徳島鉄道風景(新)

昔の徳島の蒸機が尽きて関東中心にしてましたが
戻って来たんで、これからは徳島起点でやってきます。

留萌から増毛に寄って新千歳空港へ(北海道遠征5)

2014-11-23 22:58:32 | 北海道


今日は温い一日でした。この季節、日だまりは極楽ですよ。

ベランダの棕櫚竹を中に入れました。この夏は良く育って狭いウチは大変です。

丁抹王室御用達の陶磁器会社の素敵な和食器?この青は同社のシンボルカラーのようです。実に良い色ですが急須はどんな気持ちでしょうか。

ダラダラと引っ張った北海道の記事も今回で終わります。

この日使った切符です。行きの切符は大宮→増毛の通し切符でした。前回書いたとおり、増毛が無人駅なんで留萌で買うつもりが到着時は営業終了、翌朝増毛に行く時刻も開いていません。

で、上りの停車時間で乗車整理券を見せて発券して貰いました。いやあ苦労しますよ。

小松島西高も出たんかいな。

後ろの蛇の鱗みたいなんは何やろ・・・キャラクターの名前からたぶん数の子を表しているんだと想像します。数の子・鱈子・イクラと魚卵は嫌いなんで想像出来ませんでした。
早朝の全くひとけの無い待合室でヒグマの剥製だけじゃなくて、こいつが居たんで何か救われました。

駅員さんも未だいないので勝手にホームへ。広いホームです。

ホーム端から深川方を見たところ。下り始発は向かいの2番線からのようです。

2番線はほとんど使われてないような感じ。

跨線橋から見た海側というか増毛方。駅舎よりの1番線はそこそこ使われて居る様ですが中線は先の方で切れていますね。

深川方。両側に側線群があった感じです。

ホーム屋根が凄いです。今は番線表示もありませんが、昔は3番線もあったんでしょう。

その証拠にレールは未だ残っていました。

水飲み場も残っていました。

ああ、やっぱり待合室のキャラクターは数の子やったんですね。

今はススキが茂るばかりですが、昔は羽幌炭田からのセキが並ぶ側線群があったんだろうと思います。ウィキで見ると羽幌線のほかに天塩炭鉱鉄道というのも同駅に繋がっていた様です。

またしても朝日新聞社・世界の鉄道からです。D51をバークシャーにしたD61の全機(と言っても6両)が活躍する線としてよく趣味誌に出ていました。

これから増毛まで乗る下り一番列車が到着。やはりゴーヨンです。

昨日は混んでいたんで車内が撮れませんでしたが、今朝の車輌とはちょっと作りが違っていて真ん中辺に小机の付いた席がありました。

この車輌の椅子は0系の発生品。肘掛けから出す小テーブルは健在でしたが、さすがに灰皿は出て来ませんでした。たしか予土線の0系32型も北海道から座席を取り寄せてるんでこの車輌用の予備品かもしれません。

右は上り一番列車。結局この線はゴーヨンだけの運用の様ですね。

乗客は小生一人。車内があったかでほっとします。暖房が入っとんですかと聞いたらエンジンの熱ですとの答え。この車輌は2エンジンなんで特に熱いとのこと。夏は大変だろうな。

扇風機にはJNRマークが残ったままです。って見えないですね。

発車して直ぐに海に突き当たり左に曲がってずっと増毛まで海沿いを行きます。

海岸段丘と海との間に線路と道路と家が犇めきます。

昨日も何度か見ましたが、この線はこの手の駅舎(いや待合室か)の宝庫ですよ。

途中駅で首からカメラを提げた青年が乗って来たんでどこか沿線の民宿にでも泊まった乗り鉄かと思っていたんですが、なんと2駅くらいで降りてしまいました。本数が少ない線なので言ったり来してる全駅制覇狙いでしょうか。

終点の増毛に到着。これ以上は無いと言うぐらい簡素な終端駅。

駅舎とホームが妙にずれてますが、元は違う配置だったんでしょうか?

わずか9分での折返し。トイレに行っていたら時間が無くなり運転士さんが呼びに来てくれました。いやはや申し訳ないことをしました。上りは小生他にも2名の地元客が乗っていました。
で、結局駅名標を撮らずじまい。予土線の半家駅と並べようと思っていたんですが・・・

「学校」踏切を通過中。

上りは昨日留萌駅で替えなかったので未だ乗車券を持っていません。このまま新千歳空港で精算することも考えましたが、この先深川-滝川間では特定区間特急券を使用するし運転士さんの勧めもあり留萌駅停車中に営業開始した窓口で購入しました。

窓辺の女性は昨日の夕方もあそこに座っとったなぁと思ったら、どうも人形の様です。映画のロケ地として使われた様です。

留萌線の駅も味わい深い駅が多いのは前回も書きましたが、留萌を除くと唯一の交換可能駅の峠下やここ恵比島駅が特に良いですね。恵比島駅のこの建物も一目でもと車掌車と分かりますね。(ワフかと思っていましたがウィキで見るとヨでした)ちなみに同駅から分岐していた元・留萌鉄道のキハ22が今もひたちなか海浜鉄道に居ます。
この辺で電池が切れてFINEPIX-S2500の写真はここまで、以下はビデオの静止画でお送りします。

峠下駅進入時から。交換のゴーヨンがチラッと写っています。

必ず扉が付いてることや屋根の雪止め?が北国らしい設えです。

「いもしあ」駅は映画のロケ用であしもい駅らしいですね。恵比島駅の建物全部に古びた板を貼り付けてそれらしい雰囲気を出したのをそのまま残してるそうです。

車掌車改造の建物は便所と表示がありますが本当か・・・

朝のピークを過ぎた辺りなんで空いてます。

難読駅、

隣駅は小生がずっと「ちちぶべつ」と読んでいた「秩父別」です。

深川からは310円の特定特急券で滝川までスーパーカムイに乗車。印象が成田エクスプレスのヤツによく似ています。

滝川駅改札前の1番線で出発待ちのヨンマル、

かの有名な最長距離各停ですね。この夏、小生が勤務する会社の女子従業員がこの列車に乗り通したそうです。300キロちょっとを約8時間半掛けて走る・・・ええ思い出になったでしょうね。

青森駅で見たのと色違いか?増結編成の車端部処理が独特ですね。

跨線橋が途中で仕切られていて、

その先は簡易な屋根だけの職員用となっていました。ここも根室本線との接続駅で側線の数が多い(あるいは多かった)です。

快速の車内から。滝川は貨物扱いのある駅でした。

札幌で乗り換えて新千歳空港へ到着。

初めての空港なんで時間に余裕を見ていましたが、

発時刻を見間違えていたこともあって2時間も待合室でばんやりしてました。

頻繁に飛行機が行き来するし、背後の林の中は千歳線も走ってるんでそれほど退屈しなくて済みました。

最近は国内線に外国の航空会社が飛ぶことがあるようで
それほど飛行機には乗らない小生なんかは戸惑いますね。

女性整備士?さんに送られて出発。

電波を発しない機器は使用制限が緩められたそうで離陸直後から動画が撮れました。陽の向きがよくて自機の影が地上を追いかけて来ます。

空から見ても北海道じゃぁ。

ぐるりと旋回して滑走路を見た所でお終いです。


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