Skyscape1
WC:
(sky) Cobalt Blue, Quinacridone Rose, Cad red Lt
(foreground) Phthalo Blue, Alizarin Crimson
Skyscape2
WC: Ultramarine Blue, Lt Red, Burnt sienna, Raw sienna + (foreground) phthalo Blue
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最近、毎日忙しくてあっという間に過ぎていく…。水・木の午後のアートクラス、金曜日の着物着付け教室とCentral Marketへの買出し、土曜日の午後は綾子舞の練習、土・日の午前中は病院で半日勤務、月・水・金の夕方は空手。それ以外は子供の面倒と家事。かなり充実している、っつーか、忙しい…。それにしても着付けに踊りに太鼓の練習なんて、これに歌と三味線でも入ったらそれこそ芸者の修行みたい。
木曜日のパステル画も、今週で3枚目。まだ完成していないけど、大分、Colorfixの紙とパステルの描き方に慣れてきたし、描いているときに全体を見る癖もついてきたせいで、パッチワークみたいな感じがちょっと抜けてきたような気がする。やはり何事も頭で考えるよりもまずPractice。
先週のAPの初めての水彩画のクラスでは、なんといきなり一番難しいWet-in-wetの空をしかも3-4つのレイヤーを重ねて描くという(私にとっては)超高等技術にチャレンジした。暑い乾燥した日で、気温は40度近い。そんな日にこんな水をたっぷり駆使することをするなんて。と思いきや、先生本人はしっかり説明しながらしかも世間話をべらべらしながら、あっという間に素晴らしい空の絵を仕上げた。私は久しぶりの水彩にワクワクしながら始めたはいいが、もーとても悲惨な結果に…。天気のせいもあるけど、ほとんどは練習不足。パステルと水彩は正反対の描き方をする。とくに、水彩はとても微妙な水分と絵具の配分と力加減で成り立っているのでしょっちゅう練習していないと、あっという間に勘が鈍くなっていく。でも、やさしいAP師匠は、私が自分のパレットを忘れたことを持ち出して、「まあ、天気のせいにしようよ。そして、自分のパレットも無かったしね。」とそっと言ってくる。でも見てて、師匠!私は相当にしつこい-。絶対にこのテクニックをこなしてみせる!
と、そこで考えたのがこのSkyscape 300 Project。毎日1つ、空の絵を水彩で練習しようというもの。まじめにこなしたら1年近くかかる計算になる。この日曜日から早速はじめた。何でもいいから空の絵を描いて、適当に前景を付け足してしまうという極単純なもの。今回はフルシートの8分の1ので描いた。これを300枚続けたらいったいいくら紙代にかかるんだろう、と計算しかけ恐ろしくなって考えないことにする。そう、一流の紙はフルシートで9ドルはする。ざっと考えて、最低20枚用意しなければいけないということだ。あ、計算してしまった…180ドル!!
そして最初のProjectの反省点。レイヤーを2回以上かけるととたんに色が動いて全体の色が濁ってきてしまう。完全に乾かしていなかったのか?あと、青の色はもっと濃いめに、ローズは乾いたときにあまり色落ちしないのでそのまま使うときは濃いめにしないこと。あと、できるだけチューブから出したそのままの色を使わないこと。理由は単純にどぎつすぎるから。
さって、今日の練習はさっき見た曇天の空にしよう。