メガヒヨの生息日記

メガヒヨ(観劇、旅行、鳥好き)のささいな日常

メガヒヨ in SPAIN 13 《フルボトルのディナー編》

2011年11月04日 | メガヒヨのホリデイ


ホテルの隣は大聖堂。
オブラドイロの正面口は19時半を過ぎていたので閉じられていたけれど、別の入口からは入れるようだったよ。


挙式直後のカップル。おめでとさん♪


お腹がすいたメガヒヨはお店探し。
ガリシヤ地方に来たのなら海産物を食べなきゃね!
そんなうちに生簀のあるレストランが目に付いた。
覗いてみるとカジュアルな雰囲気。

中に入るとライザ・ミネリ似のセニョーラが声を掛けてきた。
「ディナーをご希望ですか?」
はい、と答えると「本当なら20時半開店なんですけどどうぞ」と、にこやかに店の奥に案内してくれた。

庶民的な店の入り口とは違い、奥は白いテーブルクロスのかかった高級な店づくり。
少々ビビりながらメニューを広げた。

お値段はお手頃なのだけど、メインのラインナップがかなりガッツリ系な感じ。
メガヒヨは野菜スープとタコのガリシア風をオーダーしたかったのだけど、それでは前菜二つになってしまう。

そこでセニョーラとは別の、テーブル担当に聞いてみた。
「タコのガリシア風をメインとしてオーダーしたいんだけどダメ?」

英語が通じると思わしきそのボーイさんも、メガヒヨの不思議英語は理解出来なかったようだ。
困り果てた様子で、奥に引っ込んでしまった。
そして「あの東洋人、何言ってるか分かんないッスよ。」とか何とか泣きついたのか、先ほどのセニョーラが来てくれた。


「私は世界中の人たちに接客してきたのよ。さぁご希望を言ってみて。」
セニョーラの後ろにはボーイさんが二人、ハラハラしながら控えている。
なんかメガヒヨの立ち位置って、このレストランにとってハードル?試練?それともラスボス?

それでも何とか自分の食べたいものを伝えて、オーダーは受けつけられた。
お店の方たちのあの安堵した表情は忘れられない(笑)


しかし困ったのがワインのオーダー。
グラスワインがないどころか、ハーフボトルもないんだもの。
てな訳で頼んじゃったよ、フルボトル(笑)


スペイン王室御用達のセラー、コドーニュ社のカヴァ。
ANNA DE CORDORNIU
すっきりした飲み口で美味しかった!!
しかしおひとり様でフルボトルはきついねぇ。こんなときにツレが欲しいとつくづく感じる。


ガリシア地方は結構寒いので、温かいスープが欲しかった。
具には青菜と白身魚。海の街のおふくろの味って感じ。


そしてこれが名物のタコのガリシア風。
茹でたタコにオリーブオイルとパプリカがかけてある。
このタコの柔らかさときたら、感動モノ。
どうやったらこんな風に茹でられるのかな?


デザートはパスしてカフェ・コン・レチェをオーダー。
そしたらリキュールも一緒についてきた。その香り高いこと。
フルボトルを半分以上飲んだけれど、これは別腹ってことで迷わず投入(笑)


お会計を済ませ、セニョーラにお礼を言って店を後に。
夜の街を散策。

 
通りのあちこちにはこの様なショーケースが見受けられる。
日本人と食べ物の好みが似ている感じ。

 
お土産屋さんも多い。
そんな中でキティちゃんもどきな牛キャラクターを発見!!


食料品店のショーケース。
謎のご当地陶器が売ってるとつい欲しくなってしまうのだけど、ツーリストハイにはならない様努める。


サンティアゴ・デ・コンポステーラは門前町だけあって細工物が有名。
あちこちに銀細工のお店がある。
ホタテ貝をかたどったアクセサリー、ついつい欲しくなる。


黒曜石も有名みたい。
大ぶりなものが多く、ちょっと手は出なかったけれど、見ているだけで楽しいなぁ。

 
ふと足元を見るとホタテ貝のマークが。
これで大聖堂の方向を示しているんだよね。


だいぶ夜も更けてきたし、そろそろ宿にもどろうかな。


ライトアップされた大聖堂が綺麗。


今日は美術館巡りと飛行機の遅延で疲れちゃったよ。
はぁ~。おやすみなさい。



と、眠りについたメガヒヨだったけれど、夜中に鐘の音でたたき起こされてしまった。
大聖堂が隣にあるので、景気よく響いてくるのだ。
立地がいいとこういうこともあるのね…とその後なかなか寝付けず悩むのであった。



2 コメント

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のみきらないと (うつぼ)
2011-11-27 20:46:00
フルボトル、、外だときついですよね。
私はホテルだと結構飲みきってしまうのですが(笑)
レストランだったらどうかな、、そんなことを
結構真剣に考えてしまいました。。
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私もホームなら行けるのですが(笑) (メガネヒヨコ)
2011-11-27 22:15:03
やっぱりアウェー戦でフルボトルはきつかったですね(笑)
次の日に高い所に登るのに備えて、おとなしめに控えておきました。
(その話は年内にでもUP出来たらな~と思ってます。)
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