「デジボーグ」ってご存知でしょうか?
「デジスコ」とは、「デジタルカメラ&スコープ」の略語で、一般的には、コンパクトデジカメとフィールドスコープ(地上望遠鏡)を組み合わせますよね。
「デジボーグ」とは、「デジタルカメラ&ボーグ」の略語で、「一眼デジカメやコンパクトデジカメとボーグとの組み合わせの総称」だそうです。
*「一眼デジカメやコンパクトデジカメと」とある通り、コンデジとの組み合わせも
できますが、現在では、デジタル一眼との組み合わせが主力になっているようです。
なお、「ボーグ(BORG)」は、TOMIX ブランドの鉄道模型などでお馴染みの「(株)トミーッテック」が発売する「天体望遠鏡」のブランドです。
下の写真は、「MY デジボーグ」の現時点での最終構成案(第4案)です。
「デジスコ」の特長は、デジタル一眼+超望遠レンズの「高い・重い・難しい」に対して、「安い・軽い・簡単」だそうですが、デジタル一眼+天体望遠鏡の「一眼デジボーグ」ならではのメリットは、次のようなものだそうです。
詳しくは、「今、なぜ一眼デジボーグなのか?」をご覧ください。
(1) とにかくシャープ
*作例を見て、その解像感に惚れ込みました。
*しかし、商品が届いてからの試し撮りの結果は、
・あの解像感は、腕あればこそ!
・今の私には、あの解像感はとても無理!
(2) カメラを選ばない
(3) 軽いので、手持ち撮影が可能
*手持ちは、現在の私の基本。
*でも、かなり難しそう!
(4) 正立正像・直視式
*つまり、普通のカメラレンズと同じ!
(5) 見ることも可能
(6) 最短撮影可能距離が短い
*通常の構成での最短撮影距離は 5m 程度とのことで、鳥だけでなく花も撮りたい
ドアップ好きのメカロクには、短いとはいえないどころか、長過ぎる!
・例えば、ほぼ同じ焦点距離で、時々花も撮る TAMRON REFLEX SP 500mmF8 の
最短撮影距離は 1.7m ですし、鳥や昆虫撮りに良く使う ZUIKO DIGITAL ED
70-300mmF4-5.6 のそれは 0.96m(MF 時)です。
*カスタマイズで、最短撮影距離短縮に挑戦するぞ!
(7) パーツが豊富
(8) 分割可能
*(7)(8)により自分好みにカスタマイズできる点は、私にとって、通常のカメラ
レンズにはない、大きな魅力です。
(9) 安い
*万年金欠病の私にとって、最大のメリットです!
(10) 明るい
*「開放 F 値が同じ場合、カメラレンズに較べて明るい」という意味であり、
開放 F 値そのものは、決して小さい(明るい)訳ではありません。
・尤も、値段の割には十分に明るいが・・・
(11) 歩留まりがよい
*私の場合、ちょっと試し撮りした段階では、かつてないほど歩留まりが悪かった!
(ピンボケ写真の山で、ピントチェック通過は、ほんの数パーセント!)
*それだけに、「ナニクソ!」という気にも!
勿論、デメリットもあります。
メーカーがいうデメリットは、上記「今、なぜ一眼デジボーグなのか?」をご覧頂くとして、使用前に私が感じていたデメリットは、次のようなものです。
(1) バヨネット接続に慣れた身には、専用テレコンなどのパーツ着脱は大変そう!
*カメラとの接続部を除き、全てねじ接続。
*このためもあって、予約後に「テレコンなし」(OLYMPUS のテレコンを使用)に変更。
(2) 通常は「絞り」がないので、ボケのコントロールができない。
*専用の「絞り」も用意されてはいるが、何しろ高価!
・「可変絞り」は無理だから、「固定絞り」の自作を検討するか!
(3) レンズの全長が長く、扱いにくそう!
*基本的に、レンズは2枚構成の対物レンズだけで、レンズ全長を短くする対策は
一切施してないため、レンズの全長は焦点距離と同じくらい長い。
*このため、運搬や手持ち撮影の際には、ちょっと扱いにくそう!
(4) 外装が光沢のある白色で、目立つ!
*天体望遠鏡では当たり前のことでも、カメラレンズとしては、艶消しなら未だしも、
ピッカピカの白はねぇ~!
*デジボーグで鳥を撮る人の多くが、迷彩を施したり、黒のテープやカッティング
シートで化粧直しをしているようだから、私も何とかしなきゃ!
(5) 基本的なセットでは、ピント調整用のヘリコイドが手前にあり、やりにくそう!
*重心よりも遥か手前にあるヘリコイドでピント調整しながらの手持ち撮影なんて、
私には不可能としか思えない!
