スカブに引かれて善光寺参り…

さてさて続き。


ルートは大体こんな感じ。




埼玉から、山梨と長野を経由して群馬県にある実家に行くというもの。
もちろん、すべて下道。
かなり強行なルートです。





気合を入れて朝6時30に自宅を出発。



あれ？あんまり晴れてない？
天気予報では降水確率０％の予想ですが、ちょっと不安になります。



国道20号で山梨方面に向かいます。



8時を過ぎる頃にはご覧の通りの晴天模様。










お盆休みが終わって間もないせいか甲州街道はいつもよりずっと空いている様子。






これは狙い通り（笑）。
高尾から始まる心地良い峠道をタイヤと体を慣らすように越えていきます。










山梨県側に入り、道の駅「甲斐大和」に到着。










さてと（笑）。







見分けが難しいなー。






本物でした。
ああ、良かった（笑）。



「巨峰ソフト」（300円）


予想外のソフトの細長さにしばし呆然。
ファンタグレープにミルクを混ぜた様なお味でした。





甲府市を抜けさらに20号を北上。





道の駅「信州蔦木宿」






地元の名産である寒天商品が並んでます。





ここはこんな温泉施設があったり、










隣の河原ではキャンプもできるようです。










軽めの昼食をとっておきましょうか。










茄子のおやきと寒天大福を買いました。











甘く煮付けた茄子が入ったおやき。



こんなのがたまらなくおいしく感じるようになったのは歳のせいでしょうか（笑）。









寒天大福はその名のとおり寒天で餅の部分を作った大福。



日が経っても硬くならないというその食感は本当にやわらかでした。






今日は他にもツーリングを楽しんでいる人達が目立ちます。
駐車場に戻ってくると、バイクの中に埋もれてしまうほど。



ま、ビッグスクーターはいませんが。
もう慣れっこです（笑）。




のんびりとした甲州街道を走り、次にやってきたのはここ。



諏訪湖です。


子供のころに何度か来たと思うのですが、さっぱり思い出せません。






その近くにある諏訪大社下社。



全国各地にある諏訪神社の本社の一つ（本社は４つあります）。
その起源は定かではなく、国内にある最も古い神社の一つとされているそうです。
全国的には御柱大祭も有名ですね。


今回は参拝はせずに先を進みます。



諏訪湖からは142号に乗り長野市方面へ向かいます。



新和田トンネルを抜け美ヶ原高原を横目になだらかな峠道をのんびりと爆走。

















いやー、ほんとうに気持ちいい。



18号線に接続し、上田市、千曲市と通り抜けそのまま長野市街へ。















長野の駅前。



すっかり変わってしまい、昔の面影がほとんど残っていませんでした。



実は、私は2歳から4歳ぐらいまでこの長野市の三輪という所に住んでいました。
有名な善光寺から歩いていける距離の所だったと記憶しています。



せっかくここまで来たので善光寺参りをすることに。



ぐるぐるぐるぐる、











なかなかバイクを停めさせてくれる駐車場がみつからず、　











結局境内裏のこんな端っこの方にこっそり路上駐車させてもらうことに。














善光寺本殿。



久しぶりの参拝。

いやー、今見ても見事というか、立派というか、












とにかく堂々たるものです。









五円玉が2枚もあったので2枚とも放り込んでおきました（笑）。




そういえば私が住んでた頃に境内の一部が火事になって燃えたんですよね。
確か、「ケンちゃん、チャコちゃん」を見ていたらニュース速報が出たような記憶があるのですが（笑）、
小さかったのではっきりしません。
元住んでいた場所の近くにも行ってみようかと思いましたが、ほとんど思い出せずに断念。
今度来るときは、もっと調べてから来ようと思いました。





さて、時刻は既に18時前。いくら夏とはいえ夜の峠走行はなるべく避けたいところ。
一路群馬県の高崎市に向けて先を急ぎます。
県道34号線に乗って菅平方面に　。
って、立派な峠道じゃん…。
















大型車禁止の標識のあるゲート。




「十石峠」で味わった時の嫌な思い出がよみがえってきます。
ちょっとやばいかな～？って思いましたが…（汗）


気温がぐんぐん下がりついに20度を下回ると、夏用の薄着では寒く途中でカッパの上着を着用するために一時停車。









月明かりがせめてもの救い。






HIDが峠道を明る照らしてくれるのでいささか心強いのですが、



とにかく落ち着いて行きましょう。



菅平までのぼり、割と平坦な４０６号線をしばらく走り、144号線に接続して嬬恋村に。
ここから群馬県入りです。
このまま大人しく「ロマンチック街道」を走ってくれれば良かったのですが、
マヨはここでさらに54号線で南下することを選択（泣）。



やばいです。
もう本当に真っ暗。
急勾配なためせっかくのHIDも遠くまで照らせず、
暗闇からいきなり急カーブのガードレールが現れます。
次のカーブがどの程度なのかわかりづらいので、ナビの画面である程度予想をつけながら走行。




と言ってもこんな画面じゃ…orz





「浅間・火山ルート」を横切り、難所の「二度上峠」を何とか無事に下り再び406号に接続。

峠道が網の目のように広がり、どこまでも延々と続いていくかのようです。
この奥深さこそが群馬県ツーリングの楽しみの真骨頂と言えるでしょう。　



長い峠道もようやく終わり、剣崎町のあたりで花火が上がっていましたのでしばし見物。



無事に峠を越えたお祝いのような感じでなんか得した気分です（笑）。















そういえばもう夏休みも終わりなんですね。





そのまま高崎市街に入りようやく実家に到着したのは20時半過ぎでした。



この日の走行距離は450キロ超、時間にして約14時間弱のソロツーでした。



さすがに疲れましたが、風の向くまま気の向くままに峠を選択できるこの自由さは、
群馬ツーならではの醍醐味であることを再認識した次第です。



チームの皆さんのみならず、バイクで峠道を走ることが好きな方にはぜひとも味わって欲しいものです。




もちろん、昼間にですが…(-_-;)