
5月22日(夕食)
こんなことはめったにないが、なぜかミートボールが食べたくなった。
それもトマトソースで煮込んだ、ガツン系の味で。
と思っていたら、帰宅途中のスーパーで新鮮な天然ものの真鯛を見つけた。
そういえば、ずっと放っておいたベランダのプランターから、
今年もタイムが蘇生。いいなあ、真鯛のハーブ焼き、
ということで、ついつい真鯛を買い込んだ。
1パック2切れ500円なり。
だけど、ミートボールも捨てがたい。
残ったボールは冷凍しておけばいいから、副菜代わりにつくろう。
なんていうふうに、食いしん坊の私のプランはとことんアバウトだ。
調理はまずは、時間が少しかかるミートボールから。
ひき肉に炒め玉ねぎとおろしニンニクを混ぜ、塩・コショーしてよく練る。
つなぎに小麦粉や卵を入れる人もいるが、私はオミット。
練りをしっかりすれば、炒め玉ねぎがつなぎになって、
割れたりすることはない。

炒め玉ねぎは、大量につくっておいて、小分け冷凍しておくと便利。
練ったひき肉は小さく丸めて、フライパンで焼く。
油で揚げる、というレシピもあるが、オイルカットをするなら、
軽く油を敷いてコロコロ転がしながら、ときどきフタをかぶせて蒸し焼きするか、
蒸すか、レンジでチンするといい。
私はちょっと焦げ目をつけたいので、コロコロ蒸し焼き。
メインじゃないので、半分を冷凍しておけば、
また違う味で楽しめる。
あとは、市販のトマトソースに白ワインを加え、
残り物のきのこのオーブン焼きや、黒オリーブを入れて
コロコロ転がしながら、10分ほど煮込めば出来上がり。
ミートボールは、このコロコロが楽しい。

野菜ディッシュは、葉っぱの色が変わってきたカブを1袋全部使ってしまうことに。
カブの葉っぱは栄養があるので、茹でてそのまま使うことにする。
カブは4つ切りか6つ切りにして、コンソメの素を加えた水と牛乳でコトコト煮る。
柔らかくなったら、クリームシチューの素を加えてとろみをつけ、
ホントは生のがほしいけど、今日はないので乾燥ディルを最後に加える。
こんなふうに、既製品をちょこっと使えば、調理が断然ラクチンに。
しかし、カブって、どうしてこんなにクリーム味に合うんだろう。

最後に真鯛。
オリーブオイルを入れて熱したフライパンで、
まずはニンニクのスライスを入れてカリッと焼く。
色づいてきたらタイムも入れて、カリッとしたら取り出しておく。
オイル残ったフライパンに、塩・コショーした真鯛を入れ、
弱火だと皮がべっチャリしておいしくないので、
焦げないようにゆすりながら、中火以上で皮がカリッとするように焼く。
取り出しておいたタイムを再び加え、香りを出したら、
カリカリニンニクと一緒に、真鯛の上に乗せ、食べる前にレモン汁を。
ハーブ料理が楽しい季節になった。
ディルの苗も、そろそろ真剣に探そう。
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