・「欲しい!」とは思いながら、どうしても手を出せなかったシグマの 50-500mm。
勿論値段が最大の理由ですが、ピントリングの位置が手前過ぎることも、大きな
理由のひとつでした。
*幸い、「フロントヘリコイドアダプターセット」なるものがあり、これを使えば、
ヘリコイドを重心よりも前に出せるので、使い易くなりそう!
昨年の末頃から、この「デジボーグ」が気になって、メーカーやユーザーさんのサイトを読み漁っていたのですが、2月28日の「OLYMPUS フォトフェスタ感謝祭」の際に、ボーグコーナーで実物に触ったのが運の尽き!
その場で「デジボーグ 77EDII 望遠レンズセット」+「フロントヘリコイドアダプターセット」を予約してしまいました。
*納期は「5月末」と、何と3ヶ月待ちです。
*納期まで時間があるということは、色々と考える時間があるということ。
*このため、メーカーやユーザーさんのサイト巡りに拍車が掛かり、疑問点や
カスタマイズの要望などを、予約を受け付けて頂いた中川さん(ボーグ部門である
「オアシス・ダイレクト」の責任者)に、次々にぶつけることになりました。
*その後、「直販」に拘らなければ、「即納」が可能な販売店もあることが判った
のですが、中川さんには、上記の通り色々ご無理をお願いしたので、鳥撮り初心者の
私にとっての「鳥シーズン」は終わってしまいそうですが、待つことにしました。
ところで、この「100527~ デジボーグがやって来た」シリーズや、今後のボーグ関連記事は、かつてないほどの文章主体の記事になるため、作成・推敲・校正にかなりの時間が掛かり、連日の掲載は困難ですので、次の記事をアップするまでに、かなり間が開くことがあるかと思いますが、予めご了承ください。
なお、「カテゴリ」に「デジボーグ」 「BORG ハード/使いこなし」と「BORG 作例」を追加し、今回のシリーズは勿論、今後のボーグ技術関連記事は前者にや、デジボーグで撮った写真をアップする記事は後者に、「デジボーグ」の「カテゴリ」に分類する心算です(変更忘れで、デフォルトの「花マクロ」のままになることがあるかも知れませんが・・・)ので、右の欄の「カテゴリ」で「デジボーグ」 「BORG ハード/使いこなし」または「BORG 作例」をクリックして頂くと、これらの 関連記事だけを纏めてご覧頂けます。
(100709) 「カテゴリ」の追加・変更を追記
PS OLYMPUS の「FotoPus バード」で、 「OLYMPUS PEN 超望遠レンズ使用レポート」
という、(株)トミーッテック・中川氏の連載が始まっています。
「デジスコ」とは、「デジタルカメラ&スコープ」の略語で、一般的には、コンパクトデジカメとフィールドスコープ(地上望遠鏡)を組み合わせますよね。
「デジボーグ」とは、「デジタルカメラ&ボーグ」の略語で、「一眼デジカメやコンパクトデジカメとボーグとの組み合わせの総称」だそうです。
*「一眼デジカメやコンパクトデジカメと」とある通り、コンデジとの組み合わせも
できますが、現在では、デジタル一眼との組み合わせが主力になっているようです。
なお、「ボーグ(BORG)」は、TOMIX ブランドの鉄道模型などでお馴染みの「(株)トミーッテック」が発売する「天体望遠鏡」のブランドです。
下の写真は、「MY デジボーグ」の現時点での最終構成案(第4案)です。
「デジスコ」の特長は、デジタル一眼+超望遠レンズの「高い・重い・難しい」に対して、「安い・軽い・簡単」だそうですが、デジタル一眼+天体望遠鏡の「一眼デジボーグ」ならではのメリットは、次のようなものだそうです。
詳しくは、「今、なぜ一眼デジボーグなのか?」をご覧ください。
(1) とにかくシャープ
*作例を見て、その解像感に惚れ込みました。
*しかし、商品が届いてからの試し撮りの結果は、
・あの解像感は、腕あればこそ!
・今の私には、あの解像感はとても無理!
(2) カメラを選ばない
(3) 軽いので、手持ち撮影が可能
*手持ちは、現在の私の基本。
*でも、かなり難しそう!
(4) 正立正像・直視式
*つまり、普通のカメラレンズと同じ!
(5) 見ることも可能
(6) 最短撮影可能距離が短い
*通常の構成での最短撮影距離は 5m 程度とのことで、鳥だけでなく花も撮りたい
ドアップ好きのメカロクには、短いとはいえないどころか、長過ぎる!
