妻がお世話になっている道場に行ってきました。これまでメインの練習場所だった桂林寺弓道クラブとは時間も被ら無いため今迄通り通うつもりですが、県弓連の所属支部は移籍になります。
妻と別の支部に所属し続けているのも違和感があり、以前からお世話になっている方々にご相談させて頂いていました。加えてこれまで師事してきた先生が先月県外に転居されたこともありました。これまで師事してきた先生は経験、知識、探究心、射技、お人柄いずれも素晴らしい方で、この先生にご指導頂けたことは本当に僥倖でした。この先生のご指導がこれまで通り受けられなくなるということは非常に残念なのですが、現在の自分の状態では講習会などで他の方と一緒に練習するわけにもいかず、一貫したご指導を受けられる先生を近くに持ちたいという思いもあって、新しい道場の門を叩くことにしました。
本日は当初四・五段講習会を受講したくて申し込みをしました。しかし先週土曜日の練習でもたれのような状態になってしまい、離れが出なかったり安土を外すほど矢どころが乱れたりしてとても他の方と一緒に講習が受けられるような状態ではありませんでした。日曜日、月曜日(休日)も練習したものの、巻き藁ですら離れが出ないような状態になってしまったため、役員の方にお願いしてキャンセルさせて頂きました。
そういった事情もお伝えした上で本日練習に参加させて頂きました。本日の練習では20射的前に立ちましたが、緩んだり腕を払ったりしたものの何とか離すことはできました。もたれについては「会は7、8秒だから長さ的には問題ない。息を丹田に落とすことに集中して丹田から離れるように意識するように。」とご指導を頂きました。また射型については平付け気味になっているとのご指導を頂きました。先ずは本日ご指導を頂いた部分に集中して行きたいと思います。
また本日練習前先生とお話をした際に「あなたは何を目指して弓に取り組んでいますか?五段審査を受けようと思いますか?」と質問され、回答に窮してしまいました。しばらく練習もしておらず射の状態も酷いため、先ずはこの状態から抜け出したいと思うばかりで、審査を受けることは意識からすっかり離れていました。そのことをお伝えすると「弓道自体を楽しみたいということになるでしょうか?これが一番難しいことなんですよね。」と仰いました。自分としてはそんな高尚な意識は全く無く、何も考えていないか、せいぜい射会その他に参加してわやわや出来ればいい程度の頭しかなかったので、「先ずは射を治して、大会やらに参加できるようにしたいと思っています。審査については今の射では現実味が感じられないのですが、いずれは目指したいとは思っています。」とか適当なお答えをしてしまいました。
ただその後ずっと考えてみて、自分は何を目指して弓を引いているのだろうかと考えてみると、情けないことに明確な目標が無いなと思いました。学生の時は試合に向けて練習をしていましたし、昇段を目指していたときはこれが目標でしたが、いまは漫然と引いているだけだなと思います。それこそ調子がいい日に何本かだけでるような糸を引くような矢飛びで的に吸い込まれるような矢がいつも引きたいとはおもいます。しかしこれが目標かといえるかと思えばちょっと違うような感じがしますし、とは言え真善美とか飛貫中とか射即人生とか射道芸術が目標ですといえるかと思えば本当かよという感じですし。(弓道がこういう高みに繋がる可能性を持ったものだということは魅力的だと思いますが、自分自身そこまで真摯に弓道に向き合っていないという意味です。)この機会に自分の弓道感を見直す必要があるような気がしています。
妻と別の支部に所属し続けているのも違和感があり、以前からお世話になっている方々にご相談させて頂いていました。加えてこれまで師事してきた先生が先月県外に転居されたこともありました。これまで師事してきた先生は経験、知識、探究心、射技、お人柄いずれも素晴らしい方で、この先生にご指導頂けたことは本当に僥倖でした。この先生のご指導がこれまで通り受けられなくなるということは非常に残念なのですが、現在の自分の状態では講習会などで他の方と一緒に練習するわけにもいかず、一貫したご指導を受けられる先生を近くに持ちたいという思いもあって、新しい道場の門を叩くことにしました。
本日は当初四・五段講習会を受講したくて申し込みをしました。しかし先週土曜日の練習でもたれのような状態になってしまい、離れが出なかったり安土を外すほど矢どころが乱れたりしてとても他の方と一緒に講習が受けられるような状態ではありませんでした。日曜日、月曜日(休日)も練習したものの、巻き藁ですら離れが出ないような状態になってしまったため、役員の方にお願いしてキャンセルさせて頂きました。
そういった事情もお伝えした上で本日練習に参加させて頂きました。本日の練習では20射的前に立ちましたが、緩んだり腕を払ったりしたものの何とか離すことはできました。もたれについては「会は7、8秒だから長さ的には問題ない。息を丹田に落とすことに集中して丹田から離れるように意識するように。」とご指導を頂きました。また射型については平付け気味になっているとのご指導を頂きました。先ずは本日ご指導を頂いた部分に集中して行きたいと思います。
また本日練習前先生とお話をした際に「あなたは何を目指して弓に取り組んでいますか?五段審査を受けようと思いますか?」と質問され、回答に窮してしまいました。しばらく練習もしておらず射の状態も酷いため、先ずはこの状態から抜け出したいと思うばかりで、審査を受けることは意識からすっかり離れていました。そのことをお伝えすると「弓道自体を楽しみたいということになるでしょうか?これが一番難しいことなんですよね。」と仰いました。自分としてはそんな高尚な意識は全く無く、何も考えていないか、せいぜい射会その他に参加してわやわや出来ればいい程度の頭しかなかったので、「先ずは射を治して、大会やらに参加できるようにしたいと思っています。審査については今の射では現実味が感じられないのですが、いずれは目指したいとは思っています。」とか適当なお答えをしてしまいました。
ただその後ずっと考えてみて、自分は何を目指して弓を引いているのだろうかと考えてみると、情けないことに明確な目標が無いなと思いました。学生の時は試合に向けて練習をしていましたし、昇段を目指していたときはこれが目標でしたが、いまは漫然と引いているだけだなと思います。それこそ調子がいい日に何本かだけでるような糸を引くような矢飛びで的に吸い込まれるような矢がいつも引きたいとはおもいます。しかしこれが目標かといえるかと思えばちょっと違うような感じがしますし、とは言え真善美とか飛貫中とか射即人生とか射道芸術が目標ですといえるかと思えば本当かよという感じですし。(弓道がこういう高みに繋がる可能性を持ったものだということは魅力的だと思いますが、自分自身そこまで真摯に弓道に向き合っていないという意味です。)この機会に自分の弓道感を見直す必要があるような気がしています。