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獣医ドリトル 第8話 安楽死

2010年12月12日 22時32分40秒 | 2010年ドラマ
『最終章 安楽死』

内容
涙するあすか(井上真央)
そして、無力さを感じる鳥取(小栗旬)と花菱(成宮寛貴)

その5日前のことだった。
オペができないことを告白した花菱
そのことで、世間は大騒ぎになり非難の声まで。。。
獣医師会でも、対応に苦悩していた。
土門(國村隼)も、、穏便に終息させることを考えていたが、打つ手がなかった。
花菱が出演していた番組も降板が決定。

おなじころ、高額の治療費と非難にサラされる鳥取動物病院は閑古鳥。
そんななか、人気女優の三島ユイ(夏帆)が、猫を連れてやって来る。
1ヶ月前に拾った猫ライム。。。排泄が上手くできない。。。
仕事の都合で1年間フランスに行くこともあり、安楽死させたいという。
悩み抜いた結論だというユイに、
“死に立ち合う勇気はあるか?”と問う鳥取。
だが、答えることが出来ないユイに鳥取は、
入金が確認すれば処置をすると伝えるのだった。
あすかは、必死になって、処置に反対するが。。。。。。

一方、講演会のキャンセルも続く花菱のもとを富沢教授(石坂浩二)が訪れる。
町外れのゴミ屋敷で孤独死した老人が、20匹の犬を飼っていたという。
老人の血液内から、ブルセラ菌が検出され、
場合によっては安楽死処分をしなければならない。。。。
安楽死処分もまた、獣医師の仕事であると富沢は説いたが
学生達が、その処分に反対していると言う事だった。
話を聞いた花菱は、
“声なき声に耳を傾けてやりたい。”と。。。協力を申し出て。。。。

そんな折、鳥取動物病院に土門がやってくる。。。ユイの姿も。。
安楽死処分をせずいる鳥取に、詐欺であると
獣医師免許の取り消しを突きつけにやって来たのだった。
そして、本当の理由を話し始めるユイ。

敬称略


醜態をさらし、迷惑をかけるのも生きるってコトじゃないのか
価値があるか無いかを決めるのは人間じゃない
勝手に価値を決めるのは人間のエゴだ
生きる価値は、すべての命にある


猫の安楽死を望む若い女優
自らの病もあり、苦渋の選択だった。

。。。ま、、そんな物語。


最終的に、キレイすぎるほど劇的な展開ではあるが
命が途切れるかも知れない不安。。。そして未来。。。。

少し無理矢理重ねすぎている印象はあるが、ドラマだし。こんなところだろう。

土門との関係もあり、
セリフも含めて、悪くはないお話である。

無理矢理と言えば、、土門の父も同じだけどね。


ただ、それ以上の無理を、盛り込みすぎているんですよね。
花菱のことしかり、土門の息子のこと、、そして、、バルザック
ブルセラ感染症もね。

たしかに、
色々とネタフリしてきましたので、
“最終回に向けて。。。”というのは理解します。

それに、流れとしては、まとまりがあることもあり、悪くはないのだ。

でも、、、これだけのネタを盛り込んでしまうと、
何をどう捉えて良いのかが、良く分かりません。

たとえば、、“命に向き合っている”といえば、そういうことだろう。

だが、、それは獣医師である限り、
そして設定上、普通では無理なオペでもこなす天才獣医師の物語である限り

それは、“普通”なんですよね。

もう少しばらまいて、
ここで。。。。とできなかったのかな。。


それなりに満足しているから、まあ。。。良いと言えばいいけど。

しっかし、、、なんていう、残酷な。。。。(安楽死のことではない)


これまでの感想
第7話 第6話 
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話