、ちょっとどうかと思いますナー。

というわけで、Yの免許がゴールドじゃなくなりますナー。
多分。

あの人は今

2012年11月22日 | Weblog
時代劇が昔から好きだったYに感化され、最近はTも時代劇ファンナー。
二人の時代劇好きに影響されて、僕も真剣白刃取りくらいはできるようになりましたナー。
写真がその瞬間ナー。

それはそうと、時代劇。
あの、わかりやすいまでの勧善懲悪。
1話で確実に完結してくれるわかりやすさ。
一目でわかる悪役の悪人顔。
やたらと強い、まさに無敵な主人公とその仲間たち。
安心できるストーリー展開とお約束の決め台詞。

すべてが素敵ナー。

今どき、こんなに安心して見ていられる番組、なかなか無いんですナー。

しかも2人の好きな時代劇は、ちょっと古いものの再放送ナー。
最近の時代劇は、リアリティばっかり求めすぎて、時代劇特有のありえないチャンバラとか、細かいトコ無視のテンポの良い話の展開がなくなってきてる気がするらしいですナー。
しかも地デジになって、かえって興ざめナー。
新しい物は映像も綺麗だから、逆にセット感が出ちゃって、ちゃちい。
全部がくっきり映ってれば良いってもんじゃないんだナー。

あ、僕は地デジにも耐えられる、どこをとっても素敵しかない素敵キジトラなので、ご安心くださいナー。

というわけで、古い時代劇大好きなT&Yですが、最近、午前中におうちにいる時にかならず見ている時代劇があるんですナー。
それは

子連れ狼

しとしとぴっちゃん しとぴっちゃん♪
のあれですナー。
古いか。

さすがに、萬屋錦之介の子連れ狼ではありませんが、最近午前中、10時半からテレビ朝日にて、北大路欣也の子連れ狼がやってるんですナー。

そして、北大路欣也の子連れ狼。
ちゃん!
あ、違った。
『ちゃん!!』
のセリフで有名な、大五郎が、とにかく可愛い。
ま、僕ほどじゃないけどね。

でもあの大五郎に2人はメロメロナー。
キリっとした顔立ち。
まだ覚束ない歩き方。
可愛いんですナー。

北大路欣也の子連れ狼がやってたのは、僕たち3人がプラハに住んでたころ。僕が産まれる前から産まれる頃にかけてですナー。
その当時からかれこれもう10年ほど。
大五郎もさぞや大きくなった事でしょうナー。

大きくなった大五郎。
可愛く成長したのかナー。
どんな人が大五郎をやってたんだろうナー。

『ちょっと待った。』

大五郎をインターネットで調べようとしていた2人の動きがふと止まったんだナー。

先日、テレビでやってたE.T.を懐かしく見ていた2人。
主人公の男の子の妹役の可愛い女の子。

『この子って、チャーリーズ・エンジェルに出てるあの人だよねー。』
『あぁ、そうか。変わったねー。』

そうなんですナー。
子役は、子役のイメージが強いけど、月日がたてば、当たり前に成長するんですナー。
僕は、赤ちゃんの時からずっと可愛いままだけど、顔とか雰囲気とか変わっちゃう子もいるでしょ?
でも、可愛い子はやっぱり可愛い子だと思うんですナー。

『子役といえば、アナキン、可愛かったよねーーー。』
『スター・ウォーズね!エピソードⅠのアナキンは、ほんとに可愛いよね!』
『もういい青年になってるはずだよね。』
『さぞやイケメンに成長してるだろうね。』

インターネットでアナキンを検索しだした2人。
アナキン役の人の現在の画像を見てみたんだナー。
彼は現在20代前半。
アナキンの面影は・・・・・

無い・・・・・

あの可愛かったアナキンはどこへ・・・!?
(アナキン役の人、すいません・・・)

その時、2人は学んだんですナー。

何でも調べれば良いってもんじゃない。
この情報のあふれたネット社会の現在だからこそ、大切なのは『知ろうとしない勇気』。

『大五郎、検索するの、やめようか。』
『そうだね。大五郎は大五郎のままで。』

大五郎の現在を調べるのをやめた2人でしたナー。

なんて言ってたら、そのうち、『あの人は今』みたいな番組にひょっこり出てきたりするのかナー。

WBC

2012年11月11日 | Weblog
お客様のブログは60日以上更新されていないため、テンプレートが変更されています。
記事やフォトチャンネルを更新すると、お客様が選択したテンプレートの表示に戻ります。



って書かれたナ。

僕の素敵日記、おかしな事になってたんだナ。
僕の素敵な写真も小さくなって、ページの背景が白くなって、見にくくなってたんだナ。
失礼しちゃうナ。

2ヶ月も更新してなかったかナ。
マイペースで良いんだナ。

とりあえず、元に戻ってほしいから、投稿ナ。

ついでに日記も書くナ。

WBC。
ワールド・ベースボール・クラシック。
僕、楽しみにしてたのに。
ダルビッシュ出ないんだナー。

残念。

日本の野球選手、どんどんアメリカに出てっちゃうんだナー。
大リーグに挑戦したい!って夢はわかるし、もちろん、その夢がかなうよう、僕だって応援するんだナー。
日本人選手が大リーグで活躍するのは嬉しい事だし、素敵な事なんだナー。

でも、日本代表の試合とかがある時は、せめて帰ってきてほしいんだナー。

大リーグのケチ!

