『傷だらけの魂』
「傷だらけの魂~死を望んだ男が流した涙」
内容
天正十三年、秀吉(竹中直人)は関白となり、姓を豊臣と改めた。
そして秀吉は、官兵衛(岡田准一)らを大坂城に集め、“天下惣無事”を伝える。
そんななか官兵衛は、道薫(田中哲司)から茶々(二階堂ふみ)に招かれ、
有岡城の話をすることになったと知らされる。
その一方で、九郎右衛門(高橋一生)が、
雇ったばかりの新吉(正名僕蔵)を、村重の元家来である事に気づいたことで、
その家族だという又兵衛が、村重の息子であると知ることに。。
そこで官兵衛は引き合わせようとするのだが、道薫は、逃げてしまう。
その後、秀吉、茶々、千利休(伊武雅刀)らの前で、有岡城の話をする道薫。
“私は乱世が生んだ化け物にございます”
続けて道薫は、その場に居合わせた一同を罵りはじめ、
ついに秀吉の怒りを買ってしまう。
が。。。それを見ていた官兵衛は。。。。
敬称略
官兵衛が絡んでいるので、
なんとか、形は保っている感じですね。
正直。
今回の序盤で、秀吉とおね、そのうえ茶々のことなどをいろいろやったときには。
今作の前半戦である“信長編”を思い出し、
まさか。。。。また、そういうことをやるのか!?と感じましたが(苦笑)
せめて、今回くらい、
たとえクドイ印象になったとしても、
官兵衛だけは、なんとか絡めて欲しいモノだ。
それにしても。
今作がこだわる“荒木村重”
ちょっと強引だけど、綺麗にまとめて来た感じですね。
だからこそ。。。。高山右近が。。。。
もうちょっと上手く、村重部分に絡めること出来なかったのかな??
そこだけは、少し残念なトコロ。
ここを、上手くやっていれば、
強引さが消えて、スムーズに入って来たでしょうに。
まあ、中川清秀に比べれば、マシ。。。か(笑)
それを言い出せば。
四国攻めが。。。。今回の終盤で連呼した九州攻めも。。。。
せめて、九州攻めだけは、描いて欲しいモノです。