「届け…こんな歌ができたの」
内容
旧知のレコード会社の弦巻(大谷亮平)から、
ラブソングを作るよう言われた神代(福山雅治)は、
夏希(水野美紀)にキーボードを借り、曲作りをはじめる。
増村(田中哲司)も機材を貸してくれて。。。。
そんななか、神代は、さくら(藤原さくら)をカフェに呼び出す。
偶然、神代が女性と再会し、挨拶をしたのを見たさくらは、
神代が好きな女性のタイプが気になり、質問。
すると、昔、ひとりだけ惚れた女がいると神代は告白する。
その後、神代は、自分のマンションへさくらを連れて行く。
するとそこに、増村が機材のセッティングにやってくる。
早速、曲作りをはじめる神代。
少しして、さくらが、部屋にまだいることに気付き、
神代は、歌詞を書いてみないかと。。。。
敬称略
前回から。。。。と同じで。
“主人公”の再生物語が、かなり優先的に描かれていますね。
ただ、本来。
“再生”というからには。
以前の状態を描く必要があるわけで。
じゃないと。。。。“再生”にならないのだが。
その基準となる部分の描写が、ほぼ無く。
それどころか。。。“今”の描写も中途半端で。
“再生”と書いたモノの、
実際は、オッサンのサクセスモノになってしまっている。
で、ここで、次の問題が浮上する。
オッサンのサクセスモノ。。。ってことは、
サクセスしたことが無いから成立するのである。
そう。
その前提に立てば。
そんなオッサンが、素人の若い女に指導??って、違和感しか無い。
そうなのだ。
今の状態で、何を、どれだけ描いても、
主人公を立たせようとすればするほど、違和感が浮上すると言うことなのだ。
このモヤモヤした中で、なぜか。。。。どうでもいい物語まで。。。。複数。
単純に、さくらのサクセスを描くだけで、それなりに面白いのに。
主人公が目立つと、散々になってしまう今作
もう。。。。なんだかなぁ。。。(苦笑)