まごころを君に

4月唯一のライヴ、Wilco@Zepp Tokyoです。
告白するとワタクシ実は「Wilco(The Album)」から聴き始めたニワカなんです・・・。


Magic Rock Out以来7年振り、単独公演としては初の来日だそうです。
彼等はオルタナ・カントリーという、
ロックなのかフォークなのか分かり辛いジャンルで括られますが
日米格差の激しいバンドとしてはMy Morning Jacketにも通ずるものがあります。




18:30頃会場に。Zepp前には大勢の人だかりが。
客層は若者からサラリーマンまで様々。外人客は思ったより少ない印象。

10分押しでスタート。
客電落ちた途端に周りはこの時を待ってましたとばかり絶叫。
1曲目はニューアルバムからWilco(The Song)!!
曲間ブレイクにメンバー紹介するトコがカッコ良かった!!

ステージはバックに布を垂らしたシンプルな装飾。
しかしその布に所々切れ端が重ね合わせてあって、
ライティングで色んな表情を見せてました。

序盤はメンバーも緊張していたのか、やや硬い表情。
途中機材トラブルで少々もたつく場面もあってハラハラさせます。

そんな中アメリカ人が騒いでたら、
ジェフこの日の第一声が「Shut Up」(笑)。
ほかにも「You Need To Be Quiet」とか言って制してましたね。
今日は君らの為だけのショウじゃないよ、と。もう拍手喝采。
そういや同じZeppで以前Toolのメイナードが騒ぐ外人を黙らせてたっけ。

そこから一気にリラックス出来たのか、名曲のオンパレード!!
Vie Chicagoの、静寂と轟音が入り混じるあの瞬間!!
もうシビレタ!!泣きそうになった!!

Jesus,Etc.ではフロア大合唱。
ホントみんな7年間待ってたんだなぁと感慨しきり。

後半尻上がりにフロアに一体感が出てました。
みんな歌いまくりでしたね。

約2時間強のLiveでしたが大満足でした。
7年後と言わず、すぐに再来日を切望します。