ルーツ&シューツ チルドレン大学

子どもの笑顔がいつまでも続きますように

週末は社交の場

2011-10-22 21:56:53 | ルーツ&シューツとは
娘のお気に入りの場所は、図書館のなかにある子ども用のお部屋です。

図書館に行くと、わき目もふらずにまっ先にここに入っていきます。

ここは、紙芝居や絵本を持ち込んで読んだり、赤ちゃんでもゴロンと寝かせて遊んだり

親子でゆったりできるような場になっています。




長方形のお部屋の前方には、小さなテーブルがあって

そこには紙芝居の台がおいてあり、よく色んな親子が紙芝居を読んで

楽しそうにすごしています。

娘は、その場に一緒におじゃまさせてもらうのをとっても楽しみにしています。

”あそこで色んなお友達と遊ぶのが楽しいんだ”といって。

たまに、何か演劇のプロの方ではないかと思うほど子どもの心をわしづかみにして

遊んで下さる親御さんもいらっしゃいます。

また、図書館に来る子はとても優しい子が多いのか

娘は人見知りしないですんなり遊ばせてもらうことができます。

小さい子の”面倒をみてあげたんだよ”なんて本人は言っていますが、

どうなのでしょう。




困ったことに、娘はどうもそこを彼女なりの”社交の場”と考えているようで

その部屋に親に入ってこられるのをとても嫌がります。

なので仕方なくガラス張りの外側から様子をチラチラと伺い、

外から出てくるときに遊んでもらった親御さんにせめてもお礼をいおうと

タイミングをのがさないようにしています。

迷惑をかけたのじゃないかしらと思いつつ、

「こちらこそ、遊んでもらってありがとうございます」

なんて言ってもらうと、なんだか心があたたかくなります。




当の娘は、堅苦しいことは考えていないでしょうが、

こうやって少しずつ自分の世界を広げていくのだなと思うと

ちょっと頼もしく、ちょっと寂しくもありなんだか複雑な

気持ちになるのでした。













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