すっきり過ごす

よく晴れた休日、また歩いてきました。

今度は郊外の神社周辺です。

玉砂利やそばにある公園の土、落ち葉など
アスファルトではない地面を歩きたくて。

それぞれの地面を靴で踏みしめたときの
感触と音をきくことに夢中になっていると
いつの間にか心が晴れやかになってきます。

風が頬をつーっと通り過ぎて、
それまでの疲れや思いわずらっていたことを
洗い流してくれるようです。

午後４時ごろ、歩いて歩いて歩いた後
神社の境内でふと見上げると
澄みきった空に月が見えていました。



木々に包まれて青空の中のお月さまと出会う旅。
ぜいたくな贈り物をいただきました。

お散歩日和

日曜日、新宿で家族と昼食をとった後
少し時間もあったし、
別れてひとり、周辺を歩きました。

よく晴れた冬の日
寒いけれど澄んだ空気が気持よかった。

新宿御苑まで行ったものの
入園せず、そばにあったカフェに入ってみたくなり
席が空くまで風景を描いていました。



冬は寒いけれど、冬しか見られない景色があると思うと
どうしても目にとどめておきたくて、出かけたくなります。


ボウルズ・カフェはこの風景の左側、パラソルのあるところです。
Bowls cafe http://bowlscafe.com/

席が空き、カントリー調のインテリアの中でくつろぎました。
紅茶と季節限定の柚子とくるみのチーズケーキをいただきながら、
心のおもむくままにペンを走らせて。



各テーブルを照らす照明がそれぞれ異なっていて
どれも可愛らしかった。

よく行く街なのに、旅先で描いているような
新鮮な気持ちになりました。

日常のふとした発見や気づきは
心の中の想像や好奇心の箱を
ふわっと自然に開かせてくれます。

どうぞ素敵な旅を。

今日はのんびり

私は明日から仕事始めです。
今日はのんびり。明日の準備。

朝、大根のスープをつくる。
鶏がらスープで大根を煮ただけのものにして、明日明後日ぐらいまで
いろいろ味を変えられるようにしました。
朝ゆっくり煮込むのはぜいたくだなと思いました。

朝とお昼は一緒です。
野菜の切れ端などを炒め煮して明太子で和えたものに
昨日の実家の新年会のおすそ分けのかにのちらしずし。
大根のスープ、滋味深い。

うとうと昼寝を…休みの至福のひととき…満足です。

本屋さん、図書館をぶらぶら。
そのあとコーヒーショップで一服しながら
考え事を書きだして整理して…ドローイングしました。



携帯電話に集中している様子を、そっと描いていました。

食料品を買って、レバーの焼き鳥も買う。
貧血を克服したくて、先月から週一回はレバーを食すようにしています。

帰宅して晩ご飯と常備菜、明日のお弁当の準備。
鶏のそぼろ、ピーマンと油揚げのしょうゆ炒め、納豆、わかめのお味噌汁。
レバーの焼き鳥一本。果物にぽんかん（みかんの一種）。

洗い物をして、おやつにリンゴとさつまいもを煮る。
この季節のおたのしみ。



水も調味料も使わず、
薄切りのリンゴとさつまいもを弱火で煮ます。
その間後片付け、読書、手紙を書くなど。
仕上がりはシナモンパウダーをふりかけてできあがり。
冷蔵して４、５日はもちます。

のらりくらりしながらも、するべきこと、
とりたかった休息は十分にできました。

こういう前向きな時間を今年もいっぱい過ごすよう、胸に刻みました。

今年も新宿の街角で

あけまして　おめでとうございます。

今年もお付き合いくださいますよう
どうぞよろしくお願いいたします。

初詣を済ませてから、今年も新宿へぶらりと出かけました。
映画を観賞するまで、１時間半ほどあったので
早めの腹ごしらえにマックへ。
たまにファストフードを食べたくなる時があります。
いつもチーズバーガーセット。私にはそれで十分です。

カフェラッテを飲みながら、
前方にいた女性をクロッキーしてみました。
恥ずかしながら、
いつも描くペンもスケッチブックも忘れてしまったので、
持っていたノートに青ボールペンで描きました。

20代半ばでしょうか。
姿勢が良くて、ニットキャップや服装が似合ってかわいらしかった。

描き終えた頃、
彼女の向かい側に男性の友達か彼氏が
オーダーしたものを運んで二人で語っていました。
歴史のお話。
「尊王攘夷（そんのうじょうい）というのはね…」
とマスクを外して彼女は彼に静かに解説し、
彼は静かにそれを聴いていました。
彼女、興味のあることを追求しているようで魅力的でした。

世相は明るい話題が少ないけれども、
それはそれ。自分自身は自分自身。
あおりを食らうこともあるけれど、
道を探して乗り越えて、
心は軽やかに、景色良くゆきたいものと思いました。