おひとりさまの健康な食卓

毎日の食事から考える「おひとりさまライフ」

パーティの翌日の簡単料理:豆腐と海老の焼き茶巾、ピザ風ナス、昨夜の残りのガンボ

2009-10-05 16:00:50 | 野菜料理


10月4日(夕食)

友人たちが訪れ、昨夜は6人分の夕食をつくった。
メインメニューは、ガンボとフライドチキン&オクラ。
食べ友が5枚目のCDをニューオリンズで録音してきたので、
ちょっと彼の地の香りを、と。

半日かけて大鍋いっぱいのガンボをつくり、
久々の大量揚げものをしたら、ちょっと疲れた。
なので、今夜は残り物のガンボをサイドに、メインは軽くて簡単なものに。

シークアーサが大量に届いたので、1品目はこれを使おう。
冷凍庫に長らく寝ていた海老のすり身を、豆腐とすり合わせ、
シークワーサで香りをつけたのを、蒸してオーブンで焼いたらおいしそう。

豆腐はしっかり水切りし、裏ごしする。そこに海老のすり身を混ぜ、
味醂、酒、醤油で軽く味つけし、シークワーサを絞り込む。
ちゃんと固まるように片栗粉を少し加え、四角く切ったラップを茶巾状にねじり包む。
4個で2分ほどチンして、ラップをはずすと海老豆腐茶巾の出来上がり。

これをオーブン焼きするので、2品目は超が2個つくほど簡単なピザ風ナスに。
なんてったって、ナスを2つに切ってトマトとチーズを乗せ、
オリーブオイルをかけて焼けばいいだけ、というシンプルな料理。
おまけに、「えっ、それだけで、この味?」というほどのおいしさだ。

海老豆腐茶巾と、ナスを一緒にオーブンに入れて20分ほど。
焼き色がついたら取り出せば、ヘルシーな2品が同時に出来上がる。
あとは、一夜置いて、さらにおいしくなったガンボとご飯をチンするだけ。



ちなみにガンボというのは、ブイヤベースが源流のニューオリンズ風シチュー。
入れる材料によって数10種類のレシピがあるが、
玉ねぎ、セロリ、ピーマン、トマト、パセリ、オクラなどの野菜に、
海老、蟹、牡蠣、ザリガニ、チキン、ソーセージなどを加え、
香辛料とともにブラウンソースで煮込んで、ご飯にかけて食べる、というのが定番。
30年前ニューオリンズに行ったとき、店先で巨大な鍋で煮ているのを見て以来、
すっかりやみつきになって、南部に行くたび食べまくった。

私のガンボは、以前は海老・蟹を主体につくっていた。
けれども、コストが高すぎて気軽にできないので、
最近はチキンを主体に、香り付けで海老と蟹缶入れるという経費節減バージョン。
煮込むだけだから難しい料理ではないが、
難はガンボ・フィレという香辛料が、日本では手に入らないこと。

この香辛料なしでもガンボがおいしくできそうな、レシピのサイトを探してみた。
レシピサイトはけっこうたくさんあるけれど、ちょっと違うなあというのが多い中で、
「ガンボをつくろう」というサイトが、いちばん私のテイストに近かった。
ただし、「日本のご飯は合わない」というところは、異論あり。

日本で「本場」の味を食べてみたいなら、
都ホテルから呼ばれて、日本に初めてニューオリンズ料理を紹介した、
ニューオリンズっ子の店主が、自ら開いた六本木の「バーボンストリート」へ。
別棟のバーでは、毎週火曜日に食べ友がブルーズの弾き語りもやっているので、
飲むだけでもどうぞ。



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