・例えば、ほぼ同じ焦点距離で、時々花も撮る TAMRON REFLEX SP 500mmF8 の
最短撮影距離は 1.7m ですし、鳥や昆虫撮りに良く使う ZUIKO DIGITAL ED
70-300mmF4-5.6 のそれは 0.96m(MF 時)です。
*カスタマイズで、最短撮影距離短縮に挑戦するぞ!
(7) パーツが豊富
(8) 分割可能
*(7)(8)により自分好みにカスタマイズできる点は、私にとって、通常のカメラ
レンズにはない、大きな魅力です。
(9) 安い
*万年金欠病の私にとって、最大のメリットです!
(10) 明るい
*「開放 F 値が同じ場合、カメラレンズに較べて明るい」という意味であり、
開放 F 値そのものは、決して小さい(明るい)訳ではありません。
・尤も、値段の割には十分に明るいが・・・
(11) 歩留まりがよい
*私の場合、ちょっと試し撮りした段階では、かつてないほど歩留まりが悪かった!
(ピンボケ写真の山で、ピントチェック通過は、ほんの数パーセント!)
*それだけに、「ナニクソ!」という気にも!
勿論、デメリットもあります。
メーカーがいうデメリットは、上記「今、なぜ一眼デジボーグなのか?」をご覧頂くとして、使用前に私が感じていたデメリットは、次のようなものです。
(1) バヨネット接続に慣れた身には、専用テレコンなどのパーツ着脱は大変そう!
*カメラとの接続部を除き、全てねじ接続。
*このためもあって、予約後に「テレコンなし」(OLYMPUS のテレコンを使用)に変更。
(2) 通常は「絞り」がないので、ボケのコントロールができない。
*専用の「絞り」も用意されてはいるが、何しろ高価!
・「可変絞り」は無理だから、「固定絞り」の自作を検討するか!
(3) レンズの全長が長く、扱いにくそう!
*基本的に、レンズは2枚構成の対物レンズだけで、レンズ全長を短くする対策は
一切施してないため、レンズの全長は焦点距離と同じくらい長い。
*このため、運搬や手持ち撮影の際には、ちょっと扱いにくそう!
(4) 外装が光沢のある白色で、目立つ!
*天体望遠鏡では当たり前のことでも、カメラレンズとしては、艶消しなら未だしも、
ピッカピカの白はねぇ~!
*デジボーグで鳥を撮る人の多くが、迷彩を施したり、黒のテープやカッティング
シートで化粧直しをしているようだから、私も何とかしなきゃ!
(5) 基本的なセットでは、ピント調整用のヘリコイドが手前にあり、やりにくそう!
*重心よりも遥か手前にあるヘリコイドでピント調整しながらの手持ち撮影なんて、
私には不可能としか思えない!
・「欲しい!」とは思いながら、どうしても手を出せなかったシグマの 50-500mm。
勿論値段が最大の理由ですが、ピントリングの位置が手前過ぎることも、大きな
理由のひとつでした。
*幸い、「フロントヘリコイドアダプターセット」なるものがあり、これを使えば、
ヘリコイドを重心よりも前に出せるので、使い易くなりそう!
昨年の末頃から、この「デジボーグ」が気になって、メーカーやユーザーさんのサイトを読み漁っていたのですが、2月28日の「OLYMPUS フォトフェスタ感謝祭」の際に、ボーグコーナーで実物に触ったのが運の尽き!
その場で「デジボーグ 77EDII 望遠レンズセット」+「フロントヘリコイドアダプターセット」を予約してしまいました。
*納期は「5月末」と、何と3ヶ月待ちです。
*納期まで時間があるということは、色々と考える時間があるということ。
*このため、メーカーやユーザーさんのサイト巡りに拍車が掛かり、疑問点や
カスタマイズの要望などを、予約を受け付けて頂いた中川さん(ボーグ部門である
「オアシス・ダイレクト」の責任者)に、次々にぶつけることになりました。
*その後、「直販」に拘らなければ、「即納」が可能な販売店もあることが判った
のですが、中川さんには、上記の通り色々ご無理をお願いしたので、鳥撮り初心者の
私にとっての「鳥シーズン」は終わってしまいそうですが、待つことにしました。
ところで、この「100527~ デジボーグがやって来た」シリーズや、今後のボーグ関連記事は、かつてないほどの文章主体の記事になるため、作成・推敲・校正にかなりの時間が掛かり、連日の掲載は困難ですので、次の記事をアップするまでに、かなり間が開くことがあるかと思いますが、予めご了承ください。
なお、「カテゴリ」に
(100709) 「カテゴリ」の追加・変更を追記
PS OLYMPUS の「FotoPus バード」で、 「OLYMPUS PEN 超望遠レンズ使用レポート」
という、(株)トミーッテック・中川氏の連載が始まっています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます