「結子先生の秘密」
内容
20年前の事件の犯人のひとりに辿り着いた龍崎(生田斗真)段野(小栗旬)
しかし。。。。
そんなとき、龍崎は、突如、事件の日の結子先生(広末涼子)を思い出す。
「今週は、変装キャラでいく」
龍崎と警官の変装をした段野は、“まほろば”の近くに、
同じ時期にできたハイジマコーポレーションを訪れ、
社長の桂田剛夫(デビット伊東)に接触する。
龍崎が桂田と話をする間に、段野は社長室で。。。。
そんななか、龍崎に辞令が下る。
本庁、警視庁捜査一課殺人犯捜査11係に配属される。
到着するが、捜査員達は、警察官連続殺人事件で出払っていた。
警視庁警務部長、日比野圀彦(光石研)首席監察官たっての辞令だった。
が。。。相棒となるのは、坂東(大地康雄)
好き勝手に行動する坂東に、翻弄される龍崎。
坂東とともに管轄の境川署を訪れた龍崎。
坂東が好き勝手する中、龍崎は所轄の刑事、中嶋春樹(笠原秀幸)から話を聞く。
その直後、所轄に送られてきたダンボール箱から遺体が発見される。
3人目だった。
そのころ段野は、我孫子会会長の妻、我孫子桐乃(武田久美子)と会っていた。
我孫子会の直参に引き上げるという。
坂東の様子から、被害者と何かあると感じた龍崎。
話を聞くと。。。。3人とも、警察学校の同期だという。
一方、美月(上野樹里)は、
蝶野(滝藤賢一)から龍崎への疑惑を突きつけられていた。
その後、坂東が襲われる事件が発生し、
捜査一課管理官、橘都美子(吉田羊)から、古い写真を手渡された龍崎は、
顔見知りの。。。坂東の同期への聴取を命じられる。
。。。。第二署の三島薫(吉田鋼太郎)課長だった。
三島によると。。。写真のウチのひとりが。。。。。。
敬称略
“アレってたぶん、青リンゴの香りだと思う”
これは、ホント大切ですね。
正直、有るか無いかで大違い!
主人公が香り、ニオイに気付いたところで。
俳優が、シッカリ演技したところで。
ドラマでは、視聴者が見て、理解出来なければ、特徴は特徴とならないのだ。
さて、今回は、もうひとつ、奇妙なこと。。というか、妙なことがありましたね。
今までは、龍崎と段野を立てる必要性からか、
無理矢理2つの事件を描き、繋げてきた。
まあ、それ自体は、悪くないことなのだが。
なにせ、今作。。。メインは、そこじゃなく。。。過去の事件。
おかげで現在の事件の意味が無くなると言う、
ドラマとしては、かなり本末転倒な展開。
が。今回は、過去の事件を念頭に置きながら、現在の事件を丁寧に描ききった。
そして、なんとなく重ねる。
本来なら、こういうカタチが“普通”だよね。
分かりやすいというか、流れが正常と言うことである。
オモシロ味は有るんだけど、ビミョーに迷走気味だった今作。
ようやく、話にまとまりが出てきた感じですね。
いろいろ描けば良いってモンじゃなく、
何を描くかをハッキリさせなければ、意味は無いと言うことだ。