ダルビッシュが投げ、阿部が受け、イチローが守り、長野が打つ!
青木が走り、坂本がつなぎ、黒田が抑える。

大リーグとジャイアンツだけで充分なはずなのに・・・
世界一になれるはずなのに・・・

大リーグに行って一回り大きくなったダルビッシュ、日本代表で見たかったナー。

ま、大リーグ組がいなくたって(いないわけじゃないけど・・・)、国内組で充分やってやるナー。

内海が投げ、阿部が受け、松本が守り、長野が打つ!
鈴木が走り、坂本がつなぎ、山口が抑える。

ほら、ジャイアンツで充分ナー。
世界一になれるんだナー。

って、冗談はともかく、阿部、長野、坂本は絶対入ってくるからー、あとのメンバーは誰かナー?
巨人大好きなTは、ジャイアンツがそのままWBC出ればそれで良いって言ってるナー。

確かにジャイアンツの選手、みんなすごいし、後は外国人選手の枠を、内川と藤川と前健とか、マーくんあたりが埋めてくれれば充分世界一狙えるんだけどナー。

WBC、時期も悪いんだナー。
3月なんていう、シーズン直前にやるから、大リーグが選手を出してくれなくなるんだナー。
ちなみに前回、日本では中日も選手出してくれなかったからナー。
吉見とか浅尾とか谷繁あたりはほしかったナー。
ま、いなくても世界一だけどね。

大リーグも選手たちを出したくなるような条件の大会になれば、またより面白くなって良いんだけどナー。

やっぱり、大リーグのスーパースターがアメリカ代表に入ってないし、それで世界一になってもつまんないんだナー。
世界中、オールスターで戦いたい。
それが夢の祭典ナー。
サッカーのワールドカップは、世界中のすごい選手が出てるでしょ?
だから盛り上がるんですナー。
そんな大会にいつかなってほしいですナー。

というわけで、WBCを楽しみにしてるうめぼし一家でしたナー。

ニラ

2012年09月04日 | Weblog
ニラと生まれたからには~ ニラレバ炒めになりたかった~~♪

Tがおかしな歌を歌いだしたんだナー。

本日、T&Yの食事はラーメンでしたナー。
豚肉とニラともやしを炒めて、ラーメンの上にどーーんと乗せて食べてましたナー。

ニラと生まれて畑で育ち、目指す未来はニラレバよ~♪

都々逸ってやつですナー。

あまりにおかしな歌だったんだけど、何故だかYまで一緒になって騒ぎ出したんだナー。

ニラと生まれてきたからには、ニラレバ炒めになるのが夢のはずナー。
故郷の畑では、農家のおじさんに『立派に育てよ!』と大事に育てられ、周りのニラたちからも『ニラ男さんは、きっとレバニラになるニラよ!』なんて憧れの眼で見られ、
出荷される時は、万歳三唱で見送られ、みんなの期待を一身に背負って我が家にやってきたはずナー。
なのに、ラーメンの具にされるナんて!
と、さぞや悔しい思いをしてきたであろうニラたち。
無念ナー。

そんな歌を歌っていたT&Yだったんだけど、そのうち、ニラに飽きたのか、目に付く他のモノたちの歌まで歌いだしたんだナー。

豚肉!
豚肉と生まれてきたからには、角煮とトンカツが出世頭。まれにお洒落な生ハムになれちゃう豚もいる。
チャーシューなんて!!!
チャーシューなんて、縛られて、釜茹でナー。
縛られ、釜茹でにまでなった挙句が、ラーメンの具ナー。

卵・・・
卵として生まれたからには、大きく育ってひよことなって、その後はチキンになりたかった!
チキンとなりさえすれば、いろいろ道は開けたはずナー。
海外からもスカウトを受け、ケンタッキーフライドチキンになる事だって夢じゃないはずナー。
なのに、卵の姿のまま、釜茹で・・・
ゆで卵として、ラーメンの具ナー。

メンマなんて、目も当てられないナー。
メンマになった瞬間、ラーメンの具と決められたようなものナー。
名前さえ違えば、単品でおつまみとして活躍する日もあったかもしれない。
竹は竹でも日本の竹なら、若竹煮からタケノコご飯まで、自分の名前を使ってもらった料理がいっぱいナー。
それが、メンマ!!
何語ナー!?

ナルトもしかり!!
今時ナルトの乗ってるラーメンなんて見たことも無いナー。
うちにも無いナー。
かまぼこの仲間のはずなのに、やっぱりラーメンの具にしかなれなかった子達ナー。

みんな、思い描いた食材にはなれなかったけど、立派にラーメンの具として活躍してくれてるんですナー。
甲子園の舞台に立てるのはほんの一握りナー。
だけど、アルプススタンドで応援している、ベンチ入りできなかったメンバーたちがいてこそ、スタメンの選手が輝くんだナー。
応援だって立派な役割ナー。

お徳用で3束まとめて買ったニラだったけど、今日、ラーメンの具になったニラがいてこそ、残ったニラがニラレバ炒めになれる可能性も出てきたってもんナー
そんな活躍の仕方もあるはずナー。
ラーメンの具は、ニラの、ニラとしての、立派なメニューナー。

