本年度アカデミー外国語映画賞受賞作品
「善き人のためのソナタ」。
監督はこれが初作品のフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク。
共産体制下の東ドイツで劇作家とその恋人を
24時間監視する任務に就いた秘密警察官のエリートが
徐々に彼等に共感していく事によって人間的になっていく物語。
最初血も涙もないような冷酷な尋問をしていたヴィースラーが
いつしか彼等の行動を間接的に手助けするようになっていく。
それは、孤独な自分の自由への憧れだったかも知れない。
劇作家ドライマンの魅力ある恋人
クリスタへの恋心だったかも知れない。
ラストシーン、思いもよらぬ形でヴィースラーは
自分のした行動を振り返る事になる。
そこが静かな、そして最も大きな感動を呼び起こすシーンでした。
この作品、原題は「Das Leben Der Anderen」なんですが
邦題にはかなり大きな意味があります。
決して娯楽作ではないし、全体のトーンも暗いのですが
観たいと思ってる方、絶対損はしない作品ですよ。
ただヴィースラー役のウルリッヒ・ミューエは
どうしてもケヴィン・スペイシーに見えてしようがない。
「善き人のためのソナタ」。
監督はこれが初作品のフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク。
共産体制下の東ドイツで劇作家とその恋人を
24時間監視する任務に就いた秘密警察官のエリートが
徐々に彼等に共感していく事によって人間的になっていく物語。
最初血も涙もないような冷酷な尋問をしていたヴィースラーが
いつしか彼等の行動を間接的に手助けするようになっていく。
それは、孤独な自分の自由への憧れだったかも知れない。
劇作家ドライマンの魅力ある恋人
クリスタへの恋心だったかも知れない。
ラストシーン、思いもよらぬ形でヴィースラーは
自分のした行動を振り返る事になる。
そこが静かな、そして最も大きな感動を呼び起こすシーンでした。
この作品、原題は「Das Leben Der Anderen」なんですが
邦題にはかなり大きな意味があります。
決して娯楽作ではないし、全体のトーンも暗いのですが
観たいと思ってる方、絶対損はしない作品ですよ。
ただヴィースラー役のウルリッヒ・ミューエは
どうしてもケヴィン・スペイシーに見えてしようがない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます