5月20日、ニュージーランドワイン倶楽部主催による試飲会が都内で開催されました。
NZといえば、白はソーヴィニヨン・ブラン、赤はピノ・ノワールが有名で、どこもそれらのを主力に出してきています。
でも、せっかくですから、他のいいものも探したいところ。
今回、私が注目したのは、白ワインの ピノ・グリ。
ピノ・グリはNZ全域で栽培されていますが、このところ、南島のマールボロを中心に、リースリングからの植え替えなどによって増えてきています。
リースリングは、場所によっては栽培が難しいところもあるみたいなのです。
Clifford Bay Marlborough Pinot Gris 2013
骨格がしっかりした辛口で、ほどよい飲みごたえがあります。アルコール13.5%。
ソーヴィニヨン・ブランに比べるとクセがないので、幅広いシチュエーション、料理に合わせられそう。
NZのソーヴィニヨンは、輪郭のクッキリとした独特のフレーバーがあり、これを苦手とする人がもちろんいるでしょう。また、苦手でなくとも、ボトル1本は飲み切れないかもしれない、と感じさせるパワフルさがあります。
ピノ・グリ は、ソーヴィニヨンよりも控えめなところがあり、やさしい包容力があります。
このピノ・グリも、食事をしながら1本をゆっくり飲めそうです。
価格は、税込参考上代で1800円。いい感じでしょ?
「クリフォード・ベイ」は「ダッシュウッド」と同じ経営で、少々お手軽なレンジになります。
クリフォード・ベイのソーヴィニヨンは1700円、ダッシュウッドは2000円。
※クリフォード・ベイは新商品
Dashwood Marlborough Pinot Noir 2012
ダッシュウッドのピノ・ノワールは2300円(税込参考上代)
フレンチオーク(新樽30%)で11カ月熟成。
強すぎず、ちょうどいい感じにチャーミングでアクセスしやすい味わい&プライスが魅力です。
(輸入元:ヴァイアンドカンパニー)
よく知られている 「ヴィラマリア」は幅広いレンジを展開していますので、ソーヴィニヨンもシャルドネも、リースリングもピノ・グリも、ゲヴュルツトラミネールもあります。
右から2本め) Villa Maria Private Bin Pinot Gris 2013
南島のマールボロと北島のギズボーンのブドウをブレンド。アルコール13.5%。
スッキリとした味わいの辛口で、初夏から夏にかけて活躍しそうです。
税込参考上代2160円。
上の画像を見ると、左端のボトルが目立ちますが、これは
Villa Maria Private Bin Light Sparkling Sauvignon Blanc 2013
軽やかな泡立ちのフリッツァンテで、アルコール13%。
スティルワインのソーヴィニヨンに比べると、口当たりがやわらかで、味わいもライトだから、ソーヴィニヨンの強い風味が苦手な人にも好まれると思います。
税込参考上代2268円。
(輸入元:木下インターナショナル株式会社)
ソーヴィニヨン・ブランのスパークリングでは、もうひとつこちらもオススメ。
Toi Toi Marlborough Sauvignon Blanc Sparkling NV
水色のボトルがキレイで涼しげで、見るだけでいい気分にさせてくれます。
口にしても、スッキリ爽やか。そして、やはりこちらもソーヴィニヨンの風味がやさしいので、さまざまなシーンで気軽に開けて楽しめること間違いなしでしょう!
“トイトイ”という名前の響きもかわいくてイイですね。
税込参考上代2268円
(輸入元:アプレヴ・トレーディング)
最後に、とっておきのピノ・グリ を紹介します。
左)Kumeu River Pinot Gris 2011
ブドウの段階からのクオリティが非常に素晴よかったに違いない!と思わせる素晴らしい出来のワインです。
畑でのセレクトはもちろん、その後も、かなりストイックに厳選したのではないでしょうか?
濃密でとろりとした口当たりがなめらかな辛口で、上品な酸の厚みがボディを与えてます。
しっかり熟したブドウのぷるんとした果実味がリッチでボリュームがあり、上質な酸と幾重にも重なり、複雑なうまみがじわんとにじみ出ます。
ひとくち口に含んだとたん、うっとり。長い余韻も見事。
フランスのアルザスのグランクリュレベルのクオリティですから、レストランの料理とともに楽しむのがオススメ。フォアグラが食べたくなりました。
希望小売価格4000円(税抜)
Kumeu River Estate Chardonnay 2009(右)も素晴らしい出来で、フランスのブルゴーニュ、コートドールの最上クラスに匹敵するクオリティを持っています。ブラインドで出されたら、ブルゴーニュと間違える自信ありです(笑)
これもレストランの料理と合わせていただきたいですね。
希望小売価格4800円(税抜)
ピノ・グリもシャルドネもスクリューキャップ。
クメウ・リヴァー は、北島オークランド北西20kmクメウ地区にユーゴスラビアから移住してきたファミリーによって1944年に設立されたワイナリー。創業者の孫で、現在醸造責任者を務めるマイケルは、NZ初のマスター・オブ・ワインとなっています。
(輸入元:ジェロボーム株式会社)
品種もそうですが、コストパフォーマンスに優れたものからハイエンドワインまで、NZワインはずいぶん多彩になってきました。
明日は、本日アップしきれなかったNZワインを取り上げます。
NZといえば、白はソーヴィニヨン・ブラン、赤はピノ・ノワールが有名で、どこもそれらのを主力に出してきています。
でも、せっかくですから、他のいいものも探したいところ。
今回、私が注目したのは、白ワインの ピノ・グリ。
ピノ・グリはNZ全域で栽培されていますが、このところ、南島のマールボロを中心に、リースリングからの植え替えなどによって増えてきています。
リースリングは、場所によっては栽培が難しいところもあるみたいなのです。
Clifford Bay Marlborough Pinot Gris 2013
骨格がしっかりした辛口で、ほどよい飲みごたえがあります。アルコール13.5%。
ソーヴィニヨン・ブランに比べるとクセがないので、幅広いシチュエーション、料理に合わせられそう。
NZのソーヴィニヨンは、輪郭のクッキリとした独特のフレーバーがあり、これを苦手とする人がもちろんいるでしょう。また、苦手でなくとも、ボトル1本は飲み切れないかもしれない、と感じさせるパワフルさがあります。
ピノ・グリ は、ソーヴィニヨンよりも控えめなところがあり、やさしい包容力があります。
このピノ・グリも、食事をしながら1本をゆっくり飲めそうです。
価格は、税込参考上代で1800円。いい感じでしょ?