だけど、ラーメンのメインは、やっぱり麺とスープなんですナー。

鎌吉

2012年07月25日 | Weblog
一ヶ月ほど前のあるお天気の良い日、ベランダに干してあったバスタオルに小さな小さなカマキリがくっついてたんですナー。

それはそれは小さなカマキリ。
糸みたいに細い体で、指でさわったらつぶしちゃいそうなサイズナー。
T&Yの指の爪くらいの長さしかない小さなカマキリ。
きっと生まれたばかりだったんだナー。

ちょっと茶色くて、黒いぶちがあって、なんだかふわふわしてる子でしたナー。

T&Yは、一目見て気に入っちゃったんだナー。

こうして我が家に仲間入りする事になった小さなカマキリの『鎌吉(かまきち)』。

我が家のベランダには、T&Yが趣味の写真を撮るためだけに、いくつかの花の植木鉢があるんですナー。
その植木鉢の一つ、マーガレット鉢が彼の寝床となったんだナー。

毎朝、お花にお水をあげるためにベランダに出る2人。

『鎌吉ー』
『かーまーー』

と叫びながら、マーガレットの中の鎌吉を探すのが日課になりましたナー。

何せ小さな鎌吉。

我が家のマーガレット、何だか木みたいになって、上の方は葉っぱがわさわさと茂って、花もやたら咲いてるし、
鎌吉が見つからない・・・

マーガレットの葉っぱは何だか鎌吉にそっくりで、しかも鎌吉より大きいから、小さな鎌吉は完全同化しちゃってるんですナー。

それでも、マーガレットのお花の上にちょこんと乗ってたり、
眼を凝らして必死探すT&Yの目の前で、葉っぱにぶら下がってたり・・・といろんな姿を見せてくれてた鎌吉。

T&Yは毎日、鎌吉の成長を記録しようと、カメラで鎌吉を撮ってたんだナー。
鎌吉ってば、ほんとに毎日ちょっとづつ大きくなるんですナー。
カメラ向けると、ちゃんとカメラ目線するし、T&Yは結構楽しんで鎌吉撮影にいそしんでましたナー。

鎌吉が来て2週間ほどしたある日。

その日はとっても雨と風が強かったんだナー。

『こんなすごい風で鎌吉大丈夫かな?』
『鎌吉、こないだ花に水やろうとしたら、その水が当たって、乗ってた花から落っこちたんだよね・・・雨、大丈夫かな?』

翌日、雨も風も収まり、T&Yは鎌吉の無事を祈りつつベランダへ出たんだナー。

『鎌吉ー?』
『元気かー?』

・・・・・・・

鎌吉がいない!!!

どこを探してもいない!!

鎌吉小さいから、すごく眼を凝らさないと見つからないんだけど、どんなに眼を凝らしても、いない!!!

でも、前にも、鎌吉の姿が見えなくて、鎌吉、どこかに旅立ったのかナ?って思ってたら、次の日、普通にマーガレットの花の上にひょっこり顔を出したって事があったら、今回も見つからないだけって思ってたナー。

だけど、次の日も、そのまた次の日も・・・

鎌吉はいなかった・・・

さらば、鎌吉

アディオス

達者で暮らせナー。

あの日から2週間・・・

最初は寂しがってたT&Yだけど、きっと鎌吉はあの風に飛ばされて、新しいお家へ移って行ったんだろうと、最近は巣立った鎌吉の幸せを願っていたんだナー。

最近、暑いから、ベランダのお花たちが若干元気が無いんだナー。
うちのベランダは日当たりが良すぎるので、お日様大好きな子たちは大丈夫なんだけど、中にはそんなに暑いの得意じゃない子もいるナー。
僕もそうなんだけど、でも僕、お日様も大好きなんだナー。

マーガレットとか、バーベナとか、ピンクの小さい花が咲くミカンの仲間だとかいう噂のボロニア・ピナータとかは、どうやらお日様大好きで、この暑い毎日、元気に育ってるんですナー。
ちなみにうちのマーガレットとバーベナ、もう3年目になるけど、春夏秋冬の区分け無く、全ての季節で元気に花を咲かせてくれる健康優良児なんだナー。
ま、春が一番綺麗だけどね。

だけど、こないだの春に新しく仲間入りした、ベルフラワーとかっていう紫色の可愛い花を咲かせる子は、
ちょっとこの暑いのがしんどいみたいで、わしゃわしゃ葉っぱは育ってるんだけど、なんとなく、元気が無くなってきたんだナー。

