「皇居編~ザリガニと御即位の御大礼」
内容
日本に戻ってきた篤蔵(佐藤健)は、早速、故郷へ報告に向かう。
大出世に驚く父・周蔵(杉本哲太)母・ふき(美保純)
そして、パリへと送り出してくれた兄・周太郎(鈴木亮平)は、
今まで以上に応援してくれる。
「励めよ」
そしてふきから俊子(黒木華)が行方不明と知る。
その後、東京でバンザイ軒に立ち寄った篤蔵は、
梅(高岡早紀)からおやっさんが亡くなったと聞かされる。
店は、新しい料理人に任せているという。
そして、以前の部屋は“時子”という女性が借りていた。
そんななか、皇居大膳寮へ向かった篤蔵。
早速、大膳の長、大膳頭の福羽逸人(浅野和之)のもとへ。
“厨司”の任命ではあるが、厨司をまとめる厨司長だということ。
そして、大礼の献立を命じられるのだった。
篤蔵は、厨房へと案内されるが、多くは篤蔵より年上のシェフばかり。
戸惑いながらも。。。仕事を始めるが。。。。“しきたり”が多く。。。
バンザイ軒に戻った篤蔵は、“時子”が俊子だと知る。
新しい嫁ぎ先でいろいろあって、飛びだしてきたようで。。。。
いまは、産婆の仕事としているという。
その後、福羽から、2000人分の献立だと知った篤蔵。
失敗をしないように献立を捻りだしたのだが、福羽から、面白くないと。
それは、すでに失敗なのではと指摘されてしまう。
しかし大膳の宮前(木場勝己)の献立は“故事”にのっとっていた。
そんなとき、偶然、再会した宇佐美(小林薫)から。。。。。。。
敬称略
新章の開始なので、前半は説明染みた部分が多かったですが。
中盤からは、ようやく“らしさ”が出てきた感じですね。
。。。まさに“宮仕え”となった篤蔵の奮闘記である。
偶然が過ぎる部分もありますが、それこそがドラマでしょうから、
なかなか、オモシロ味のある展開に仕上がっていたと思います。
篤蔵という異端の存在が加わることで、変化していく大膳を
良い感じで魅せていたと思います。
“真心”で、まとめきったのも、ほんと良いですね。
もちろん。。。今回の話。。。
浅野和之さんの名演が光っているのは言うまでも無い。
ほんと、お見事。