『高杉晋作、参上』
「高杉晋作、参上!明治維新の英雄が青春を駆けめぐる」
内容
自宅で謹慎中の寅次郎こと松陰(伊勢谷友介)の私塾には、
久坂(東出昌大)をはじめとして、評判を聞いた若者が集まり始めていた。
だが、学ばせてもらっているのは自分のほうだと、
松陰は、塾生達から謝礼を受け取っていなかった。
塾生に食事を出す文(井上真央)は、説得を試みるが、松陰は聞かず。
そんななか、高杉晋作(高良健吾)という男が、突然やってくる。
殿の側近を務める大組の跡取りの高杉は、暇つぶしで
松陰と久坂ら塾生達の議論を聞いていたのだが。。。。「つまらん!」と。
自らの学をひけらかそうとする。
しかし松陰は、高杉の心を読み、久坂の方が上だと断じるのだった。
一方、伊之助(大沢たかお)は、椋梨(内藤剛志)から
松陰の私塾の状態について問い正されていた。シッカリと監視しろと。
すると伊之助は、野山獄の他の囚人を釈放してはと提案する。
しばらくして、梅田雲浜(きたろう)が現れる。
そして。。。釈放された富永(本田博太郎)も現れ、
火の車の状態に拍車をかけてしまうい、苦悩する文。。。すると久坂が。。。。
敬称略
細かいツッコミどころは、多々あるのだが。
もうすでに、“そういうモード”に入っているようなので、
そういう作品だと切り替えて見るしか無いのが、現状ですね。
面白くないわけでは無いが、
あまりに現代風の青春群像劇に描きすぎているので、
もの凄い違和感があります(笑)
そのうえ、今回など。
2ヶ月先の松陰退場に向けて、
高杉晋作と松陰を描けば良いだけなのに、
どうしても。。。主人公・文を目立たせなくてはならず。
今まで以上に、ホームドラマのニオイがプンプンとしますね。
噛み合っていないわけじゃ無いけど、
いろいろ描きすぎて、
結局、どこをメインに描こうとしているかが、ぼやけていますね。