だからT&Yは、ベルフラワーの鉢を、ベランダほどは日の当たらない、でも日は当たる玄関先へ移動する事にしたんですナー。

2週間ほど前に。

今日、Tが気づいた。

『鎌吉・・・』
『は!?』
『鎌吉が、いる・・・』
『まじ!?』

鎌吉、何と、きっとあの雨の日に、マーガレット鉢から、もっと葉っぱのもしゃもしゃ繁ってて、多分雨風のしのげるベルフラワーに引っ越してたんだナー。

2週間ぶりの鎌吉。

すげーでかくなってた・・・

カマキリナー・・・

ちょっと茶色くて黒いぶちのあった鎌吉・・・
毎日観察してた最初の2週間の間に、ちょっとずつ大きく、ちょっとずつ緑色になってたんだけど・・・

すっかり緑のカマキリナー。

大きさも、最後に見た2週間前の3倍くらいの大きさナー。

糸から紐みたいになってた体も、すっかりぷっくりしたあの柔らかそうなカマキリの体ナー。

鎌吉、すっかり成長してましたナー。

まだ成虫になったカマキリのサイズよりは小さいけど、すっかり大人カマキリの仲間入りナー。

でも、2週間前と同じ顔で、首をかしげてT&Yを見てましたナー。

鎌吉・・・

旅立っていなかった。

というわけで、我が家には、『鎌吉』という名前のカマキリがいるんですナー。

見栄っ張りのT

2012年07月15日 | Weblog
Tは見栄っ張りですナー。

最近、Yがトランペットの学生さんたちの試験等の伴奏をやってるナー。

Tはトランペットをやってるし、学生さんたちの先生がTの知り合いのトランペット奏者だから、
もちろん学生さんたちもTがトランペットだって知ってるナー。

新しい曲を始める時、学生さんたちはまずYに『この曲をやります。』って教えてくれるんだナー。
そしてYはお家で楽譜を探して、持ってないものは『持ってないから伴奏譜送ってね。』ってお願いするんだナー。

他の楽器や歌の伴奏の時は、その曲の楽譜どこにしまったかいちいち探すの面倒くさいし、曲によっては、いろんな出版社から出版されてて、その出版社ごとにいろいろ書いてある事が違ったりするんですナー。
だから、最初から楽譜は送ってもらうようにしてるんだけど、他でもないトランペット。
そう。我が家にはTがいるから、結構いろいろ持ってるんですナー。

でも、たまにTの持ってない楽譜をやるって言う人もいるナー。
そんな時が大変ナー。
Yが学生さんたちに『その楽譜持ってないなー。』って言わなきゃいけないんだけど、Tってば見栄っ張りだから、
よっぽどマニアックな曲じゃない限り、Yに『持ってない』って言わせないんだナー。
大抵、『今、見当たらないから・・・』とか、『持ってたんだけど、無くしたみたいで・・・』とか、『実家に・・・』とか・・・
言い訳がましい事を言わせるんだナー。

もちろん、Tいわく、持ってたんだけど無くしたとかっていうのは本当らしいんだけど、
『持ってない』って一言言えばすむところを、くどくど言い訳しなきゃいけないYは結構面倒くさいらしい。

Y『良いじゃん。別に無いのは事実なんだから、無いって一言ですむじゃん。』
T『トランペット吹きとして、そんなの持ってないなんて有り得ないの!ピアノの人が“子犬のワルツ”楽譜持ってないって言うのと一緒なの!!』
Y『いや、別にええし・・・』

なんて会話を先日もしてましたナー。
そう。今回も、一人の人がこの曲やりますって連絡してくれた曲、Tってば楽譜行方不明になっちゃってたらしいんだナー。

仕方なくYは、学生さんに『Tが持ってたんだけど(←ここが重要らしいよ。)無くしたらしいから、楽譜お願いします。 』ってメールしたんだナー。
とっても可愛い女の子なその学生さんに(最近は金管といえど、女の子の方が多いくらいナー。)、『Tさん可愛いですね。』とか言われて、若干顔が緩んでたTだけど、Yが『見栄っ張りで、持ってないって言いたくないらしいよ。』ってお返事返してたら、『それは言わんくても良い!』とかまた見栄っ張りな事をつぶやいてましたナー。

Tはとっても見栄っ張りなので、僕とYはよくあきれてるんですナー。

近所の猫さん

2012年06月09日 | Weblog
ついに、ついに僕の住む関東も梅雨入りしちゃいましたナー。
僕とYの苦手なじめじめの毎日が始まるんだナー・・・
僕はお外に出るのが嫌いだから、窓辺に日向ぼっこスペースがあるから良いけど、
お外に日向ぼっこスペースを持ってる猫さんたちは、この時期大変なんでしょうナー。

我が家の近所には結構猫が住んでるんですナー。
そしてみんな、それぞれのお家の前のスペースを日向ぼっこスペースにしてるみたいなんだナー。

僕とT&Yの住んでるお家は小さなT字路の突き当たりなんだけど、斜めお向かいのお家に2人。
『ちゃっくん』と『もどきん』。(命名Y 理由は、ちゃっくん→茶色いから もどきん→毛の柄が僕とちょっと似てるから)
2人ともよく外でごろーーんと転がってますナー。

T&Yは外出する時に良く会うから、ご挨拶するんだけど、以前、引っ越してきたばかりの頃は
『誰ニャー』
って感じで遠目に見られてたのが、最近は、
『よっご苦労さん』
ってお出迎えしてくれたり、
『ついでに撫でてけニャー』
って足元にすりすりしながらイキナリごろーーんってひっくり返ってお腹を出すようになったみたいナー。

それから通りに出る最初の角のお家には、『ぼん』。
もちろん命名はYナー。アメショっぽい子でなんかふてぶてしい顔してる(T&Y談)から『お坊ちゃん』って事で『ぼん』。

ところが先日、あわてて帰ってきたT&Yが言ってたナー。
『うめ!近所のぼんちゃん、今、お家の人が『ミニーちゃん』って呼んでた!!』
『ぼんがミニーだって!』

・・・・・

T&Yの勝手な命名は、基本的に性別無視ナー。

・・・・・

その3人がうちの一番近所の猫たちナー。

我が家から最寄の駅までは2,3分なんだけど、その途中に、猫さんたちが集まる小さなお稲荷さんがあるんだナー。
そこには、黒猫さんや、灰色猫さんたちが5,6人ご家族で(T&Yが『家族っぽい』って思ってるだけかもナー。)暮らしてるらしいんだけど、
そこのメンバーは、我が家からはちょっとテリトリー外だから、T&Yも名前を付けてないんですナー。

