ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

北イタリアのローカル菓子を買ってみた

2017-08-08 15:46:55 | お出かけ&旅行
甘いもの好きの私としては、出かけた先の地元のお菓子を食べたり、お土産に買ってくるのも旅の楽しみのひとつです。
探すポイントは、できるだけローカルっぽいもの

先日の北イタリアでは、こちらの2種類のビスケットを買ってきました。
買った場所は、ドロミテ渓谷観光の玄関口になるコルティーナ・ダンベッツオのスーパーです。



Occhi di bue(オッキ・ディ・ブエ)

直訳すると“牛の目”という名前のビスケット。
日本人の感覚では、う~ん、ちょっと…というネーミングですが、言いたいことはわかります(笑)

リッチなショートブレッドタイプのビスケットを2枚重ねにして、アプリコットジャムを真ん中に置き、とてもボリュームがあります。



2枚重ねにしているので厚みがあり、横から見るとよくわかるでしょうか。

ずしっと重く、9枚入りで300gですから、1枚あたり33.333…g
英国のショートブレッドが好きなので、よく似ているこのビスケット生地に惹かれました。
ホロホロ崩れてきますが、この生地がおいしい

ベネチアから車で1時間ほど北の街の菓子メーカーのハンドメイドビスケットだそうです。



Canestrelli(カネストレッリ)

同じスーパーで見つけたビスケットですが、姿が少し似ています。
カネストレッリは、北イタリアのピエモンテやリグーリア周辺でよく食べられるバタービスケットで、可愛らしい花の形が特徴です。ゆで玉子の黄身を加えて作るのが本物とか。

この花が何なのか調べてみましたが、デイジー、マーガレット、ヒナゲシetc...と色々出てきました。
どれも似ているので、そんな感じの花、ということでOK?(笑)



ちなみに、街中で評判のいいベーカリーを覗いてみたところ、オッキ・ディ・ブエやカネストレッリ系のビスケットが売られていました。
量り売りだったのと、単に紙袋に入れるだけの包装だったので、崩れるのが心配で買うのを諦めました。
それがちょっと心残りです。

コメント
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