「クリフォード・ベイ」は「ダッシュウッド」と同じ経営で、少々お手軽なレンジになります。
クリフォード・ベイのソーヴィニヨンは1700円、ダッシュウッドは2000円。
※クリフォード・ベイは新商品
Dashwood Marlborough Pinot Noir 2012
ダッシュウッドのピノ・ノワールは2300円(税込参考上代)
フレンチオーク(新樽30%)で11カ月熟成。
強すぎず、ちょうどいい感じにチャーミングでアクセスしやすい味わい&プライスが魅力です。
(輸入元:ヴァイアンドカンパニー)
よく知られている 「ヴィラマリア」は幅広いレンジを展開していますので、ソーヴィニヨンもシャルドネも、リースリングもピノ・グリも、ゲヴュルツトラミネールもあります。
右から2本め) Villa Maria Private Bin Pinot Gris 2013
南島のマールボロと北島のギズボーンのブドウをブレンド。アルコール13.5%。
スッキリとした味わいの辛口で、初夏から夏にかけて活躍しそうです。
税込参考上代2160円。
上の画像を見ると、左端のボトルが目立ちますが、これは
Villa Maria Private Bin Light Sparkling Sauvignon Blanc 2013
軽やかな泡立ちのフリッツァンテで、アルコール13%。
スティルワインのソーヴィニヨンに比べると、口当たりがやわらかで、味わいもライトだから、ソーヴィニヨンの強い風味が苦手な人にも好まれると思います。
税込参考上代2268円。
(輸入元:木下インターナショナル株式会社)
ソーヴィニヨン・ブランのスパークリングでは、もうひとつこちらもオススメ。
Toi Toi Marlborough Sauvignon Blanc Sparkling NV
水色のボトルがキレイで涼しげで、見るだけでいい気分にさせてくれます。
口にしても、スッキリ爽やか。そして、やはりこちらもソーヴィニヨンの風味がやさしいので、さまざまなシーンで気軽に開けて楽しめること間違いなしでしょう!
“トイトイ”という名前の響きもかわいくてイイですね。
税込参考上代2268円
(輸入元:アプレヴ・トレーディング)
最後に、とっておきのピノ・グリ を紹介します。
左)Kumeu River Pinot Gris 2011
ブドウの段階からのクオリティが非常に素晴よかったに違いない!と思わせる素晴らしい出来のワインです。
畑でのセレクトはもちろん、その後も、かなりストイックに厳選したのではないでしょうか?
濃密でとろりとした口当たりがなめらかな辛口で、上品な酸の厚みがボディを与えてます。
しっかり熟したブドウのぷるんとした果実味がリッチでボリュームがあり、上質な酸と幾重にも重なり、複雑なうまみがじわんとにじみ出ます。
ひとくち口に含んだとたん、うっとり。長い余韻も見事。
フランスのアルザスのグランクリュレベルのクオリティですから、レストランの料理とともに楽しむのがオススメ。フォアグラが食べたくなりました。
希望小売価格4000円(税抜)
Kumeu River Estate Chardonnay 2009(右)も素晴らしい出来で、フランスのブルゴーニュ、コートドールの最上クラスに匹敵するクオリティを持っています。ブラインドで出されたら、ブルゴーニュと間違える自信ありです(笑)
これもレストランの料理と合わせていただきたいですね。
希望小売価格4800円(税抜)
ピノ・グリもシャルドネもスクリューキャップ。
クメウ・リヴァー は、北島オークランド北西20kmクメウ地区にユーゴスラビアから移住してきたファミリーによって1944年に設立されたワイナリー。創業者の孫で、現在醸造責任者を務めるマイケルは、NZ初のマスター・オブ・ワインとなっています。
(輸入元:ジェロボーム株式会社)
品種もそうですが、コストパフォーマンスに優れたものからハイエンドワインまで、NZワインはずいぶん多彩になってきました。
明日は、本日アップしきれなかったNZワインを取り上げます。
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