我が家はなんだか猫の町ナー。

でも、これからの梅雨の時期は、にぎやかな猫の町もちょっと寂しくなるんでしょうナー。
みんなお家の窓から外を眺めて『雨やめニャー』って思ってるに違いないんですナー。
僕も、お外には出ませんが、お日様が出てて、日向ぼっこができるお天気が好きナー。

とりとめもナく・・・

2012年05月19日 | Weblog
銀~色の~~ はるかな道~~~♪

最近T&Yの中でちょっとしたブームを呼んでいる歌ですナー。
古いとか言いっこなしナー。

銀色の道っていうのは、作曲者のお父さんが橋とかの設計をしてる人で、
その人が北海道に作った線路があったんですが、戦争中に鉄が足りなくなって、
全国から集められた時、その線路も持っていかれちゃったんですナー。
作曲者さんは、子供の頃から見慣れた、お父さんの作った線路が無くなっちゃった事に
寂しさを感じてたんだけど、ある雨の日、その線路跡に、線路に沿って真っ直ぐに
水溜りができたんですナー。
それが『銀色の道』ってわけナー。
(この曲の歌詞には詳しくありませんが、作曲者の作曲エピソードですので、作詞家さんの思いとは違うかもしれませんナー。)

っていうわけで、そう思って聴くと、あのメロディーもなんだか切なくなるんですナー。

ちなみに作曲者さんは、宇宙戦艦ヤマトを作曲した人ナー。

さらば~~ 地球よ~~~!!

なんでチェコ猫の僕がこんな日本の歌を知ってるんだっていうのも置いといて、
T&Yの年齢が実はいくつなのか・・・っていうのも置いといて、
名曲は名曲ナー。

話は変わりますが、僕、先日、1年に1度のおつとめ、ワクチン注射をすませてきましたナー。
神奈川に引越してから毎年同じ病院にお世話になってるんだけど、今年もそこへ行ってきたんだナー。
でも今回行った日は、いつもやってくれる先生じゃなくて、若いお兄ちゃん先生だったんですナー。
とっても人の良さそうな、優しそうな、ニコニコした先生だったんだけど、ちょっと注射が痛かった。
僕、おとなしいから、注射してもらったり、熱測ってもらったりする時に全く暴れたり騒いだりしないんだけど、
お兄ちゃん先生ってば自信が無いのか、僕の首の周りに、あのライオンみたいなやつ巻いたんだナー。

後からT&Yが
『むっちゃ可愛かったよね・・・』
『実はちょっと写真撮りたかったよね・・・』
なんて言ってたんですナー。
ひとの気も知らずにのんきな二人ナー。

とりあえず無事終わって帰ってきましたが、それから2日間くらいは、お外に連れ出された心の傷が癒えず、
T&Yを無視し続けてやったんだナー。
夜だって、お布団に行かず、押入れで寝てやったんだナー。

でも、ま、これで蚊が出ても安心なので、とりあえず終わってホッとしましたナー。
あーでもまた来年があるナー。
いや、来年の話をすると鬼が笑うからやめますナー。

さてさて、そんなこんなで明後日は金環日蝕ですナー。
我が家もYがとっても楽しみにしてるんですナー。

Tは楽しみにしてないのかって?
Tが楽しみにすると雨が降るので、Tは金環日蝕について考えちゃいけないっていうルールができてるんですナー。
Tは雨男ナー。

日蝕用の黒いメガネも準備してるみたいだし、あとは雲が晴れるのを待つばかりナー。
Yは晴れ女なので、大丈夫だと思いますナー。
皆さんも安心して楽しみにしててくださいナー。

歯医者

2012年04月03日 | Weblog
風がすごいですナー。

皆さん、大丈夫ですかナー?

風が強くなるとテンションの上がるT&Yを尻目に、僕、眠い・・・
気圧が低いからかナー。

皆さん、お久しぶりですナー。
お元気でしたかナー。
すっかりご無沙汰してごめんなさいナー。
うめぼし一家、みんなとっても元気ナー。

今年は花粉も少ないようで、Tも結構元気だし、Tのうるさいくしゃみの連発も少ないから、僕とYも平和な時を送ってるんですナー。

いや、違った!
我が家、一人だけ、あんまり元気じゃない人がいるんですナー。

それは、Y。

Yってば、先日夕ご飯の最中気づいてしまったんですナー。

『あ・・・・歯のつめ物が・・・』

無くなってたんだナー。
知らないうちにご飯と一緒に食べちゃったんだナー。

お食事中の方、いらっしゃったらごめんなさいナー。

というわけで、十数年ぶりに歯医者さんへ行く事になったY。

むちゃくちゃテンションが低いんですナー。

Yってば、小さい頃から大の歯医者さん嫌い。
生まれ故郷の町にある歯医者さんにはほとんど全て行ってるんですナー。
何故なら、治療の途中で自主的にフェイドアウトしてしまうから・・・
で、悪化して、同じ歯医者さんに戻れずに、違う歯医者さんへ行く・・・
それの繰り返しで、一通りほとんど全ての歯医者さんを制覇したらしいですナー。

