これでよかったのです

ウオッカが無念の引退となりました。
正直、もうこれ以上走らなくてもいいと思っていただけにホッとしました。



成績にムラがあるために本当の意味で最強牝馬とは思えませんが、こと府中では最強の牝馬でしたね。
この馬の思い出は私の競馬人生の中で最も素晴らしいと思えるパドック（2007有馬記念）を見せてくれた事。
結果負けましたが、このパドックを見れただけでも価値があったと思っています。
武豊騎手との関係が切れた事は少なからず私を混乱させましたし、失礼ながらこの馬に対する熱は下がってしまいました。



今後はしばらくの間アイルランドで繁殖生活に入るようです。
受け入れ先がギルタウンスタッドに決まり、複数年留まるそうです。
同牧場は世界的オーナーブリーダーのアガカーン殿下が所有しているそうで、谷水オーナーは「できたら産駒を日本で走らせたい」と話しているそうです。


とにかくこれ以上走らなくても良いと思っていただけにこの引退にはホッとしました。
とにかく丈夫ないい子を産んで欲しいですね。

繁殖に上がれるのであれば牝馬は出来るだけ早く引退させるべきです。
体が痛まないうちに北海道に帰してあげないと…。ウオッカは一年遅いような気がしました。

本当によく頑張ったと思います。
ゆっくり休ませてあげたいのですが、なかなかそれも難しいのでしょうね。