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相棒season13 第12話

2015年01月21日 21時51分34秒 | 2015年ドラマ

「学び舎」

内容
都内の公園で、身元不明の男性の撲殺遺体が発見された。
付近ではホームレスが不良グループに襲われる事件もあったことから
伊丹(川原和久)は、不良グループによるホームレスへの犯行を疑いはじめる。
だが、現場にやって来た右京(水谷豊)は、被害者の手にペンだこを見つける。
そして享(成宮寛貴)が校章らしきモノを見つけ、連絡を入れたところ。。。
被害者が、協和堂大学の教授、池本正(長谷川公彦)と判明する。

大学の研究室へ向かった右京と享。
助教の水田理恵子(松坂早苗)の話では、研究一筋で、昆虫の研究をしていたよう。
虫の採取のため公園に泊まり込むこともあったという。
何事においても学問優先だったらしい。
理事長・笹沼隆文(伴大介)の新学科創設にも猛反対。他にもいろいろあったという。
その一方で、なぜか、読みもしない本を脈絡も無く図書館から借りていた。
そして。。。“大発見をした”と妙なことを言っていたとわかる。

そんななか、ふたりが大学から去ろうとしていたところ、騒ぎに出くわす。
久我沢舞(早織)という学生が、突然、服を脱ぎ始めたのだ。
そこへ、非常勤講師の吉野慶介(中林大樹)が止めに入り、
集まった生徒たちを含め厳重注意をする。
興味を覚え、吉野に聞くと。。。その日の朝にも同じようなことがあったらしい。
その男子生徒、中村に話を聞いたところ、誰かに脅されていたという。
事件当日の夜も、講演で大騒ぎをしろと命じられていたことがわかってくる。
同じコトを、舞にも聞くと。。。。やはり脅されていた。

右京は、状況から吉野に疑いをかけ、問い正したところ、
生徒たちを脅していたことは認めるのだった。

一方で捜査一課は、ミツオ(内田滋)という青年から聴取していた。

敬称略


脚本は、藤井清美さん


って。。。。。ハッキリ言って、かなり驚きました。

ここに来て、“初”の脚本家を投入ですか!!

正確には、2度目と言って良いかな。

。。。今期の6話“ママ友”に関わっていたので。

若さもあって、知る人ぞ知る。。。なのですが。

実は、携わった作品を確認すれば分かるように、ほんとはかなり有名人。



そこはともかく。

《相棒》としては、若干、粗い印象が無いわけでは無いが、

それを無視しても余り有るほどの良い印象を受けたのは、

登場人物にシッカリと役割が与えられ、

“刑事モノ”という印象より、旧来の《相棒》の印象に近いことかな。

レギュラー登場人物のキャラも、シッカリ立っているしね!

捜査一課、鑑識課。。。そして特命係!

このアタリは、監督さんの手腕も関わっているのでしょう。

特に、右京と享の役割がハッキリしているのが、最も好感が持てるところ。

ほんと、最近は、享がやるべきことや、享が気づくべきことを

わざわざ右京にやらせていた印象がありましたからね。


たとえば。。。

右京「良い着眼点です

と。。。享を褒めた部分が有った。

そう。右京が気付かない部分を享が補うのが、チーム。。。“相棒”

他にも、図書館でのやりとりにしても同じだ。

右京が享にやらせていた部分が有りましたよね。こういうの大切。

小間使いという印象も無いわけでは無いが、

背の低い右京がやるよりも、背の高い享がやる方が合理的!(笑)

それ以外も、右京だけが聴取。。。。という場面は、少なく。

必ずと言って良いほど、“ふたり”にしている。


単純ですが、こんなコト1つで。

“右京の事件簿”が、本来描くべき《相棒》になるのである。


話も、なかなか面白かった今回。

ほんと、せめて、今回くらいで描いてくれないかなぁ。。。。

で。享という人物を、もっとハッキリさせる。

それだけで《相棒》が、普通に見ることが出来るようになると思います。