小学校1年生の時にいたっては、Yママにお尻をたたかれ、しぶしぶ歯医者さんへ行き、
診察室に入って、いざ治療という時、かたくなに口を閉じ続け、歯医者さんを閉口させてるんですナー。
一生懸命Yをなだめたり、おどしたり、いろんな手で口を開けさせようとする歯医者さんと看護婦さん。
かたくなに口を開かないY。

その日のYの日記には
『最後まで口を開けませんでした。だから私の勝ち。』
と、それはそれは誇らしげに書いてあるらしいんですナー。

勝ち負けじゃないし・・・

可愛そうな歯医者さん。

そんなY。
なるべく歯医者さんには行かなくて良いように生きてきたんだけど、久しぶりに行った歯医者さんで、詰め物が取れた歯以外に
『これは、怪しいねー』
って歯を発見され、再び治療に通わなければいけなくなりましたナー。

十数年ぶりだし、もちろんここ神奈川では初めて行く歯医者さん。

先生とも初対面なのに、治療2日目にしてあまりのびびりように、先生にも顔を覚えられ、治療の順番がまわってくると、ニヤっと笑われ、

『お待たせしましたね。』

なんて言われるようになってますナー。

今後、もう数回は通わなければならないようですが、もう良い大人なんだから、歯医者さんくらいちゃんと行けナー。

Yいわく、
『あの先生、絶対私がびびってるの見て楽しんでる。』
って言ってるけど、そうじゃなくて、Yがびびりすぎなんだナー。

がんばれナー。

玉三郎

2011年10月17日 | Weblog
窓を開けるとどこからか金木犀の香りがふんわり飛んできましたナー。

『ん?トイレの匂いしない?』
『いや、どこかの家のお風呂の匂いでしょ。』

金木犀ナー。
角っこのお家の庭に咲いてるナー。

ご近所の夕ご飯の匂いには敏感なくせに・・・
鼻は食べ物の匂いを嗅ぐためだけにある物じゃないはずナー。
全くもってT&Yには情緒が足りないんだナー。

そんな我が家のトイレはバラの香りナー。

『あ、あれ、バラの匂いだったんだ。』
『いや、ピンクで何か花の絵描いてあったし、そうかなと思って。』

・・・・・
多分、バラの香りナー。

と、匂いの話には関係無いんだけど、最近我が家のトイレには、『玉三郎』という名のサボテンが生息してるんですナー。

夏にT&Yと3人でYの実家に遊びに行った時、Yパパが可愛がってたサボテンたちの中から一番可愛いまん丸な小さいサボテンをもらってきたんだナー。
小さな植木鉢の真ん中にまん丸なサボテン。だから『玉三郎』。我が家では『玉三郎』とか『玉ちゃん』とか呼ばれてますナー。

夏に雨がよく降ったから、外のベランダに出しておくわけにもいかず、家の中に置いておくと間違えて僕が触ったりしたら痛いからって事で、玉三郎はT&Yのトイレの住人になる事になったんだナー。

我が家はアパートなんだけど、お家の全部の方向に窓がついてる明るいお家なんですナー。
って言うと、ワンフロア丸ごと!!なんてゴージャスなのを想像しちゃうでしょー。
残念ながらそんなゴージャスな話ではなくて、アパート自体が小さい建物で、我が家しかないんですナー。(アパートの本館はお隣にあって、もうちょっと部屋数もある普通の建物なんだけど、我が家だけが独立してる建物なんだナー。)
だからT&Yがどんなにラッパやピアノでうるさくしても、大丈夫なんですナー。

そんなお家だから、トイレにももちろん窓があって、日当たり良好なんですナー。
弊害は夏、暑い事ナー・・・
ま、僕のトイレじゃないから関係ないけどね。

で、そのトイレの窓辺に玉三郎スペースができたんだナー。
窓からの光を浴び、良く育つ玉三郎。

サボテンって子供を産むって知ってましたかナー?
T&Yは今回初めて知ったんだナー。

サボテンというと、想像するのが、赤い乾いた土に覆われた広い荒野。
銃を向けられて両手を挙げたような姿でたたずむサボテンたちの間を、枯れた木の枝がからまってできた球のような物体(あれ、ああいう植物なんだそうですナー。)が風に吹かれて転がっていく・・・
そんなシーンナー。

あのサボテンの両手。
あれが子供ナー。

あれをポキンって折って地面に置くと、その子は新しいサボテンとして成長していくんだナー。
そしてまた子供を産む。
そうやってサボテンは増えていくらしいんですナー。

今回我が家に来た玉三郎も、Yパパが可愛がってたサボテンが産み落とした子たちの中にいた子ナー。

そして、我が玉三郎にも!!
子供ができたんだナー。
夏にもらってきた時は、直径10センチくらいのまん丸で可愛い子だった。
それが毎日お日様の光を浴びて、何故だかちょっと斜めにうにょーんって成長して、最近、小さいおできみたいな子供が顔を出したんですナー。
ちょっとずつ、ちょっとずつ成長してるその子供。

顔を出した時は、細かくついてるトゲも僕の毛みたいにふわーっと柔らかかったんだけど、ちょっとずつ成長するに従って、いっちょまえにもちゃんとトゲトゲしくなってきたんだナー。
おまけに、その子供、おヒゲみたいにちょろちょろっと根っこが出始めた。
独り立ちする日も近いって事ナー。

