繭花の小箱

古布と花のある暮らし

菊を楽しむお節句

2016年09月10日 16時08分00秒 | 古布と手仕事
昨日 9月9日は…
五節句の一つ「重陽の節句」でした。
旧暦では菊の咲く季節であることから「菊の節句」ともいわれています。

という事で…
お細工物に興味を持ち始めた頃一昔前の作品になりますが…



花びらは一本ずつ筒状になる様に縫い合わせ…
それを表に返して…



花びらのふんわり感と形を整えるために良い方法はないかと考え…
ひらめいたのはあのモール!
それを筒の中に入れてあるのです。
これがなかなかの優れものでした!



そのモールのお陰で今でも形を整える事ができるのではないかと思ってますが〜!



この木目込み人形は真多呂人形でして…
結婚する前の若かりし頃の作品です。
成り行きで華道や茶道のマンツーマンレッスンを受けていたのですが…
お招きを受けて、お茶の先生のお宅へお邪魔させて頂いた時に…
真多呂人形の先生もされている事を知り…
幾つかの作品を目の当たりにさせて頂き…
私の感性は真多呂人形の虜になってしまいました。
そんな訳で3つ目のお稽古事が始まったのでした♪

そんな思い入れのある数有る教材作品の中の一つなのです。



ところで、この「重陽の節句」とは…
邪気を払い長寿を願ったり…
菊の花びらを浮かべたお酒を酌み交わしてお祝いした習わしがあるとの事…

又「後(のち)の雛祭り」という風習もあって…
虫干しを兼ねて再びお雛様をお飾りするそうです。

初めての自己流ボトルフラワー完成

2016年09月09日 11時36分00秒 | その他
出来ました〜!



ドライフラワー用のシリカゲルに埋めてあったお花を…
期待と不安の入り交じる中、ドキドキで蓋を開け取り出してみると…
思ってた以上に綺麗に出来てました!

ふとした思い付きから…
これといった予備知識も無いままの、ボトルフラワー作りとなりましたが…
初めての経験にしては自己満足です♪




こちらは、以前ご紹介しました世界最小と言われてる薔薇リトルウッズ…
綺麗な色でそのままの形に乾燥できてました♪








そして日中に見る事はまず不可能な、このカラスウリのお花…
花びらの先には少しばかりの葉緑素が現れたけれど…
葉っぱもそのままの色で綺麗です♪







更に数日後、2回目のシリカゲルに埋めたカラスウリも…
花びらの先のレース状の部分や、巻きひげ等も、綺麗に残っていてくれました♪








半信半疑で挑戦してみたこのボトルフラワーでしたが…
色あせることなく、数年もの長い年月この状態を維持出来るとの事…
もう少しお勉強をして、正しい知識とコツのようなものを得られたらと思うのですが…
そして、お庭に咲く四季の花々を残しておけたらと思うと、どんなに嬉しい事でしょう…