『泣かない女
「泣かない女~新章今夜スタート奥女中として再出発」
内容
夫を亡くし、そのうえ、久坂家の存続が出来ないと知った文(井上真央)は、
台場づくりで知り合った奥御殿総取締役・園山(銀粉蝶)を頼り、
長州藩の奥御殿に女中見習いとして入ることに。
奥御殿は、藩主・敬親(北大路欣也)の正室・都美姫(松坂慶子)を筆頭に、
次期藩主・元徳(三浦貴大)の正室・銀姫(田中麗奈)ら、多くの女性がいた。
早速、文は、水くみ仕事から始めることに。
そのころ、四カ国連合艦隊の砲撃により、長州藩は敗戦目前だった。
敬親は、停戦の講和を結ぶため、高杉(高良健吾)を交渉役に指名する。
そんななか、文は、高杉の父・小忠太(北見敏之)に依頼され、
下関の高杉のもとへ、交渉の場で着る装束を届けることに。
敬称略
“高杉さん達とは、ずっとともに過ごしてきましたから”
“お前は昔から。。。”
だったら。。。それを表現して欲しかったよ。
基本的に、不必要な物語が多い今作。
主人公がいてもいなくてもいいような状態が、ずっと続いてきた。
ようやく、主人公のように前に出はじめたと思ったら、
脚本。。。いや、セリフで。。。そして演出で、
いろいろと関係があったと言い切りはじめる始末。
そのなかでも、夫との関係に始まり、塾生たちの関係など、
物語の根幹だというのに、描いて良いことを描いたと言い切りましたからね。
前述のセリフ等、良い例だ。。。。あ、この場合は、悪い例かな。
支離滅裂なだけで無く、物語が破綻してしまっているのは言うまでも無い。
この1ヶ月くらい。今作は、かなり軌道修正をしているのは分かるが。
だったら。。。。セリフじゃ無く、強引にでも回想を混ぜて欲しいモノだ。
たとえ、僅かなカットしか無くても、使わない手は無いはず。
なのに。。。。使わない。。。
セリフだけで補足するのは、無理。
不可能と言っても良いはず。
今回の話など。事実かどうかは、どうだって良いコト。
重要なのは、どう見せれば、違和感を感じないか?。。。のハズだ。
なのに。。。
本気で立て直す気持ちあるのかな????
今の状態だと、
個人的印象では、8割強の脳内補完が必要だと思います。