僕もそのうち尻尾の先っぽあたりから手と足と頭が出てきて、僕2号がそこから巣立っていったりするのかナー。

イヤ・・・
それはちょっと気持ち悪いから、無し無しナー。

あぁ、成長を見守るのって楽しい。

玉三郎が斜めにひん曲がって成長してるのがちょっと気になるけど、顔を出した子はまん丸で、現在直径5ミリくらいで、とっても可愛いんだナー。
もう少し大きくなるまでは、玉三郎にくっつけたまま成長させようと思ってるけど、大きくなったら独立させることも考えないとナー。
玉三郎から巣立つ日はいつかナー。

斜めにひん曲がって成長中の玉三郎、性格も若干ねじれてしまったのか、たまにトゲを落とすんだナー。
T&Yのトイレの中だから僕は関係ないから大丈夫なんだけど、これまでにTが1回、Yが1回、玉三郎のトゲトゲ爆弾を踏んじゃって大騒ぎしてたんだナー。
『玉三郎に襲われたーー!』
って。

玉三郎、体は小さいのに我が家で最強の生物になりましたナー。
得意技は地雷を使ったゲリラ戦法ナー。

そんな玉三郎、顔を出してる子供も含めて、今後の成長が楽しみナー。
冬は越せるのかナー?
がんばれナー。

ところで、サボテンってお水、いりますかナー?
何をして良いかわかんないからT&Yは基本ほったらかしナー。
1ヶ月に1回くらい1、2滴の水をあげてみてるみたいだけど、必要なのか、はたまた全く足りてないのかどっちなんだろう・・・
誰かご存知の方、いますかナー?

昆虫会議

2011年10月10日 | Weblog
それはある日の会話から始まった。

『虫ってさー、何万年とか何億年も前は大きかったんだよね?』
『そうみたいだね。』
『じゃ、脳も大きかったって事だよね?』
『虫に、人間で言う“脳”に当たる部分が存在するとしたらね。』

そんな会話をかわしていたT&Y。
話はどんどん膨らんでいったんだナー。

何億年も昔、地球は巨大昆虫であふれてたんだナー。
高い知能を持つ巨大昆虫たち。
ある種は捕食者として、またある種は被捕食者として、食物連鎖の関係を形成しながら、地球上の生物たちの生態系の頂点に君臨していたナー。
そう。まるで今の哺乳類たちのように。

地球上で繁栄を極めていた虫たち。
より生活しやすい土地を作り、環境を整え、便利さを求めはじめた虫たちは、どんどん増えていったんだナー。
結果、地球は狭くなってしまった。
そして、それでも増え続けた虫たちに重大な危機が訪れた。
食物の不足ナー。

狭くなってしまった地球、食物も足りなくなってしまった虫たちは、自分たちの種の保存を求めるために、昆虫による一大会議を開く事にしたナー。

何十年も、何百年もにわたって続いた昆虫会議。
いろんな案が出ては消えていった。

そして虫暦6464年。

ついにある昆虫が提案したんだナー。

『小さくなりましょう。』

そう。その時の地球はすでに彼らの巨大な体には、食べ物も住む場所も足りなくなってたんだナー。

マンション作りの天才の蟻さんと蜂さんをもってしても住む場所が無い。
蟻さんは地下に、蜂さんは空中に、居を構えていたんだけど、それでも住む場所が足りなかったんだナー。

ただ、小さくなるという事は、脳も小さくなるという事ナー。
小さくなった脳は退化して、その当時のように会議する事も、仲良くする事もできなくなるナー。

このまま繁栄を極めたまま絶滅していくのか、それともみんなでお話する事はできなくなるけど、種の保存を図るのか・・・

虫さんたちは、皆が生き残るため、小さくなる事に決めたナー。

虫さんたちはみんなで別れの挨拶をした。
これがしゃべれる昆虫の最後ナー。

メガネをかけたトンボ博士が作った小さくなるマシーン。
そこにみんな1匹ずつ入っていったんだナー。

おしゃべり好きの蝉さん、歌うのが好きなコオロギさん、ダンス好きの蝶々さん、みんな涙をこらえてマシーンに吸い込まれていった。

『小さくなって、おバカになって、お互いが認識できなくなっても、みんな仲良くやっていこうね。』
『みんなが生き残るためだもんね。笑ってさよならしよう。』

涙無しには語れない、昆虫会議の最後ナー。

そうして虫たちは小さくなったんだナー。

だから、小さくなっておバカになってもコオロギさん、歌は忘れてないでしょ?
蝶々さんもひらひら踊ってるんだナー。

というメルヘンな終わりになりましたが、虫って脳はどこにあるナー?

虫が小さくなって良かったんだナー。
血を吸う蚊が巨大だったら僕、耐えられないナー。

適度な大きさの虫と、猫パンチで戦うのは、結構楽しいんだナー。

徒然梅

2011年10月03日 | Weblog
徒然なるままに日ぐらしパソコンに向かいて、心に移り行くよしなしごとを、そこはかとなく打ちつくれば、何だか眠くなっちゃうんですナー。

10月3日だというのに、夜中にあらわれた蚊におでこと手の指を刺され、痒くて目が覚め、スーっとして虫刺されに気持ち良い薬、ウ●だか●ヒだかを塗ってまた眠りについたのに、どうやら寝ながら薬を塗った指で目のあたりを触ってしまったらしく、強烈な目の痛みにまた目を覚まし、そのまま上手く寝付けず、ウトウトしたり起きたりを繰り返した結果、何だか寝不足気味で若干機嫌の悪いYのお膝でくつろぐ僕は、この心地良い季節にまったりとした時を過ごし、とっても上機嫌なんですナー。

