カラオケでピクシーズ大熱唱

さて2010年一発目の作品は「(500)日のサマー」です。
監督はこれまでCFやMVで活躍していた新鋭マーク・ウェブ、
出演はジョセフ・ゴードン=レヴィットとズーイー・デシャネル。



※前売特典はピンバッジでした

トムは建築家を志半ばで諦めグリーティングカードの会社で働く若者。
ある日社長のアシスタントとしてやってきたサマーに惚れ込んでしまう。
しかしサマーは永遠の愛などないと言い切るリアリストだった。

この映画はまずズーイーありきです。
彼女が魅力的に見えるか見えないかで評価が分かれると思います。
ワタクシ彼女を初めて認識したのが「銀河ヒッチハイクガイド」で、
その時はそれほど印象に残らなかったのですが本作は存在感バッチリ。
The Smithsが好きと言うとこなんざインディー女子の面目躍如ですね(笑)。

考え方が正反対の男女を描いた作品というと
「恋人達の予感」を真っ先に思い出します。
本作も所謂ボーイ・ミーツ・ガールの物語を
オフビートな笑いを織り交ぜ描いています。

500日間のエピソードが時系列ではなくバラバラに挿入される事によって
トムの心理状態がジェットコースターのよう。

トムの恋愛相談相手が何の説明もなく小学生だったのは笑った。
彼女クロエ・モレッツはこれからブレイクするハズなので
名前を覚えておいて損はない。
結局彼女ってトムの妹?

最後もお決まりのハッピーエンドじゃなく、
ビターなポジティブエンディングだったのも良かったですね。
音楽をこよなく愛する草食系男子に。