いやぁ、ようやく秋めいてきましたナー。
良い季節ナー。
お膝でくつろぐのも暖かくて気持ち良いし、窓辺にはこれまた気持ち良さそうな柔らかい光が差し込んでるんですナー。

窓辺の日向を探してごろーんとする僕を見ると幸せな気分になるT&Yですが、その度に
『あぁーーー!!うめ!可愛いーーー!!!』
と抱きついてくるのは面倒くさいのでやめてほしいんですナー。

にしてもお日様の光が気持ち良いんですナー。

このお日様の光は、太陽から地球へ、何にも遮られず、ただ僕だけを目指してまっすぐのびてきたんだナー。

光は1秒間に地球7周半くらいの距離を進むんでしょ?
すごい速さなんですナー。
その光が太陽から地球に届くまでが、8分20秒くらいナー。
僕が今気持ちよく浴びてるこのお日様の光は、8分20秒前に生まれた光ナー。
あぁ、8分20秒前って僕、何してた頃だろう・・・
あ、寝てたナー。
じゃ、あの時に浴びてた光はその8分20秒前の光で・・・
その光が生まれた時、僕・・・やっぱり寝てたっけナー。

なんて事を徒然に考えてると、また心地良い眠りにいざなわれてゆくんですナー。
兼好法師もきっとこんな気持ちで徒然草を書いてたんだナー。
さては、書き始めた日は、秋なんだナー。

あぁ、秋。
ナんて素敵な秋。

日本は冬の気温はチェコほど低くはなりませんが、湿気があるからなのか、体にまとわり付く寒さが結構堪えるんだナー。
おまけにお家の中があんまり暖かくない。
チェコにいた頃は、T&Y、冬でもお家の中で過ごす時は半そでのTシャツ着てる事もあったくらい暖かいんだナー。
日本は寒い。ただ、コタツという素敵な物があるんですナー。僕、おこた大好きナー。

日本の夏はこれまた大変ナー。
梅雨にはじまり、暑い暑い夏。じめじめして暑くて、僕(&Y)には厳しい季節なんですナー。

秋とか春とか素敵な季節なんだけど、何気に短いですよナー。

またすぐ冬が来るんだろうナー。
ま、夏よりはいっか。

というわけで、秋が大好きなうめぼし一家でしたナー。
あぁ、ナんて素敵な季節。

サントスさん

2011年09月12日 | Weblog
サントスさん。

元サッカー日本代表、三都主・アレサンドロの事ではなく、
もちろんTが最近遊んでる、サッカーゲームで、今日偶然選んでプレイしてた南米のサッカーチーム、サントスFCの事でもない。

それは、犬の事なんですナー。

犬のサントスさんと言っても、犬の名前がサントスなのではありませんナー。

我が家でサントスさんと呼ばれる犬たちの事ですナー。

僕が素敵キジトラと呼ばれるように。
僕にそっくりな柄で色が灰色でギョロ目の子たちがアメショと呼ばれるように。

我が家では、彼らはサントスさんって呼ばれるんですナー。

ただ、サントスさん・・・
T&Yも僕も、その犬種の正式名称を知らない・・・

どなたか、わかったら教えてくださいナー。
結構気になるんだナー。

その犬は、ブラジルのサントスさんが、日々、顔をうにょーーーんってのばしてるんですナー。
両手で鼻っ面を持って、そのままその両手を耳の方にうにょーーーんってのばしながら撫でる。
そうやって作られた顔なんですナー。

ブラジルのサントスさんがそうやって顔を作ってるから、その犬たちはサントスさんと呼ばれる。

パブロフの犬ってご存知ですかナー?
毎回ご飯の前にベルの音を聞いてたら、ベルの音聞いただけでよだれが出るようになったっていう実験の子ですナー。
あれも、人間の名前がパブロフなだけナー。

サントスさんもそう。
作ってる人の名前がサントスなだけナー。

以上、命名者Tの想像ナー。

というわけで、うにょーーーんってした顔をしてる犬ですナー。
結構かわいいんだナー。
ブラジル生まれかどうかは知りませんナー。
人工的に作られた顔かどうかも知りませんナー。

ただ、美猫の僕みたいな正統派美犬ではなく、崩れ系。
愛嬌のあるその崩れた顔は、決してブルドッグたちのようにひじゃけた顔ではなく、むしろうにょーーーんと間延びした顔。
一言で言えば間抜け面。
そこが可愛い犬なんですナー。

そういえば、サントスさんは、ブラジルのサントスさんがうにょーーーんってのばしてるからサントスさんだけど、
ブルドッグは、ブルガリアのドクターが、日々、顔をむにょっむにょって潰してるんですナー。
作ってる人の名前を取ってブルドックと呼ばれていましたが、いつの間にかなまって『ク』が『グ』に変わっちゃいましたナー。
犬だし、『グ』でちょうど良いんだナー。

皆さん、ご存知なかったかもしれませんが、サントスさんもブルドッグも元は同じ柴犬。
後は顔をのばすかつぶすかでかわってくるんですナー。

というわけで、サントスさん。
正式名称、どなたかわかったら教えてくださいナー。

わかるかナー?
わかんねぇだろうナー。by松鶴家千とせ

よろしくナー。